アップアップガールズ(2)は9月17日(木)まで「“Tパレ×WIZY×アプガ(2)”の新しいCDリリース様式へのチャレンジ」と題して、クラウドファンディングを通じたCDリリースを行う企画をWIZYにて実施中。そこで今回は、アップアップガールズ(2)メンバー全員にインタビュー。彼女たちの近況についてはもちろん、今回のWIZYプロジェクトや楽曲についての想い、9月22日(火)に行われるライブへの意気込みも語ってもらったので、最後までチェックしてほしい。

 

 

 

新しいアイドルの形を提示して、時代を引っ張っていければいいなと思ってます

 

 

 

――まずはアップアップガールズ(2)の近況を教えてください。ライブ自粛ムードですが、6月、7月にはガイドラインをしっかり守ってワンマンライブを行ったり、「@JAM ONLINE FESTIVAL 2020」に出演したりと、少しずつライブを再開していますよね。それぞれ、自粛期間を経て、ステージに立った時の心境や現在の気持ちはいかがですか?

 

髙萩:自粛期間中は家から全然出られない状況でメンバーにも会えてなかったので、「自分は一体、何者なんだ…?」とか、ネガティブなことを考えてしまったこともあったんです。でも今回、新しいシングルに収録される「どのみちハッピー!」で振り付けをやらせていただいて、公園で作曲の鍛治島さんや社長と相談しながらリモートで作業を進めて、振り付けを考えている時はすごく楽しかったですね。MVもリモートで撮ったんですけど、「リモートでもみんなを楽しませよう!」って気持ちで、それぞれが考えて撮影出来ました。

人を楽しませたい気持ちは自粛中も変わらなかったので、ライブで初披露出来た時には大爆発しちゃいました! 振り付けを合わせてほしい箇所も、制限のある中でお客さんが体を動かしてくれて嬉しかったですし、マスクをしてるけど、お客さんが笑顔で楽しんでくれているのがよくわかって、もっと騒ぎたいっていうもどかしさもあったけど、すごく嬉しかったです。

 

吉川:私は最初、お客さんを入れてライブをすることになった時、お客さんとの一体感も私たちのライブの強みなので、嬉しい気持ちと不安な気持ちがありました。でも、こういう時だからこそ、ってことでソロとかユニットとか特別な演出をやる中で、会えない期間もメンバーが成長出来ていることや、メンバーの新たな一面が見えてきたんです。結果、ピンチをチャンスに変えて成長することが出来たと思います。どういう形であれライブはやり続けていきたいと思えたので、やれて本当に良かったです。

 

中川:私は2~4月に予定していたツアーが途中で中止になってしまった時、メンバーに会えないってこんなに不安なんだと思ったし、毎日会っていたことが当たり前じゃないんだと思いました。おうち時間の間は焦りや不安がすごくあったので、メンバーと会えない期間もリモートで話したりすることで、少しずつ前向きになれて。久しぶりに会った時は嬉しかったし、配信で会う人って感覚になってたので「本物だ!」って思っちゃいました(笑)。

 

鍛治島:私もツアーが中断した時は暗い気持ちになりがちだったんですけど。毎日会っていたメンバーの大切さに気づけたし、支えてくれるファンの方のありがたさも改めて感じたし、本当にいろんなことを考えました。「家から音楽を届けられないかな?」と思って、改めてギターを練習して家からライブを届けたり、全員でリモート配信をしたり、いろいろ絞り出しながら試行錯誤していたので。久々にライブが出来た時はすごくテンションが上がったし、ファンの方の満開の笑顔が見れたのがすごく嬉しかったです。

 

島崎:私はこんな時こそ、私たちアイドルが笑顔や元気を与えられるようにしなきゃと思って、「おうちからでも笑顔や元気を届けられる方法は何か?」ってすごく考えました。配信もただ話すだけじゃなくて、「音楽を通してみんなを元気に出来ないか?」とか新しいアイドルの形をすごく考えました。そして、そういう時を経たからこそ、ライブでみなさんの笑顔を見ることが出来た時、「私はアイドルなんだ」と改めて実感することができたので、あの時間もすごく大事だったなと思えたんです。

 

新倉:私は自粛期間が始まる前、「明日はレッスンだから、ここを復習しておこう」とか、「明日のイベント、すごく楽しみだな」とか、次の日のことを考えるのがすごく楽しかったんです。それが自粛期間が始まって無くなってしまい、少し暗くなってしまったりもしたんですが、ファンの人がSNSに「元気もらってるよ!」とか書き込みしてくれてるのを見て、逆に元気をもらいました。なので、あまりやってなかったSNSを工夫しながらたくさん更新するようになって、ファンの方との絆をさらに深めることが出来たんです。家の中で洋服を着替えて写真を撮ったり、ささいなことにもファンの人が反応してくれたり、会えなくても繋がってることを感じて。いまはファンの方と絆を深めるよい期間になったと思います。

