メンバー全員2002 年生まれの東京都出身4人組バンド・chilldspot(チルズスポット)。結成から約3年というものの、高いセンスを感じる楽曲から、早耳リスナーを中心に注目を集めてきた彼女たちは、9月14日(水)にはCMタイアップ2曲を含む3rd EP『Titles』をリリースした。そこで今回、インタビューを行い、作品についての想いや今後のライブ活動などへの想いを中心に話を聞いた。
──3rd EP『Titles』をリリースされました。改めて、皆さんにとってどんな作品になりましたか?
全員:chilldspotの新しい一面を見られる、元気で爽やかなEPになりました。

3rd EP『Titles』ジャケット写真
──EPのタイトルに込められた想いを教えてください。
全員:全曲作り終えてからタイトルを考えたのですが、集まった曲を見ると1曲1曲の登場人物がはっきりいる印象があり、1つ1つにタイトルがついていて、それが集まっているからTitlesとつけました。
──EP収録曲を1曲ずつご紹介いただけますか?特にお気に入りのフレーズや聴きどころがありましたら教えてください。まずは「Like?」から。
ジャスティン(Dr.):ライブ音源的な熱量があるよね!
比喩根(Vo.&Gt.):熱量が一番高くて1曲目にふさわしい曲かなと思います。
──「Ivy」はいかがでしょうか。
比喩根:シンプルで哀愁が漂っている曲だと思います。アコギも使っているので柔らかめな感じの曲ですね。
ジャスティン:この曲に合う音をいろいろ探した結果、ドラムにゴミ袋を被せて叩きました。
──次は、「shower」。
比喩根:chilldspotらしい曲かなと思います。
玲山(Gt.):水っぽさを意識したアレンジになっています。MVもかっこいいので、ぜひ見てほしいです。
♪chilldspot – shower(Official Music Video)
──4曲目は「Sailing day」。
比喩根:chilldspotの曲の中で一番元気で明るい曲になっていると思います。
ジャスティン:ブルボン「アルフォート」のCMタイアップ曲だからTVで聴きたいね。
──最後に、「BYE BYE」。
比喩根:一番テンポが速い曲で、元気だけどどこか切なげな感じがする。気持ちを叫んでいるような曲です。
玲山:爽やかでドライブソングにぴったりだと思います。
──レコーディング時のエピソードがありましたら教えてください。
ジャスティン:「Like?」は一番勢いの良いテイクを使ったから、綺麗に正確に演奏できているというよりかは、熱量が高いテイクを使ったね。
玲山:「BYE BYE」のギターの音色が良い。少し昔の感じがあったり、泥臭さを感じる部分が好きです。
♪chilldspot – BYE BYE (Official Music Video)
──作詞・作曲の際に意識されたことを教えてください。
比喩根:これまでの楽曲は今の気持ちを書くことが多かったですが、今回は今の気持ちだけじゃなくて過去の気持ちだったり、インスパイアを受けた本や映画を見て書いたりしました。作曲は、自分が今はまっているジャンル感を取り入れられたと思います。
──制作の際、音楽は聴かれますか?聴かれる場合はどんな音楽を聴かれていたか教えてください。
比喩根:最近好きなジャンルということもあり、UKポップやUKオルタナティブ系の曲を聴いていました。
──比喩根さんは以前「制作される際にインスピレーションをうけること、インプットしていること」を伺った際に「歌詞に関しては日常からメモを取るようにしています。歌に関してはインプットした数だけ自分のメロの引き出しが増えるので、なるべく新しい音楽をたくさん聴くようにしてます。」と仰っていましたが。当時と何か変わったことはありますか?
比喩根:変わらず、日常的にメモをとりながら新しい音楽を聴いてインプットしています。それ以外でもたくさん吸収できるように、いろいろなことを経験したいなと思っています。
──初回限定盤のBlu-rayには、3月5日(土)に恵比寿 LIQUIDROOMで開催したOne man live“around dusk”のライブ映像が数曲収録されますね。ライブを振り返っていかがですか?また、見どころを教えてください。
玲山:リキッドでのワンマンはいろんなアレンジしていたね。
小崎(Ba.):そうだね、そこが見どころだね。
比喩根:衣装やセットもかわいいのでそこも見てほしい!
──8月20日(土)にはSUMMER SONIC 2022・BEACH STAGEでのライブも実施されました。ステージはいかがでしたか?
ジャスティン:たくさんの人が集まってくれて嬉しかったし、最近初めて買ったドラムセットを使えて嬉しかったな。
小崎:ビーチでの演奏が初めてで楽しかった!
──One man live “Road Movie”も決まっています。準備していること、楽しみなことなどを教えてください。
ジャスティン:新曲練習はもちろん、個人的には機材を集めています。
小崎:各地のご飯も楽しみだね。
──では今後、さらに挑戦してみたいことはありますか?
ジャスティン:コーラス増やせるようにしたいし、このバンド以外にも他のアーティストのサポートをしたいです。
怜山:ギター以外にもいろんな楽器できるようにしたいです。
比喩根:私もギター以外の楽器や、まだ作ったことのないジャンルや歌詞の曲作りに挑戦していこうと思っています。
小崎:僕はギターを挑戦中です!
──ありがとうございました。最後に、応援してくれる方へのメッセージをお願いします。
全員:いつも応援くださりありがとうございます。9月からワンマンツアーが始まり全国6ヶ所回らせていただくので、ぜひライブでお会いできると嬉しいです!
文:レコログ編集部
▼chilldspot 3rd EP『Titles』はこちらから
レコチョク:https://recochoku.jp/artist/2001357704/
dヒッツ:https://dhits.docomo.ne.jp/artist/2001357704
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▼One man live “Road Movie”
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2214303
2022.09.23(金)17:30 / 18:00
愛知・NAGOYA CLUB QUATTRO
2022.10.01(土)17:30 / 18:00
福岡・Fukuoka BEAT STATION
2022.10.07(金)18:30 / 19:00
北海道・札幌mole
2022.10.16(日)17:30 / 18:00
宮城・仙台darwin
2022.10.23(日)16:45 / 17:30
大阪・BIGCAT
2022.10.26(水)18:00 / 19:00
東京・Zepp DiverCity
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