(左から:金澤 亜美、安納 蒼衣、早﨑 すずき、吉本 此那、西森 杏弥)

 

秋元康総合プロデュース、乃木坂46の公式ライバルとして2023年8月30日にデビューした23人組アイドルグループ・僕が見たかった青空。通称:僕青として人気急上昇中の彼女たちの2ndシングル「卒業まで」のリリースを記念して、レコチョクでは購入者を抽選でご招待した、僕青トークイベントを開催。イベント終了後、イベントに出演した安納 蒼衣、金澤 亜美、西森 杏弥、早﨑 すずき、吉本 此那にインタビュー。イベントの感想から、「卒業まで」に込めた想い、さらにファンへの想いなど、様々なことを語ってもらった。撮りおろし写真と合わせて、最後までチェックしてほしい。

 

 

一緒に楽しい思い出がたくさん作れたら嬉しいです

 

──僕が見たかった青空の2ndシングル「卒業まで」リリース記念、レコチョク限定トークイベントを先程終えたばかりですが、イベントはいかがでしたか?

 

西森 杏弥:とても緊張しましたが、すごく楽しかったです。ファンの方々がだんだん反応を返してくれるようになったのが嬉しくて。トークはまだまだ苦手なんですけど、とても楽しい時間でした。

 

吉本 此那:この5人で話すことはあまりなくて、緊張したんですけど、いつも会いに来てくださるファンの方が多かったので、安心してトークができました。逆に安心しすぎて、いろいろバレちゃったところがあったのですが(笑)、楽しくトークができたかなと思います。

 

早﨑 すずき:握手会などでファンの方と近い距離でお話する機会はあるのですが、メンバーと一緒にファンの皆さんの目の前でトークするイベントは初めてだったので、来てくださったファンの方も、いつもとは違った楽しさを感じてもらえていたらいいなと思います。

 

安納 蒼衣:今日は近い距離でのトークイベントだったので、聞いてくださっている方の表情がよく見えて、話していることに対してのリアクションがわかりやすかったです。私たちもすごく楽しかったし、アットホームな感じでトークができて嬉しかったです。

 

金澤 亜美:すごくアットホームで暖かい雰囲気の中でお話できました。「卒業まで」の期間のことを振り返ることもできたし、ファンの方のトークに対するリアクションを近くで感じられたり、質問をしてくださったりと、このイベントならではなことができて楽しかったです。

 

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──「卒業まで」のリリースから約2カ月経ちますが、改めてどんな曲になったなと思いますか?

 

西森:「卒業まで」はちょっと昔風な曲調なので、あまりアイドル曲っぽくないっていう印象もあったんですが、新たなチャレンジをすることによって、新しい僕青(僕が見たかった青空)を見せられてよかったなと思っています。

 

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──こういった昭和歌謡テイストの楽曲は、昭和世代からすると“懐かしい”と感じるのですが、メンバーの皆さんの世代にはどんなふうに響いたのでしょうか?

 

早﨑:初めて曲を聴いた時は“おっ?!”って驚きました。たしかに、聴きなじみのある曲調ではないのですが、逆にそれがいいなと思って。今はSNSで昔の曲も流行っていますよね。

カップリング曲も含めた僕青の曲の中でも「卒業まで」はかなりジャンルが違うし、僕青の新しい一面が見せられる楽曲になっていると思います。ライブでも楽しみにしてもらえたら嬉しいなと思うし、すごく成長できたシングル期間だったかなと思います。

 

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吉本:デビューシングルの「青空について考える」とはまた違った曲調だったので、初めはどう踊ったらいいのかな?とか、どう感情を込めたらいいんだろう?と、ちょっと緊張しました。難しくて、まだ全然慣れてはいないけど、歌い方を意識したり自分の中で工夫したりして、最近は緊張感が少し減った感じはしています。

 

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安納:私も最初に聴いた時は、歌詞に込められた感情がなかなかわからなくて、いろいろ苦戦していたんですけど、最近はパフォーマンスをするたびに“切なさポイント”を感じるところが違っていて、この曲の世界観が好きだなと思っています。けっこうレトロな楽曲なので、私のおばあちゃんも気に入ってくれています(笑)。

