グループ初の3大都市ツアーを締めくくった「マイナビBLITZ 赤坂」公演を映像化したLive Blu-ray 「IVVY ONE MAN LIVE~SHOW昇~」を8月8日(水)に発売するIVVY。限定グッズや特典会がセットになったスペシャルアイテムの予約をWIZYで7月2日(木)まで受付中(https://wizy.jp/project/485/)。ステージへ向けた日々、当日のパフォーマンス、そして今回のWIZY限定特典についても話を聞いた。

 

 

今だからこそ、5人が息を合わせて、このひとつの高度な作品ができたことを、すごく誇りに思っています

 

 

――LIVE Blu-rayIVVY ONEMAN LIVE~Show 昇~』がついにリリースされますが、あらためて映像をご覧になってみていかがでしたか?

 

HIROTO:素直にカッコいいなと思いました(笑)。自分たちのライブを客席から観ることができないので、あらためて映像で確認することで、すごく客観的に見ることができたんです。しかも、今回はステージだけでなく、サウンドの演出も全部自分たちでやった上で、プロの方にまとめていただくという仕上げ方をしたので、こだわりが詰め込まれているんです。特に苦戦した登場シーンは、結果として本当にカッコよくなっていたので、すごく満足しています。

 

――仮面を剥いで登場するところですよね。

 

HIROTO:はい。あの演出は絶対に入れたかったんです。

 

YU-TA:みんなでライブの全体的なイメージも共有していたので、その意見を聞いたときは、みんなが“いいね!”とすぐに賛成したんです。

 

TOSHIKI:「First&Last」という曲は、今回のためにアレンジをしたので、僕とHIROTO、YU-TAという、初期メンバーのボーカル陣3人でスタジオに入って練習をしたんです。それがちょっと恥ずかしくて(笑)。もうメンバーみんなが家族のような存在だからこそ、3人だけで練習をしたのは、新鮮な感覚でした。

 

HIROTO:でも、1時間だけやってすぐに帰ったよね(笑)。

 

YU-TA:そう! 僕は2人より先にスタジオに入ってソロパートで初めて弾いたピアノの練習をしていたんです。その後に2人が来て、パッとあわせてすぐ帰ったので、さっぱりしてていいなって思いました(笑)。でも、今回のアレンジも信頼感があるからこそ、生で披露できるなと実感していて。さっぱりしてた練習を含め(笑)、無駄のない時間を過ごすことができました。

 

KENTO.i:僕は今回、ずっと憧れていた“炎の演出”ができたのがうれしかったですね。リハーサルの時から炎が上がっていて、これはファンの人たちも絶対に喜んでくれるだろうなって思ったんです。でも、今回“炎の演出”という大きな願いを叶えてしまったので、次のツアーは何をしたらいいのだろうというプレッシャーになっています(笑)。

 

 

 

IVVY – Live Blu-ray「IVVY ONEMAN LIVE〜SHOW 昇〜」 (Teaser)

 

 

 

――ステージでイヤモニのトラブルがあったとお聞きしましたが。

 

KENTO.i:そうなんですよ。今回、僕達は初めてイヤモニを使ったんですが、途中で聴こえなくなってしまったんです。でも、落ち着いて乗り越えることができたので、今後もっと大きな会場でライブがやれるようになったときに、トラブルがあっても経験でカバーができるので、逆に良い経験だったなと思っています。

 

――ものすごいポジティブですね…!

 

KENTO.i:そうですね(笑)。トラブルがあった時も、気にせず堂々とやることができたので、すごく自信につながりました。

 

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TAIYU:今回、1曲目の「SHOW~昇~」の振り付けのフォーメーションは、IVVY史上一番難易度が高い構成になっていたんです。でも、それをちゃんとモノにしたからこそ、ひとつレベルが上がった気がしています。それを1曲目から見せることができたのは、このライブが成功した理由だったのかなと思っています。1st、2ndシングルの僕らだったら、この振り付けをそろえることは難しかったと思うんです。今だからこそ、5人が息を合わせて、このひとつの高度な作品ができたことを、すごく誇りに思っています。

 

――5人の絆が強まったからこそなんでしょうね。プライベートで絆を感じることはどんな時でしょうか。

 

HIROTO:僕らは食事をするときは大体5人一緒なんですが、KENTO.i以外は食の好みが合いますね。

 

一同:(笑)

 

KENTO.i:待って!俺合ってないか!?

 

HIROTO:KENTO.iは、健康オタクのようなところがあるので、揚げ物を食べなかったりとこだわりが強いんですよ。この前も大阪に行った時に、他の4人が「串揚げが食べたい」と言ったんですが、KENTO.iが「揚げ物はちょっと…」って言ったので、食べられなかったんです。

 

KENTO.i:それは本当に申し訳ない!(笑) でも、僕に合わせてくれるのも優しいなと、いつも感謝しています!

 

――素敵な関係ですね。さて、ライブのお話に戻りますが、今回はIVVY史上一番大きなステージでのライブになりましたが、相当緊張したのではないでしょうか。

 

YU-TA:めちゃくちゃ緊張しました。とくに始まるまでは経験したことのない緊張感に潰されそうになったんですが、ステージに立った瞬間、一気に吹っ切ることができて、あとは楽しい気持ちでいっぱいになりました。

 

TOSHIKI:僕も、マイナビBLITZ赤坂はお客さんとして訪れていたことがあったので、すごく大きな会場だとわかっていたので、すごく緊張していたんです。でも、実際にステージに立った時に、フワフワした感じは一切なく、ちゃんと地に足をつけたライブができたんですよね。これは僕らがしっかりとライブを積み重ねてきたからこそ。ちゃんと成長していることを感じた瞬間でした。

 

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TAIYU:僕も、冷静にパフォーマンスをすることができたんです。とくに、この映像のマイナビBLITZ赤坂でのライブは、かなりクオリティの高いものをみせられたのではと思っています。

 

HIROTO:……TAIYU、本当に成長したよね。最初のころなんて、冷静どころじゃなかったもんね。

 

TAIYU:うん(笑)。舞台袖で震えてました。というか、僕以外のメンバー4人が、本当にポジティブで、“何がどうしようと関係ない!”というマインドでいるんですよ。失敗したとしても、次はがんばろうとまったくふさぎ込むことのない姿を見ていたら、僕も強い心を持たなくちゃって思えるようになったんです。

 

HIROTO:たしかに、TAIYU以外はメンタルお化けだよね(笑)。

 

YU-TA:うん(笑)。メンバーみんながそんな感じだし、ちゃんと積み上げてきたものを信じているからこそ、その感覚が麻痺しちゃっているんですよ。

 

TAIYU:プライベートで友人といろんな話をすると、ネガティブな話もでるんですけど、IVVYのメンバーは笑えないようなことも笑い飛ばしちゃうんです。その光景を見て、どんなに大変な時でも、この5人なら笑って何とかなるのかなって思うようになったんです。あらためてすごく好きなメンバーだなと思いました。

 

 

 

 

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