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こんな僕のことを応援してくれる人に向けて感謝の気持ちを伝えられる曲にできたらいいな

 

──そして今回WIZYでは、今年3月に発表した「24/7 in da House」のMV制作プロジェクト(https://wizy.jp/project/593/)を実施されています。このプロジェクトを始めようと思ったきっかけを教えてください。

 

「ON THE WAY」の中でも、“気付いた時にはメジャーのテッペン”って歌ってるんですけど、それを現実にするために、世間に認知される曲を作りたいなと思って。その頃ちょうど新しいSNSのClubhouseが流行り始めていたので、“Clubhouseの曲っていえばこれだよね”っていうポジションが取れる曲があったら強いんじゃないの?と思って「24/7 in da House」を作ったんですよ。トラックやサビのメロディは作曲家クルーのMAD LEMONが作ってくれたんですけど、それがすごく評判がよくて。Tiktokerのローカルカンピオーネが振り付けして踊ってくれて、TikTokでも話題になったり、ラジオも決まったりと広がっていったので、ただMVを作るんじゃなくて、「この曲に関わった」っていう人が多い状況を作ってMVを出したいなと思ってので、クラウドファンディングを選択させていただきました。

 

──どんなMVを作ろうと考えていますか? ダンススタジオ「En Dance Studio」の新プロジェクト「NEXTinDANCE」とタイアップして制作するとのことですが。

 

本当にありがたいことに、En Dance Studioさん、NEXTinDANCEさんのお力添えを頂くことになりました。そしてなんと、このMVの振付を世界的ダンサーReiNaちゃんが担当して下さることになって。彼女はJustin Bieberのライブや、Chris BrownのMVにも出演したり、NCT U、Stray Kidsにも振付を提供するハンパないダンサーです。元々大好きなダンサーさんなので、決まった時は本当に嬉しかったです!ReiNaちゃんありがとう!(笑)

なので、イメージとしては、ダンスメインの流れにしたいなと思っています。「24/7 in da House」って、24時間ずっと家にいるぜ、みたいな意味合いがあって。その曲名とは相反するんですが、外には出られないけれど、夢の中でならいろんな場所で踊れるよ、というイメージが僕の中にあって。渋谷のいろんなところで踊りまくっているような、そういうMVにしたいなと思っています。

 

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──プロジェクトにはいろんなアイテムがありますが、まずはご自身初のCDプランがありますね。このCDでしか聴けない2曲が入るそうですが、どんな感じの曲になりますか?

 

僕は、技術=正義だと思っているところがあって。昔グループにいたこともあって、アイドルラッパーだとか言われることもあるんです。むしろ、そう言われたいところもありますが(笑)、実際に聴いてみると“あいつのスキルやばいな”ってなればいいなと思って。それを形にしたような感じの曲が1曲。もう1曲は、師匠のAkkeyさんとのコラボになります。これが僕の思いが強すぎて、僕の曲史上、一番時間がかかってます(笑)。まだ完成してなくて、どんなふうになるかわかりませんが、こんな僕のことを応援してくれる人に向けて感謝の気持ちを伝えられる曲にできたらいいなと思っています。

 

──他にも「配信ライブ特別現地観覧プラン」や直筆お手紙付きの「いつもありがとうプラン」など、いろいろとありますが、特にオススメはどのプランですか?

 

やっぱりMVのエンドロールにお名前が流れる「MV個人スポンサープラン」ですかね。僕は絶対にグラミー賞を獲るので。グラミー賞を獲る男がメジャーシーンに行くきっかけになったMVに、自分の名前が入ってるなんて貴重じゃないですか。ぜひ名前を刻んで頂ければと思います。

 

──「配信ライブ特別現地観覧プラン」になっている配信ライブは、どんなライブにしたいと思っていますか?

 

このライブでは自分の今出せるMAXのクオリティを出したいなと思っていて。県をまたぐイベントはまだまだ行けないという人や、会いに行きたいけど行けない、という人が多いので、それならばオンラインライブにして、安心してしっかりと見てもらおうと思ったんです。今は会えないけれど、パフォーマンスでしっかりと返せるような、思いを込めたライブをしたいと思っています。

 

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──今は会えないからこそ、直筆のお手紙プランというのも嬉しいですね。

 

そうですね。今までいただくことはあっても、なかなか自分から手紙を書いたことがなかったので。「あなただけの楽曲を制作 Song for youプラン」もそうなんですが、普段ならやらないようなことを、このクラウドファンディングの機会にやってみるというのは、自分自身もすごい楽しみです。

 

──これからさらに挑戦してみたいことはありますか?

 

ダンス、DJ、ヒューマンビートボックス、ラップなど、ヒップホップカルチャーを一つに融合させたアーティストだと自分で言ってるんですが、どれもできるけど10段階評価で言うと、それぞれ2とか3なんです。「それってどうなんだろう?」と思っていて、今はラップにフォーカスを当てています。そうやって、一つ一つを底上げしていきたいなと。ボイトレももっとやって、しっかり歌えるようになりたいし、トラックメイキングのスキルも上げたい。だから、ちょっと先になると思うんですが、全部自分で作ったアルバムを出したいなと思っています。トラックもリリックも、アートワークも、すべて自分で作ったアルバムを出したいですね。

 

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──お話を聞いていると、日々やることがいっぱいでお忙しそうですが、どんなことで息抜きをされていますか?

 

Akkeyさんと家でゲームをやっています。Nintendo Switchの「大乱闘スマッシュブラザーズ」を、わりと本気で(笑)。あと、お笑いの動画を見るのも好きですね。最近はレインボーというコンビにすごくはまっていて、「レインボーコントチャンネル」というYouTubeチャンネルをよく見てます。めちゃくちゃ面白くて、リフレッシュさせてもらっています。

 

──では最後に、応援してくれているファンの皆さんにメッセージをお願い致します。

 

フリーで活動している中で、自分の力が足りてないなあとか、まだまだだなと思うところはたくさんあるんですが、そんな中でもこうやって僕のことを支えて応援してくれてる人がいることに本当に感謝しています。当たり前じゃないなって思っています。そして今回、クラウドファンディングで支援してくれていることにも本当に感謝してます。いつもありがとうございます。絶対に成功させて最高の MV を作るので、この記事で僕のことを初めて知った方も、応援してくださると嬉しいです。よろしくお願いします。

 

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文:大窪由香
写真:平野哲郎

 

▼「24/7 in da House」MV制作プロジェクト【WIZY限定】
2021年5月31日(月)23:59まで。
https://wizy.jp/project/593/

※各記事に記載されている内容は公開時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。​

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    vVeSt

    兵庫県出身東京都在住のラッパー。ジュノンボーイ初のアーティストグループにて約3年間リーダーと振付師を務め卒業。提供した振付は20曲以上。日韓合同プロジェクトG-EGG出演。過去にはモデルとしても神戸コレクションに出演、DJとしても大舞台に立つなど様々な分野で活動してきた。

    完全自主制作で1st EP"4"を制作し、昨年11月にリリース。 EPの中からリード曲の「ON THE WAY」をMVとして公開し、1万回再生を越えるなど大きな反響を呼んだ。

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