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金澤:「卒業まで」はデビューシングルとも全然違うし、普段の私たちの表情や雰囲気とも全然違う曲だったので、まず曲の中の主人公がどういう気持ちだったのかを考えるところから始めました。このシングル期間を通して、いろんな曲の解釈の仕方がわかるようになったし、表情のバリエーションが増えた気がするので、私もすごく成長できた時間だったなと思います。

 

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──歌い始めからハモリが入っていたり、追っかけパートがあったりと、コーラスワークがとても印象的だなと思ったのですが、レコーディングはどんなふうに進めていかれたのですか?

 

早﨑:ハモリの部分は、ディレクターさんがメンバーそれぞれの声を聴いてくださって、パートがその場で決まったんです。なので、主メロじゃないハモリパートを歌うことになったメンバーはその場で覚えなきゃいけなくて、だいぶ苦戦したと聞きました。私は主メロを歌っていたので、そんなに苦戦はしなかったんですけど…ハモリパートだった人いる?

 

金澤:私はハモリパートでした。その場で聴いて、それをすぐにレコーディングするのがすごく難しかったです。レコーディングが終わったら、そのメロディがすぐに抜けちゃうぐらい難しくて。音楽番組やライブでも歌うんですけど、つられちゃったり、ハモリも上にいったり下にいったりするので、どっちだっけ?ってなる時があります。

 

早﨑:みんなの声が入った音源を初めて聴いた時、懐かしい感じの曲だけど、みんなの声はそのまま活かされていて、逆に新しい形の曲の雰囲気になっていて、そこにすごくグッときました。

 

──確かに、レトロな曲調と若い世代の声が融合して、今を感じる楽曲になっていますよね。「卒業まで」というタイトルなのに、MVの舞台が漁港だというのも面白かったです。学校じゃないんだなと(笑)。

 

早﨑:そうなんです。漁港になったのは「出会いと別れが多い場所だから」と監督さんから聞きました。恋愛以外でもいろんな出会いと別れがある季節に“遠くに旅立つ”とか、そういう意味が込められています。

 

──なるほど、そういう意味があったんですね。表情や踊りも独特ですが、大変だったことや印象に残っていることはどんなことですか?

 

西森:表情作りが難しかったです。カメラを回しながら監督さんが「もっともっと、哀愁漂う顔して!」っておっしゃるんですけど、だんだん“哀愁漂う顔ってなんだろう?”ってなってしまって、どれが正解かよくわからなくなって(笑)。「このパートは強めの意志が現れているところだから、涙を流すのは違う」とか、細かな指示をいただいて、この撮影を通して、自分の中の引き出しが増えたなと思っています。

 

──一人ずつの撮影が多くて、みんなで踊るシーンが少なかったというお話がトークイベントであがっていましたね。

 

吉本:最初の撮影がみんなで踊るところからだったら、そんなに緊張しなかったのかもしれないですけど、最初がひとりぼっちの撮影だったので、すごく緊張していたことを覚えています。

 

──夜のシーンもありましたが、朝から夜まで1日漁港にいたのですか?

 

早﨑:そうなんです。すごく寒かったです!みんなカイロを貼ってました。寒すぎて震えたよね。

 

西森:震えもあったけど、不思議なことにカメラが回ったら唇の震えがピタッと止まったんですよ。ちゃんと楽曲に入り込めているんだなぁと感じました。

 

──「TOWER RECORDS MUSIC」では2回、ボイス付きのプレイリストを独占公開されました。自己紹介や「卒業まで」の聞きどころなどを一人ずつお話していただいていますが、他のメンバーのボイスを聴いたり、ファンのみなさんからの反応を聞いたりすることはありましたか?