 

佐々木:私は一人で家で過ごすことが多くなって、「この期間に自分がどう成長できるか?」っていうのをすごく考えました。久しぶりにライブをした時に「変わったね」って言ってもらえるように、いままでやったことないことに挑戦したりしましたね。例えば、「雨に唄えば」を歌った時「ちょっと変わった歌い方が出来るようになったね」と言っていただけたので、自分自身も新しい自分を見つけることが出来たと思います。

 

森永:私は自粛期間に毎日配信をしていたんですけど、自粛期間直前に私たち3期メンバーが加入して一周年を迎えて、その中でも私が一番知られていないというか、表に出ることも少なかったんです。「森永ってどんな人?」って思ってらっしゃる方も結構いるので、もっと知ってもらうためになるべく自分を作らず、自分らしさを出せるように配信していました。あとはこの期間、YouTubeとかでいろんなアイドルの方がライブ映像を出していたので、ライブでの動きや見せ方を考えながら見たり、しっかり勉強したおかげか、久しぶりのライブで「自粛期間があったけど、良くなったね」と言われて嬉しかったです。

 

アップアップガールズ(2)zoom

 

――なるほど。それぞれ思うことがあって、それぞれしっかり自分を磨くことが出来たんですね。そんな中、現在WIZYでは「“Tパレ×WIZY×アプガ(2)”の新しいCDリリース様式へのチャレンジ」ということで、最新盤リリースに向けたプロジェクトを実施中です。

 

鍛治島:まず、アップアップガールズ(2)にとっては久しぶりのCDが出せることが嬉しいです。前回、アルバムを出させてもらった時に「#アオハル10000」ってチャレンジ企画をして、CDを10,000枚売ったら、次の作品は大々的にプロモーションをしてくれるというものだったんですが、なかなか新しいシングルが出せなかったので、やっと出せることがすごく嬉しいです。クラウドファンディングでCDを制作するという新しいやり方ではあるんですけど、“新アイドル様式”というか、コロナ禍で時代が変わる分岐点で新しいアイドルの形を提示して、時代を引っ張っていければいいなと思ってます。クアトロシングルということで、内容もバラエティに富んだ内容になっているので、WIZYでの企画をしっかり盛り上がるように頑張っていこうと思っています。

 

――先日、YouTubeの生放送でシングルリリースを発表した時は、クラウドファンディングでのプロジェクトに関して、メンバーもよくわかってない感じでしたよね?(笑)

 

髙萩:最初は全然わからなくて、「なにそれ、ちゃんと店頭に並ぶの…!?」って思いました(笑)。だから、私たちにもわからない、新しい仕組みが生まれる瞬間に立ち会ったというか。

 

――でも、プロジェクトに参加することで限定ジャケットのCDが買えて、クレジットに自分の名前が入って、お手紙やサインがもらえて、リアルイベントにも参加出来て。サポートしてくれる方にとっても良いことづくめですよね。

 

髙萩:そうなんです! みんなから支援していただくだけのものでなく、参加した人にしかゲット出来ないアイテムがあったり、みんなに楽しんでもらえるチャレンジプロジェクトになってるので。ファンの方には楽しんでもらえれば嬉しいなと思います。

 

島崎:こういう状況下で新しいことに挑戦させてもらえるのが本当に嬉しいし、おうちからあまり出たくない人もこれを通して応援して下さったら嬉しいです。私たちも画面や楽曲、アイテムを通して、みんなに楽しんでもらえるものが作れれば良いなと思っています。

 

――アプガ(2)は以前もWIZYのプロジェクトで、ライブ映像の作品化を成功されていますが、改めてWIZYに取り組んでみていかがですか?

 

吉川:前回はみなさんのおかげで達成出来て、私たちは映像作品がリリース出来るという夢を叶えることが出来て、ファンの方にも出来上がった作品を喜んでもらえたので、お互いがハッピーになる、すごく幸せなプロジェクトだなと思っています。今回も達成出来るかはまだ正直不安ですけど、私たちは良い作品が出来たから、CD化してたくさんの人に聴いてほしいし、ファンの人は新しいシングルを楽しみにしてくれていると思っているので、その気持ちが重なって、お互いにまたひとつ夢が叶えられればいいなと思います。

 

鍛治島:WIZYさんは“夢が叶う場所”っていうイメージが私たちにありますね。大きなライブをやって、それが映像作品としてリリース出来るって、本当に夢のようなことだったんですけど、たくさんの人の協力があって、その夢を叶えることが出来たし。今回もWIZYさんが無かったらCDが出せなかったかも知れないって考えると、本当に夢を叶えてくれる場所だと思います。

 

髙萩:そうだね。世の中がこういう状況になって、曲はたくさんあるけどCDを出したいけれど出せない状態が続いて。音楽業界もすごく大変な中、 WIZYさんが手を差し伸べてくれた気がしていて、本当に嬉しいです。

 

 

 

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