五感のすべてで楽しんでもらえるようなフェスに成長させていきたい
──今回は、「Eggs」のオーディションで勝ち抜いたアーティストが、フリースペース・ステージで演奏できるという新たな試みも企画されましたが、それも新しいバンドにも出てもらいたいという思いからですか?
そうなんです。最初のステージが始まるまでの待っている間に、新しい音楽を聴いてもらえたら、お客さんも楽しいだろうし、アーティストの方たちにとっても聴いてもらうチャンスになると思ったので。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのゴッチ(後藤正文)さんにしても、岸田さんにしても、新しい人たちに門戸を開くような、そういう場所を提供しているじゃないですか。それって素晴らしいなと思っていたので、自分なりにですが、そういう環境が整えられたらいいなと思っています。
【「Mt.FUJIMAKI 2019」フリースペース・ステージオーディション】
https://eggs.mu/music/project/mtfujimaki_vote
──藤巻さんご自身はオーディションに出られたことはありますか?
レミオロメンの前のバンドで一度受けたことがありますよ、群馬のラジオ局主催の。何か賞をいただいたんですけど、1位じゃなかった(笑)。
──そうでしたか(笑)。今回第2回を開催されるということですが、「Mt.FUJIMAKI」は今後も継続されていくのでしょうか?
それは考えています。僕自身もまだまだ知らない山梨の魅力がたくさんあると思うし、開催することで僕自身も地元との接点が増えていって、伝えたいことも増えていくと思っています。第1回、第2回は富士山の麓でしたけど、山梨にも魅力的な場所がいろいろあるので、次は違う場所でやったらどうかとか、いろんな可能性があると思うんです。続けていく中で見えてくるものがあるんじゃないかなと思っています。
──では、「Mt.FUJIMAKI」を楽しみにしている方達に向けてメッセージをお願いします。
9月末から10月頭にかけて、山中湖周辺は気候的にとても素晴らしい時期で、過ごしやすいんですよ。気持ちのいい時期に、気持ちのいいロケーションで富士山を眺めながら最高の音楽を楽しんでもらえたら嬉しいですし、ワインや地ビール、山梨の食についても触れていただいたりして、五感のすべてで楽しんでもらえるようなフェスに成長させていきたいので、みなさんぜひとも遊びに来ていただければと思います。
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