 

西森:自分のボイスを聴くのは少し照れくさかったです(笑)。文章で曲を紹介するのとは違って、自分がここを一番聴いてみてほしい!というポイントを自分の声で伝えている感じが、聴いている途中で恥ずかしくなっちゃって、他のメンバーのボイスを聴きました。

 

吉本:「卒業まで」がリリースされたばかりの頃に録ったので、他のメンバーのボイスを聴いて、みんなはこの曲を聴いてどう思ったのかな?とか、どういう感想を話しているのかな?って、お勉強させてもらいました。

 

早﨑:たくさんある「卒業まで」の聴きどころをギュッと凝縮して一言で話しました。メンバーそれぞれポイントが違うので、それを聴いてもらった後に曲を聴くと、同じ曲だけど聴き方が変わるんじゃないかなと思っています。

 

安納:「TOWER RECORDS MUSIC」で曲を紹介した頃の自分が好きだったポイントと、それから時間が経って今の好きなポイントは変わっていたりするので、たくさん紹介したいなと思いました。

 

金澤:私もみんながどういうふうにこの曲を感じ取っているのか興味があって、実際に聴いてみたら、それぞれ好きなポイントや曲の感じ方が違っていて、面白いなと思いました。

 

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──今年の6月で結成丸一年となりますが、今のグループの雰囲気はいかがですか?

 

早﨑:今はワンマンライブもやらせていただくようになって、ライブパフォーマンスをする機会も増えたので、メンバーの成長している部分もすごく見えて、たぶん伸びしろしかないんだろうなって思っています。この短期間ですごい成長したメンバーをたくさん見てきたので、これからどのくらい変わっていくんだろう、っていうのがすごい楽しみになってきているし、ファンのみなさんも私たちの成長を楽しんでいただけたらいいなと思います。

 

──では、今の僕青を一言で言うとしたら?

 

吉本:一言で言うと『青春』ですね。

 

──いいですね。一緒にいると楽しいですか?

 

金澤:すごく楽しいです。変に気を遣うこともないし、私はあまり話す方じゃないんですけど、話したい時は入るし、ひとりでいたい時は一人でいる。そんなふうに自由でいられるし、ありのままの自分でいられます。

 

早﨑:今は特にワンマンライブも近いので、一体となって、みんなでグループのことを考えていきたいですね。

 

──それでは、最後に応援してくださるファンのみなさんにメッセージをお願いします。

 

金澤:さっき、すーちゃん(早﨑)が言っていたんですけど、本当にこの短期間でみんなすごい成長していて、一年前の映像を見たら全然違うんですよ。見た目も中身もすごい成長しているので、これからどんなグループになっていくか、これからもずっと見守っていてほしいです。

 

安納:いつも応援してくださり、ありがとうございます。デビューしたばかりの頃から見てくださっている方からしたら、もう別人に見えるんじゃないかなってくらい変わっているような気もするし、意外と変わってないような気もしていて、自分でも自分の変化に怖いなと感じることもあるんですけど(笑)、これからもいい方向に変わっていけたらいいなと思っているので、ぜひ応援してくださったら嬉しいです。

 

早﨑:数多くのアーティストさんやアイドルさんがいる中で、僕青を見つけてくださってありがとうございます。いつも応援してくださるファンの方たちには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にエネルギーになっています。一つ一つのお仕事に繋がっているということも最近すごく実感しているので、これからの私たちを楽しみにしていてほしいです。一緒に楽しい思い出がたくさん作れたら嬉しいです。

 

吉本:僕青を応援してくれているみなさん、いつもありがとうございます。自分たちでも日々成長していることを実感しているし、ファンのみなさんからいつも元気やエネルギーをいただいています。私たちがもっとみなさんの元気や勇気になれるように、日々頑張るので、ずっと見守っていてくれたら嬉しいなと思います。

 

西森:私たちがファンのみなさんの、ちょっとでも生活や人生の一部になれていることがありがたいなと思いますし、それが当たり前のことではないなと日々感じています。私たちはデビューしたばかりで、まだまだできないことも多いですが、23人それぞれが23通りの表現や、いろんなものをどんどん溜めているところで、すごい勢いで成長できる状況にあると思います。そんな私たちを見逃すことなく、見守っていただけたらいいなと思います。これからも応援よろしくお願いします。

 

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文:大窪由香

写真:平野哲郎

 

▼TOWER RECORDS MUSIC限定・僕が見たかった青空限定メンバーボイスプレイリストはこちらから

https://music.tower.jp/artist/detail/2002739567