椎名慶治ソロ活動10周年記念！公開インタビュー「これからの10年も絶対に面白いことが起きると思うので、その目撃者になってほしいな」

 

 

 

これからの10年も絶対に面白いことが起きると思うので、その目撃者になってほしい

 

 

 

奥：今日はこの10年の裏話もたくさん聞けましたね。

 

椎名：一番大事なのは20周年に向けてと、次のアルバムをどうするの、っていうことだと思うのね。俺の最大の強敵はSURFACEだから、いい意味でプレッシャーを感じてるし、『ON』と『PASS THE BEAT』に負けないアルバムになると思うから。さっき言った曲の他にも「そんなに好きなら好きって言っちゃえば？」という曲があったり、10周年をちゃんとお祝いできるアルバムになると思う。となると何がやりたいかって、やっぱりお客さんを入れたライブですよね。みんなが声を出していいライブが一番やりたいなぁ…みんながいてくれてどれだけ助かってたのかわかったのもあるし、何より楽しいですよ。来れなかった人たちのために配信もしながら、お客さんが満杯の状態でライブがしたいですね。

 

奥：そして、20周年という気が早いけどうれしい言葉もありましたね。

 

椎名：20年＝今から10年後。歌っていたいけど、不安もつきまとうところで。これからいろんなことが起こり得る年齢じゃないですか。それを乗り越えていくためにも、ある程度、筋肉を付けなきゃいけない歳になっちゃったんで、ダイエットも始めて(笑)。ずっとみんなの前で歌っていられるように、気を付けていきたいですよね。

 

奥：ついにそんな日が来てしまった(笑)。

 

椎名：もう無理ですもん！ライブが終わるごとに背中が痛いって、ツアーがあったらどうなるのって話でしょ？(笑)だから、楽しく身体の環境を整えるということですかね。

 

奥：これを見てくれてる皆さんとまた10年、一緒に歳を取れたらいいですよね。

 

椎名：もう1回、みんなの顔を見ようよ。(画面が切り替わり)みんな見えてますか？　めちゃめちゃ手を振ってくれてんじゃん！(笑)　楽しかった？本当にこんなにたくさんの人が見てくれて…だからこそやめるわけにはいかないよね、マジで。

 

 

――最後に皆さんに向けて、椎名さんからメッセージをもらって終わりたいと思います！

 

椎名：この10年の集大成として、ライブBlu-ray『RABBIT“LIVE”MAN』とシングル「KI？DO？AI？RAKU？」がリリースされて、それを皆さんが手に取ってくれたから、今こうやってつながれてるわけです。10年って短くないよねとわかる作品になってると思うし、忘れちゃいけないのが、俺が歌ってるあの映像には、必ずお客さんも映ってるわけで。そこには絶対にお客さんがいて、いつかあの場所に必ず帰ってくると願って、俺はこれから先も音楽を続けていくので。そのときに、このインタビューを見てるみんなが俺の目の前にいてくれたら嬉しいなと。これからも二足のわらじをやめないし、もしかしたら椎名慶治とSURFACEの対バンとか(！？)。この10年、本当にいろんなことがあったからこそ、これからの10年も絶対に面白いことが起きると思うので、その目撃者になってほしいなと思います。この10年、本当にありがとうございました。そしてこれからもまた、長い付き合いをしていってほしいなと思います！　

 

 

取材・文：奥“ボウイ”昌史

 

 

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