──今年1月から期間限定で公開されているdヒッツ『LDH kitchen THE HANEDA RADIO powered by dヒッツ』の番組でもご自身のプレイリストでhideさんの曲をピックアップされていましたね。あの番組で自分のプレイリストを作ったときは、どんなことを意識しましたか?

 

自分のいろんな側面を見せられたらいいなということは意識しましたね。だから最近ハマった曲と、たそがれるときに聴く曲と、あとは音楽のルーツとして、ロックのルーツとR&Bのルーツを入れました。

 

 

──そのロックのルーツのところでhideさんの「ピンクスパイダー」を選曲した、と。

 

はい。でも、いま見返すと曲順にしても時代感にしても、もっとプレイリストの流れをちゃんと意識して作るべきでしたね(笑)。

 

 

 

──この番組では全24回、SHOKICHIさんがパーソナリティーを担当されていましたが、やってみていかがでしたか?

 

自分がパーソナリティーとして喋るという番組はいままでやったことがなかったので、すごい新鮮でしたね。

 

EXILE SHOKICHI

 

 

──ゲストで来られた日頃一緒に活動されてるメンバーの新しい一面を知ることができたところもありましたか?

 

そうですね。仲間たちの個々のパーソナリティーに触れることができて面白かったです。それぞれの個性も出ているプレイリストだと思います。

 

 

──SHOKICHIさんの音楽ルーツはジャンルレスですね。

 

そうなんです(笑)。かなり変だと思います。好奇心旺盛なので。

 

 

──SHOKICHIさんが自分で音楽を作りたいと思ったきっかけは?

 

中学のときにオリジナル楽曲でライブをやりたいと思ったからです。その頃はハードロックのバンドを組んでました。バンドって、当時はGLAYのTAKUROさんのようにギタリストが曲を書くイメージだったんです。でも、僕がいたハードロック系のバンドはギタリストが全然オリジナル曲を作ってこなかったんですよ。それにムカついて「じゃあ俺がやるよ」って作り出したのがきっかけです。

 

 

──始まりはバンドだったSHOKICHIさんが、シンガーとして目覚めていったのは?

 

高校の終わりぐらいですね。それこそEXILEがデビューした頃です。「ロックバンドってカッコいい」から、「歌の上手い人ってカッコいい」という流れが世の中に生まれてきた。その流れに自分ものりました(笑)。だから、実は時代の流れに従ってるんですよ。

 

ROCKから始まって、そこにDragon Ashとかが出てきてROCKにhip-hopも入ってきた。そこからミクスチャーにいって、LINKIN PARK、LIMP BIZKIT。EXILEが出てきたらR&Bが混ざった音にも興味が出てきて。EMINEM、NELLYみたいなhip-hopが流行りだしてからは洋楽にもはまって、その流れでR&Bにどっぷりはまっていきました。次に流行ってきたトランスにもハマって。それからハウスからテクノまで掘っていったり。入り口はいつも“流行”なんですが、そこからどんどん奥に入っていくんです。

 

 

──今も流行りの新しい音楽を見つけて、そこから深掘りしていくというリスニングスタイルは変わらないんですか?

 

そうですね。でも、最近はレコメンドしてくれるじゃないですか。自分から奥へ探しにいかなくても、サブスクであったり動画サイトを開けば、パッと“あなたへのお薦め”が出てきますから。それをサーフィンしていくだけです。けど、全然追いついてないですね。

 

 

 

──そんなSHOKICHIさんをすべて詰め込んだからこそ、今作『1114』はバラエティー豊かなアルバムになったんですね。

 

そうですね。今作は自分の集大成ですから。1stアルバム『THE FUTURE』のときは流行ばかり意識してたんですよ。でも、今はオリジナルなものを作りたいと思うようになりました。そこは“ファンファースト”に意識が変わったかもしれないですね。もちろん、それ以外の人にも聴いてもらいたいとは思ってるんですけど、ライブでこういうノリの曲があったらファンの方は楽しいだろうなとか。今はそういうマインドです。もちろん、最新っぽい音やフローも入ってるんですけど、それは「流行ってるから」わざわざ入れたのではなく、最新の音楽を聴いていて自分の体のなかに染み込んで、自然と出てきたものを入れただけなんです。なので、2ndはより自分のオリジナルJ-POP、“SHOKICHI J-POP”ができたと思います。

 

 

──6月からはいよいよ本作をひっさげて、初のソロツアー<EXILE SHOKICHI LIVE TOUR 2019”UNDERDOGG“>もスタートします。

 

今年でデビューして10年ですけど、その節目に自分のもう1つの目標でもあったアリーナツアーを回れるのはすごくうれしいです。いままでの努力をすべてこのツアーに詰め込みたいと思ってます。自分の生き様、ライフストーリーをエンタテインメントにして一つのショーとして見せるライブを作ろうと思ってます。

 

 

──最後にファンに向けてメッセージをお願いします。

 

『1114』のなかに自分の音楽の歴史、好奇心もそうだし、音楽への愛もたっぷりつめこんだので、自分のミュージカリティーを感じて欲しいですね。このアルバムをひっさげてのツアーは、自分のいままでの軌跡を全部落とし込んだライブにするので、楽しみにしていて下さい。

 

EXILE SHOKICHI

(写真:レコチョクのオフィシャルキャラクター「レコチョクマ」とEXILE SHOKICHI)

 

 

 

協力:BARKS編集部

撮影:成瀬正規

 

■EXILE SHOKICHI オフィシャルHP

https://exile-shokichi.jp/

EXILE SHOKICHI

 

■ニューアルバム『1114』2019.5.15. ON SALEダウンロードはこちら

https://recochoku.jp/album/A2001469252/

 

EXILE SHOKICHI

 

■単独アリーナツアー<EXILE SHOKICHI LIVE TOUR 2019 “UNDERDOGG”>情報

https://m.ex-m.jp/Cts/live/2019/shokichi/underdogg/index

 

■『LDH kitchen THE HANEDA RADIO powered by dヒッツ』 情報

EXILE SHOKICHIが初めてパーソナリティーを担当したdヒッツ連動プログラム!

「Live & Restaurant LDH kitchen THE TOKYO HANEDA」の店内限定でオンエアされたオリジナルラジオ番組がdヒッツで聴ける。

※配信開始から3ヶ月間の期間限定プログラムとなります。

番組詳細ページ:https://music-service.dmkt-sp.jp/dhits/ldhkitchen/190515/1/

 

 

EXILE SHOKICHI / 【TEASER】2nd Album「1114」

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  • EXILE SHOKICHI

    EXILE SHOKICHI

    1985年10月3日生まれ、北海道苫小牧市出身の日本のヴォーカリスト/パフォーマー。本名は八木将吉。大学時代にヴォーカル・グループを結成して活動。2007年1月にJ Soul Brothersへ加入。2009年2月にJ Soul Brothersとしてメジャー・デビューし、翌月にはEXILEに加入。2012年7月からはTHE SECOND from EXILEとしても活動。2014年6月にシングル「BACK TO THE FUTURE」でソロ・デビューし、より存在感を増す。2016年4月には1stソロ・アルバム『THE FUTURE』をリリース。

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