みんなと一緒に作ったものなんだということを実感するので、重みのある作品になりました
――さて、今回はWIZYのプロジェクトでライブDVDの制作が決まりましたが、前回は写真集を制作していますよね。その時の感想はいかがでしたか?
クラウドファンティングって、みなさんのご支援があってこそのものなので、私がお届けするというよりも、「みなさんのおかげで出来ました」という感覚になるんです。それがCDとは違うところなんですよね。もちろん、CDもみなさんが買ってくれたり、欲しいと言ってくださることで制作ができるわけですが、クラウドファンディングって、金額が達成できなければ、そもそもの実現が難しいんです。なので、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
――思い入れも変わってきますよね。
そうですね。1ページ、1ページ、みんなと一緒に作ったものなんだということを実感するので、重みのある作品になりました。
――そして今回は2度目の挑戦となりますが、途中結果などは見られたりしますか?
見ますね。やはり結果は期待度だと思っています。今回は、目標金額を1日で達成してしまったので、それに見合うライブDVDを作らなくてはいけないと、ものすごくプレシャーにもなっているんです。とくにライブは定期的にやっているものだからこそ、こんなにひとつのライブDVDを楽しみにしていてくれることって、なかなかないと思うんです。だからこそ、それに応えられるようなライブを絶対に作りたいと思っています。
――どんなライブになりそうですか?
いまはグランドピアノとストリングスという構成だけが決まっているんです。シンプルな構成だからこそ、私の歌声も試されるので、いい緊張感に包まれています。さらに、今回のメニューとしてセットリスト、衣装、照明などをみんなで決めるというものもあるんですよ。その会議には私も出席するので、本気でみなさんと一緒に作り上げていきたいですね。
――今後WIZYを使うとしたら、どんなことをやってみたいですか?
やはり音楽に紐付けたものをやってみたいですね。例えば、みんなで作詞をして1曲作ることができたら、絶対に楽しいと思うんですよ。さらに楽器を演奏してもらったり、曲のタイトルをつけてもらったり、カメラをやっている方はジャケット写真を撮ってもらったりと、本当にいろんなものができるんじゃないかなと思っています。
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