BOYS AND MEN-8

 

 

 

この自粛期間、ライブができない悲しみを味わったからこそ、原点を感じられるライブをたくさんしていきたいと思っています

 

 

――では、BOYS AND MENが結成10周年をついに迎えた今だからこそ、今後やってみたいことを教えてください。

 

土田:以前47都道府県ツアーをやらせていただいたんですが、今、もう一度やってみたいですね。この自粛期間、ライブができない悲しみを味わったからこそ、原点を感じられるライブをたくさんしていきたいと思っています。それに、この期間でコミュニケーションを取る大切さをすごく感じたんです。オンラインでさえこうやってみんなに会えるのがうれしいので、メッセージ性の強いライブをやっていきたいですね。

 

水野:自粛期間に入って、自分たちを見つめ直すことで、これからどんどんやりたいことが増えてきたんです。今YouTubeで、東海3県の企業さんを応援する案件を発信していることも続けて行きたいですし、僕達がお世話になったアーティストさんたちを呼んでフェスなどをしたいなと思っています。

 

 

 

【ボイメンの東海三県全力応援団】

 

 

 

――以前、水野さんはリーダーとして抱えるものが大きいとおっしゃっていましたが、この10年でリーダーとしての感覚は変わりましたか?

 

水野:ここ2年くらいで自分のことをやりながら、どうやったらグループに貢献できるのかと思えるようになってきたんです。それに、他のみんなもやりたいことにどんどん挑戦しているので、すごくいい意味で、切磋琢磨していて、“あいつが頑張っているから俺も頑張ろう”って思えるんですよ。それはすごくいい流れだなと思いますね。

 

平松:水野くんの声も、10年前はすごく透き通っていましたしね。そう考えるとこの10年で年を取ったんだなとは感じますね。

 

水野:おい!(笑)

 

平松:あとは純粋にみんなでどこか行きたいなぁ。海外とかになると、みんなの趣味趣向が喧嘩すると思うので、ボーリングとかどう?

 

田村:ボーリングだってみんな好き嫌いあるからね?

 

小林:ボールが重たいからな~。

 

平松:軽いのもあるよ!…もういい、どこにもいかない!

 

本田:じゃあ、ご飯じゃない?

 

辻本:ご飯だめ!勇翔、明太子食えないから!

 

小林:そっかぁ…。

 

平松:なんでやねん!!

 

水野:でも、去年のナゴヤドームの打ち上げも、ちゃんとしたのはまだしてないからね。

 

小林:じゃあそれでやりますかね。でも俺もフェスがやりたいな。フェスって、メンバーの一致団結が必要だから、バラバラだったら上手くいかないと思うんですよ。でも、今はみんながみんなのことを分かっているからこそ、お客さんはもちろん、出てくれたアーティストの方々もこのフェスに出られてよかったって思ってもらえるんじゃないかなって思います。

 

本田:いまはこうやってリモートでしか動けないけど、ある意味ひとつまたリモートという武器ができたと思うんですよ。これからは、いつも通りの動き+αでさらに10周年を盛り上げられると思うので、すごくポジティブに捉えています。

 

辻本:今まで、ずっとみんなで活動することが多かったので、同じように頑張っていたんですが、この10年で徐々に一人一人の現場が増えたり、任される仕事が変わってきたりしたからこそ、自分のオリジナリティや強みが、7年過ぎたあたりから出てきたんです。そこで訪れたこの期間に、自分はこれで戦うという武器がちゃんとでてきたんです。それはそれですごくいいんですけど、やっぱりグループになるともっとおもしろいし、今後も集まったら絶対に面白いので、10年ですごくいい個性ができたなと思っています。

 

吉原:10年走り続けてきて、初めて休憩が訪れて、このイベントは楽しかったなとか、これは大滑りしたから二度とやりたくないなとか、そういうことをすごく感じたんです。グループで5年続くのが本当に難しいと言われている中で、いろいろあったとはいえ10年続いたのは正直に喜びたいですね。

 

――やっぱり、大滑りしたことは残ってる…?

 

吉原:そうですね。各々傷は抱えているとは思います…。

 

田村:もうボイメン辞めたいって思ったくらいのこともあるもんな…。

 

辻本:それって賢ちゃんのあれだろ?

 

平松:おい! 話をここで振るな!

 

吉原:辻ちゃんがイベントの途中でトイレいったのもそうだし…。

 

田村:あと歌詞が全く出てこなくて地獄の空気が漂うみたいな…。

 

辻本:あああああ! たぶん俺が一番多いわ!(笑)

 

――ま、まぁたぶんそういうミスを重ねて今の大成功のボイメンになるわけですからね!

 

小林:ちょっと、結構ボイメンのこと、観てくれていますよね?だとしたら大間違いですよ、これは成功例ではないですよ!(笑)

 

勇翔:あとは、10周年なので、過去にやってきたことを1年目から辿るのもおもしろそうですよね。

 

田村:じゃあ、あれやろうよ! 辻本が瓜になってお尻からでてきたやつ…。

 

本田:ボイメンの七夕昔話劇場ね!

 

辻本:いまやったらすごそうだな…!

 

勇翔:メモリアルツアーとかもいいよね。昔やった思い出の場所とか!

 

小林:VIVACEね!

 

田村:懐かしい~! ゲーセンだよね。

 

小林:ステージが揺れるから、マネージャーが抑えながらやってたよね~。

 

田村:俺、このメンバーでスポーツしたい!

 

水野:9人だったら野球しかないやん。

 

本田:ドンピシャ!

 

辻本:ピッチャーは吉原ね。一番肩が強いんだから!

 

吉原:がんばります!(笑)そういえば、今回のリモートドラマ『ボイメン☆ドライブ』もそうですが、ボイメンっていろんなことのパイオニアなんですよ。それを今後もずっと続けていきたいですね。

 

――実際に撮影はいかがでしたか?

 

一同:大変でした~!

 

水野:相方の声は聞こえてはくるんですが、別々に撮影をしているから目線を合わせるのが難しかったんですよ。あとは、車に乗っている設定なので、自分で遠心力を調整しなくちゃいけなかったりと、難しかったですね。辻本とは、電話でかなり掛け合いの練習をしたよね。

 

辻本:そうそう。長回しだったのと、純粋に僕がセリフをなかなか覚えられなかったので…(笑)。でも、そのおかげでちゃんと覚えて撮影できたので良かったですね。それに、意外としっかりできていてビックリしました。

 

水野:コンテンツとしては、かなり幅が広がりましたね。CGだから、どこにでも行けるし、なんでもできるから、今後どんなことができるのかなとワクワクしています。あとは、監督が、平松君が車の免許がないから大変だったって言ってたよ。

 

平松:リモートドラマをそもそも撮ったことがない、運転したことがない、さらに今までは考えられないくらい自分の台詞が多いという3本柱だったからね。

 

本田:たしかに台詞が少ないでおなじみだからな、賢ちゃんは。

 

平松:そう! 映画だって二言くらいしかないのに舞台挨拶に出ていた平松が、めちゃくちゃ台詞があったので、いっぱいいっぱいでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

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