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僕たちの楽曲には、“みんなを応援する、元気にする”というコンセプトがあるので、そのコンセプトだけは変えたくないなと思っています

 

 

──そして昨年12月にリリースした「GOOD LUCK」はまったくの新曲ですか?

 

黒宮:そうです。これは彼の地元の福井に、女子フットサルチームの「福井丸岡RUCK」というチームがあって、彼の地元なので応援したいなという気持ちで書いた曲です。応援歌なので、元気になれる、そしてサポーターとみんなで声を出して歌っているところをイメージして作りました。僕たちの楽曲には、“みんなを応援する、元気にする”というコンセプトがあるので、そのうちの一曲になったなという感じです。

 

吉田:そのコンセプトだけは変えたくないなと思っています。歳を重ねるにつれて、いろんな曲がほしいなとは思いますが、伝え方が変わったとしても、曲を聴いてくれる誰かを元気にしたいっていう気持ちは変わらないですね。

 

 

ラチエンブラザーズ – GOOD LUCK

 

 

──ラチエンブラザーズは、コロナ禍で積極的に配信ライブを展開されていましたよね。

 

吉田:正直僕は1日でも早く、僕らがしゃべったら笑い声が聞こえてくるような日々が帰ってきてほしいなという気持ちしかないんです。だから、これが最後、これが最後と思いながら配信ライブを行なってました。でも、この期間があったからこそ、お客さんがいなかったら僕らは絶対に成り立たないなということを再認識することもできました。だから次にみなさんと会える時には、一つ一つ一球入魂でやってやろうと思いましたね。

 

黒宮:あと、配信のいいところは、全国の方に見てもらえることですよね。普段路上ライブを楽しみにしてくれていたと思うんですけど、それが急になくなってしまって、こんな状況下の中で楽しみもなくなったら、八方塞がりになっちゃうじゃないですか。映像になってしまうのは僕たちも不本意ではありますが、声だけでも届けられたら、それも楽しみの一つとして、少しは元気にさせることもできるのかなと思います。

 

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──今回WIZYでは、3月21日(日)に行なう配信ライブのチケットと、特別グッズを発売されますね。

 

吉田:はい。6周年直前配信ライブという名目でやらせていただきます。きっとこのライブが、コロナが終息し、最後の配信ライブになると信じていて、その後はきっと有観客+配信というスタイルになると思っているので、配信ラストライブという気持ちで僕は挑みます。

 

黒宮:6周年と言いつつ、昨年はコロナで活動ができなかったから、5.5周年ぐらいの感覚でいるんですけど、僕も配信メインの活動に終止符を打ちたいなと思うライブではあります。今回特別なグッズもあるので、少しでもファンの方たちに楽しんでもらえるようなライブになればと思っています。

 

──グッズはどんな内容ですか?

 

黒宮:春を意識したクローバーをモチーフにしたデザインで。僕らは春に結成したので、春っぽいデザインがいいなと思って作りました。四つ葉のクローバーは、幸運のアイテムだったりもしますしね。

 

──配信ライブの会場は、レコチョクオフィスになるそうで。

 

吉田:そうなんです、素敵な会場で。ずっとやりたくて一年ぐらい言い続けていたので、満を持してです(笑)。

 

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──他にも今年、何か進んでいることはありますか?

 

吉田:年明け一発目に「プレイボール」っていう曲を黒宮が書いてくれたんです。僕ら草野球を始めたので、野球の歌を書こうよってことで。年明けに一曲ずつメロディだけでもいいから共有しようよっていって、お互いに一曲ずつ作って共有し合っている段階でストップしています。もうメロディはできているので、配信ライブでもしも聴けたら“聴けてよかった!”と思っていただければ(笑)。

 

黒宮:今、作り直しているんですけどね。

 

吉田:俺のもサビしか残ってないよ(笑)。勢いで出すのがいいのかもしれない。あんまり温めすぎるとだんだんよくないように聴こえてくるんですよ。

 

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──ライブで聴けるのを楽しみにしていますね。これからやってみたいこと、目標はありますか?

 

吉田:今年の目標はやっぱり、会いたい人にしっかり会えるようになる、そういう環境に戻すっていうことですかね。だから僕らもちゃんとコロナと向き合って、しっかり対策するところはして、1日でも早くみんなとまたワイワイできるように、ライブを一緒に楽しめるように徹底していきたいと思います。目標は、みんなと会うことです。

 

黒宮:ラチエンブラザーズらしいライブをみなさんにお届けするのが目標ですね。水を撒いて、馬鹿騒ぎして、声を枯らして帰るっていう。コロナ前は毎日そういうことができていたので、まずはライブがやれるような状況に戻すことだと思っています。

 

 

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文:大窪由香

写真:松永光希

 

 

▼【ラチエンブラザーズ6周年直前配信ライブ 配信チケット&グッズ予約受付!】プロジェクト はこちらから

https://wizy.jp/project/569/ 

■プロジェクト期間:2021年2月10日(水)0::00~3月8日(月)23:59

 

 

▼ラチエンブラザーズが作ったプレイリスト「ラチエンブラザーズのルーツ曲!」はこちらから

dヒッツ:https://dhits.docomo.ne.jp/program/10022183

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  • ラチエンブラザーズ

    ラチエンブラザーズ

    2015年4月に結成。パフォーマー担当の吉田弦と作詞作曲担当の黒宮雅斗からなるアコースティックデュオ。東京を中心にライブハウスや路上ライブにて活動を行っている。
    水をまき散らし、コスプレをしと破天荒なライブパフォーマンスを繰り広げる吉田と、その後ろで静かにキャッチ―なメロディーを奏でながら吉田を見守る黒宮という相反する2人。
    芸人でいうと、吉田は「ボケ」で、黒宮は「吸収」。
    そんな2人のライブは1度見た人を離さず、着実にファンを増やしている。
    昨年からのコロナ禍により、思うように活動ができない中であっても、頻繁に配信ライブを行い、「音楽を届ける」ことをやめなかった。

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