Rihwa、ニューシングル「Love Today!」をリリース！新曲は「歌うほどにどんどん“好きだな”と思う曲」

 

 

 

私は歌を歌っていこうという覚悟が決まったんです。ようやく…なのかな（笑）

 

 

 

――いま、30歳になったことで、どんな心境の変化がありましたか？

 

実は、28歳になったころから、「このまま本当にやっていけるのかな」と、すごく焦り始めたんです。実際に音楽仲間でも違う道を選んだ子もいたし、私と同じような悩みを抱えている子もいて…。年齢を重ねるごとに、自分の足で立っていかなくちゃいけないということをより自覚したし、やっていくなら、1人でも歌っていける地盤を作っていかなくちゃいけないと思ったんですよね。

 

――覚悟したんですね。

 

はい。そう思って、自分の中でいろんなことを試してやっていくうちに「自分は大丈夫だ」って思えるようになったんです。そこで、私は歌を歌っていこうという覚悟が決まったんです。ようやく…なのかな（笑）。

 

 

――その覚悟が決まることで、言葉選びも変わりましたか？

 

変わりましたね。より“誰かのためになるものを作りたい”という想いが強くなりました。もちろん、昔からそういった想いはあるんですが、なにより自分だけでなく、誰をも励ますような曲を作らなくちゃと思ったんです。そうじゃないと、誰も聴いてくれないし、ライブにも人が来てくれなくなると思ったんでしょうね。そこからは、言葉への責任感が出てきたように感じています。……私、アートがしたいんです。自由な表現や、心の中にある音楽を表現するのが大事だと思っているので、それを型にはめたらいけないと思いながら音楽を作るようになりました。

 

――その想いをもとに、これから生まれる楽曲を楽しみにしていますね。ところで、Rihwaさんは普段、どんな時に音楽を聴いていますか？

 

ドライブをしているときが多いですね。私、一つのことしかできない不器用な性格なので、忙しくなると音楽さえも聴けなくなるんですよ。なので、本当にリラックスをしているときに部屋で聴いたり、楽しく掃除をしたいときなどに聴いています。今回のプレイリストも、ドライブにあう曲を選びたいなと思っています。

 

――RecMusicでは、MVもサブスクで観られるようになったんですが、思い出深いＭＶを教えてもらえますか？

 

撮影の時にワクワクしたのは「MY LIFE IS BEAUTIFUL ~１パイントの勇気～」です。この曲は、グランピングの会場を森の中に作ったり、森の中にレーザービームを持ってきてもらったり、ドローンを使ったり、キャンドル職人の方がいたりと、本当にたくさんの人が関わってくれたんです。いろんな分野の方達が集結して作ったからこそ、パワーに溢れていて、すごく楽しかったですね。

 

――それはRihwaさんの案だったんですか？

 

監督さんがアイディアを持ってきてくれたんです。まず、打ち合わせの段階で、監督は予算を分かっているうえで、街を1000人くらいでマーチングするという、無茶な案を出してくれたんですよ！もちろん誰もができないことだとわかっているんですが、この曲を聴いて、こういうことを思ったというのをちゃんと案として持ってきてくれたことが嬉しかったし、作品を作るってこういうことだよなって思ったんです。

 

 

――最初からあきらめることなく、熱意をぶつけるということですよね。

 

はい。曲作りも、この自分の素顔をさらけ出すのも、最近までは、自分自身を出して否定されることがすごく怖かったんです。でも、全員に好かれようとしなくていいと思ってから、勇気をだして自分を出し、曲にして伝えたほうが、より多くの人に伝わることも分かったんです。それからは、より音楽が楽しくなりました。

 

――これから生まれる曲たちを、楽しみになってきますね。

 

はい。それに、いまは支えてくれるファンの方達がいい距離感で応援してくれるのですごく嬉しいんですよね。この輪がもっと広がっていくのが理想的だなと思っています。

 

 

文：吉田可奈

写真：松永光希

 

 

 

▼Rihwaからのコメントが到着！

 

▼Rihwaのセレクトプレイリスト「Happy Driving:) selected by Rihwa」はこちらから

dヒッツ：https://dhits.docomo.ne.jp/program/10019996

 

※各記事に記載されている内容は公開時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。​