12月3日(火)にニューシングル「キライになれたらいいのに」を発売するD.Y.T。今回の楽曲は決して叶うことのない、苦く切ない大人の恋事情に挑戦している。そんなD.Y.Tの2人にこの楽曲へ込めた想い、制作秘話、そしてボーカルオーディション「THE AUDITION」出身の彼らから夢へ向かっている人たちへのメッセージも。盛りだくさんのインタビュー、彼らの魅力をたっぷりと感じてほしい。

 

 

 

「頑張って良かった!」って二人ともすごい手応えを感じて。帰りは二人で歩いて帰りました

 

 

 

――ニューシングル「キライになれたらいいのに」をリリースするD.Y.Tですが、まずはシングル完成しての感想はいかがですか?

 

千田耀太:最初にデモを聴いた時から、良い曲になるなというのを二人とも感じていて。あとはどれだけ良くなるかってところが、僕たちの見せ所だと思っていていました。歌も音もこだわって、レコーディングも12時間かかりました。夜中に終わって、最後に聴いた時は「頑張って良かった!」って二人ともすごい手応えを感じて。帰りは二人で歩いて帰りました。

 

菅野陽太:歩いて帰ったね。「ちょっと喋りたいな」みたいな(笑)。

 

千田:二人ともすごくテンション高かったよね。

 

菅野:この曲のテーマが“道ならぬ恋”とか“決して叶わぬ恋”だったので。その世界観を表現するのが難しくて。Aメロの最初から時間かけて作って、何テイクも重ねて。苦労した甲斐があって、すごく良いものが出来たと思います。

 

 

――やっぱり感情の部分ですよね。歌にしっかり感情を込められているから、すごくエモーショナルな曲にもなってるし。振り付けも付いたMVで見ると、全身で表現することですごくダイレクトに伝わる感もありますよね。

 

千田:そうですね。ストーリーも自分たちで考えて、自分たちが出ていないシーンも含めて「こういう魅せ方をしたい」というのはしっかりアイデア出しました。

 

菅野:どんな人も楽曲と共に見ることで、より楽しめる分かりやすい映像になっているので。ストーリーからも曲の世界観を感じ取って貰えればと思います。

 

――ライブでもすでに披露しているんですか?

 

千田:はい、リリースイベントで歌いました。つい最近まで、ダンスパフォーマンスをして来なかったんですけど。名古屋でテンション上がって「二人でやってみようか」って急遽やってみたんですけど、思った以上に好評で。

 

菅野:いま“プロローグ”と言って、先行配信されてる音源もあって。それを聴いてくれたと思うんですけど、すでに口ずさんでくれてる人もいたりして。すごい嬉しかったです。

 

千田:いままでのセットリストにこの曲が入ることで、しっとりとした空気感も作れるので、ライブの幅もすごく広がると思っています。

 

菅野:いままでハッピーな曲やキャッチーな曲が多かったから、この曲で魅せ方や世界観がガラッと変わるところも楽しんでもらえると思います。

 

 

 

次ページ:恋愛経験も参考に? 新曲の世界観

1 / 4