yukaDD(;´∀`)

 

 

 

何か大切なものを失った経験がある人に寄り添える曲になれば

 

 

 

――「Carry On」は大切な人、大好きな人との「別れ」がテーマのJin Nakamura氏による書き下ろし楽曲とのことですが、レコーディングで意識された点、楽曲の聴きどころを教えて下さい。

 

「Carry On」自体には「続ける」とか「終わりじゃない」という意味がありますが、自分の大事な人だったり、大切なものが無くなったり、失われたりする時って誰でもあると思うんです。その時に「あの時はこうしておけば良かった」「どうしてこうなってしまったんだろう」って気持ちが誰にでもあると思うんです。その時の心の状態を素直に曲にしたものです。

別れは人それぞれあって、誰もが一度は経験するものだと思うんです。恋人との別れだったり、家族や友達、大切な人との死に別れだったり、そういう辛い経験をした人達はもちろん、そうでもない人にも是非聴いてもらいたいです。

レコーディングでは、そういった何か大切なものを失った経験がある人に寄り添える曲になればいいなという思いで挑みました。

 

 

yukaDD(;´∀`)「Carry On」 映画『シグナル100』主題歌 ティザー映像

 

――英語、中国語で歌う際に苦戦した点を教えて下さい。

中国語は初のチャレンジだたので、特に発音に全て苦戦しました。どちらもまだほんのちょっぴりしか話せないですが、今、猛特訓中です。

 

――映画『シグナル100』をご覧になった感想や、映画の中で「Carry on」がどのように作品に反映されていると感じましたか?

 

力強く生きることの大切さ、自分の意思に反して自ら命をたってしまう命の儚さや、そこに失ってはいけない、生きることへの執着心が垣間見えて生きるということを考えさせられる、そんな映画でした。大切な人たちを失っていく中で、「大切なものが無くなったけど、まだ私の中では終わって無くて終わらせない、終わらせられない、続いている」っていう意味が今回の楽曲「Carry On」に込められていてます。そんな切ない心情が、映画に寄り添い反映されているように感じました。

 

 

 

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