藤巻亮太主催野外音楽フェス「Mt.FUJIMAKI 2019」9月29日開催!オーディションも実施♪

自身の名前を冠した野外音楽フェス「Mt.FUJIMAKI 2019」を開催する藤巻亮太さんにインタビュー。富士山を臨む地元・山梨の「山中湖交流プラザ きらら」で開催するフェスへの想い、また、出演をかけた新人アーティストオーディションを実施する意図など語っていただきました。

自分が主催しなければ気づけなかったもので、感性が違う方々から学ぶことは大きかった

 

 

──今年、第二回目となる藤巻さん主催の野外音楽フェス「Mt.FUJIMAKI 2019」が9月29日(日)に開催されますが、そもそもこのフェスを主催しようとした経緯を教えてください。

『北極星』(2017年リリース)というアルバムに収録した「北極星」という曲は、地元・山梨の公民館をお借りして、そこに機材を持ち込んで甲府盆地を眺めながら作った曲で、原点はここだなっていう曲なんです。そこで曲作りをしながら感じたのは、この自然の中で感じたものや人間関係の中で感じたもの、そういうものが自分の歌の原点なんだなということ。この山梨で育んでもらったんだと思ったんです。で、40歳手前になった時に、それに対して、おこがましいですけど何か恩返しをしていけたらいいなという思いがでてきて。最初はそういうシンプルな理由からだったんですけど、何かアクションとして起こせるのであれば、音楽フェスしかないかなって思ったんです。

藤巻亮太「北極星」MV

──昨年、初開催したときに感じたことや学んだことはありますか?

 

たくさんあるんですが、まずは晴れて、お客さんが来てくれて、1日を通して楽しそうにしてくれたこと。その一つ一つの笑顔とか、歓声とか拍手、終わって皆さんが帰っていくまでの様子、そういうお客さんの空気感は忘れられないですね。初めてフェスを主催したんですが、出演のオファーから始まっていろいろな準備をして本番を迎えるわけですが、出演してくださったアーティストの皆さんの凄さを感じました。「この方だったらこの曲作るな」とか「歌声が素晴らしいな」とか「いい曲だな」とか。演奏を一緒にやったからこそ、同じミュージシャンとして感じ得るものがすごくたくさんあって。相手の方の楽曲を自分の身体の中に入れて、一緒に演奏することで、より深くその音楽を好きになっていきました。それは自分が主催しなければ気づけなかったもので、感性が違う方々から学ぶことは大きかったです。

 

──前回は藤巻さんと同世代のミュージシャンの方が多かった印象がありますが、今年は少し上の世代の方が多いように思います。

 

昨年は、第一回目ということもあって、自分にとって存在が近いミュージシャンの方に出演をお願いしました。まず、地元の大先輩である宮沢和史さんに出て頂きたいなと。他の皆さんにも、手紙、メール、LINE、直接連絡もしました。今年出演いただく方は僕にとって年上の方が多いですね。ORANGE RANGEと大塚愛さんは同期で、tetoはかなり若いバンドです。基本的にはリスペクトするミュージシャンに声を掛けさせていただきました。去年もそうだったんですけど、歌の力とパフォーマンスの力、音楽性がすごく深い方ばかりで。

トータス松本さん(ウルフルズ)は昨年「楽演祭―GAKUENSAI-」というイベントでご一緒して。学生さんの前で講義して、その後に弾き語りでライブをするっていうイベントだったんです。それまではあまりお話させていただくこともなかったんですが、このイベントのご縁で一緒に飲みに連れて行っていただいたりして。僕自身もともと尊敬していたんですけど、この歳になって初めてお話した時に感じた“男らしさ”……トータスさんはステージも男前なんですけど、ステージを降りて普通にしているところもすごく男前なんですよ。その人柄が歌にも出ていて、また違う意味で人間としてファンになっていったので、今回どうしても出ていただきたいなと思ってお声掛けさせていただきました。

曽我部恵一(サニーデイ・サービス)さんは最近一緒にラジオをやらせていただいたりしていて。ラジオって普段は緊張しちゃうんですけど、曽我部さんの人柄ですかね、ニコニコとしてくれて、ハッピーな空気感を作ってくれて、そういうところに影響を受けました。曽我部さんが創る世界観は、すごく素敵な言葉の世界で、軽やかなポップセンスがあって、音楽でも今ものすごく影響を受けているんです。曽我部さんのキラキラしたところをライブでも一緒に表現できたらいいなと思います。

岸田繁さん(くるり)はいろんな意味で先輩ですよね。3ピースバンドで始まって、同じレーベルになったこともあって、あと「京都音楽博覧会」を何年もやっていて。一緒にやっていただけないかなという思いがあって、お手紙を書かせていただきました。ちょうど京都音博が1週間前(9月22日)にあるんです。そんな忙しい時なのに、受けていただいて。岸田さんにもその世界観をあますところなく届けていただけたらと思います。

──ORANGE RANGEと大塚愛さんは同期というところで盛り上がりそうですね。

 

ORANGE RANGEは同じ時代を生きてきて、その中でも圧倒的な太陽のようなキラキラ感を持っていて。みんなで一つになって盛り上がれる、フェスの醍醐味みたいなところを期待してしまいます。どこに行っても盛り上げる、あのパワーはすごいと思うんです。僕自身も学ぶことが多いです。大塚愛さんは、去年の「FNS歌謡祭」を見ていた時に、ピアノの弾き語りで歌っていた「プラネタリウム」が素晴らしくて、感動したんです。このフェスに女性にも参加していただきたいなと思っていたのでお声掛けさせていただきました。さらに新しいバンドにも出ていただきたいなっていう思いもあって、若手の中でtetoというバンドがかっこよくていいと聞いて、楽曲を聴かせていただきました。オルタナの中に少しパンク要素もあるところや、言葉の世界がすごく面白いなと思ってます。

 

 

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