親孝行になればいいなって思って。親からの“爆誕”、という意味も込められています
――『爆誕 -BAKUTAN-』というタイトルはどのように生まれたのでしょうか。
田口:アルバムが出来上がった瞬間、「爆誕!」って思ったんです。さらに、YouTubeの感覚で、タイトルは短い単語が絶対にいいなと思っていたこともあり、 「これだ!」と思いました。ノンラビがあらためて、メジャーというフィールドに生まれました、よろしくお願いしますという気持ちも込められているので、すごくマッチしていると思いました。
――さらに、それぞれのお父様と共演されているのもすごく印象的ですね。
田口:CDショップに無いのってなんだろう、と考えたら家族写真かなって思ったんです。それって珍しいからこそ、目に飛び込むと思いますし、それが結果的に親孝行になればいいなって思って。親からの“爆誕”、という意味も込められています。
――撮影はいかがでしたか?
矢野:親と会ったこと自体が久しぶりだったかも!
田口:年に1回くらいしか会えないもんね。それに、なんか緊張している感じに腹が立ったんですよ(笑)。ソワソワして、めっちゃトイレにいっていて(笑)。
太我:僕のお父さんはめっちゃ喜んでいましたね。撮影をすると言ったら、「もっと早く言え」って言われました。どうやら体を絞りたかったみたいで。今回もこの撮影前までにめっちゃ走っていたんですよ。その成果を見てもらいたいですね(笑)。
――さて、このメジャーデビューのタイミングで、お互いに伝えたいことはありますか?
矢野:これからもずっと、3人で飲みに行けるような関係性でいたいですね。いくつになってもバカができるような関係でもいたいんです。
太我:3人で笑い合えるのが理想なんですよ。くだらないことをし続けたいということが根底にあるから、いくつになっても今のままでいたいですね。
田口:俺からしたら、2人はずっとかわいい後輩なんです。きっとふたりからしたら、イジってくるおっさんだと思うんですよね。それでいいと思っていて(笑)。
――YouTubeも続けていたいですか?
田口:そうですね。YouTubeをやっているときもそうですが、同じバンドメンバーで、同じタイミングで爆笑が出来ることって、少なくなってくると思うんですよ。あまりそういう先輩のバンドを知らないので、いまのまま、この関係性を大事にしていきたいと思います。
矢野:ちなみに、その仲が悪い先輩って誰なの?
田口:言わせようとするな!(笑)
――あはは。そして、今回はオリジナルプレイリストも作っていただきましたが、浜崎あゆみさんの「BLUE BIRD」やBLUE ENCOUNTの「ハミングバード」…バードが多いですね?
矢野:気づきました?(笑)
田口:鳥縛りです!羽ばたくという意味を込めて選びました。僕らにも『BIRD WITHOUT』という曲があるんですが、羽を何回折られても、新しい羽根をはやして飛んでいきたいという意味があったので、それをきっかけに選びました。
Non Stop Rabbitのプレイリストはこちらから♪
dヒッツ:https://dhits.docomo.ne.jp/program/10021907
――今の気持ちがしっかりと入ったリストになりましたね。さて、今後3人でやってみたい目標を教えてください。
矢野:テレビ埼玉で『いろはに千鳥』という番組があるんですが、そういった冠番組をやりたいんです!僕達、埼玉県出身のバンドなので、ぜひテレビ埼玉さんから攻めていきたいですね。
太我:僕は、僕らのことを知らない人を減らしていきたいですね。数字として見えたら嬉しいんですけどね。あとノンラビを知らない人が残り何人みたいな。
矢野:アンケートどうやってとろうかね?
――国勢調査…?
田口:絶対入れてもらえないですから!(笑)僕は全国ツアーです。2020年にできなかったので、その力が溜まったまま、膨らんでいる状態なんです。早くライブで爆発させていきたいですね。
太我:学園祭ライブツアーとかしたいよね。
田口:いいね。早くみなさんに会いに行けるよう願っています!
文:吉田可奈
▼Non Stop Rabbitが作ったRecTVのMVリストはこちらから(※視聴にはアプリDLが必要です)
https://rectv.jp/playlist/?id=4412
▼関連インタビュー
※各記事に記載されている内容は公開時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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Non Stop Rabbit
2016年11月1日、埼玉にて結成した3ピースロックバンド。
活動初期は路上ライブをメインに活動していたが、音量制限の問題などで自粛を余儀なくされ、YouTubeやTwitterに活躍の場を広げる。
SNS上では 音ネタ動画を中心にBuzz動画を複数発信している一方で、音源のリリースもハイペースでおこなっている。
Vo.晴人の甘く高い声とGt.達也が作り出す疾走感溢れるメロディーに、サウンドプロデューサー・鈴木Daichi秀行がアレンジを加える楽曲は、多くの人に愛されている。
なお、ライブには必ずYouTuberとしての活動で培ったトーク力を活かすお笑いコーナーがあり、こちらも必見の内容になっている。
2020年12月9日、ポニーキャニオンより待望のメジャーデビュー。