2022年、フライングドッグが開催したオーディション「犬コン!」でグランプリを受賞した中島怜(なかしまれい)。瑞々しい歌声が聴く人の心を動かし、今後の活躍が注目される新人アーティストである。
11月25日(土)に「VICTOR ONLINE STORE」にて自身初となる等身大看板+デジタル会員証明書(NFT)のアイテムを発売、第二弾として12月25日(月)よりアクリルスタンド+デジタル会員証明書(NFT)のアイテムを販売する。その発売を記念して、「レコログ」では中島怜にインタビューを行った。本アイテムについてはもちろん、これまでの活動を振り返って思うこと、2024年の活動への意気込みなど、様々な話を聞いたので、ぜひ彼女の想いと勢いを感じてほしい。
ファンの皆さんに幸せをお届けできるように、いろいろアイデアを出しながらやっていきたいなって思いますので、ぜひゲットしていただけたら嬉しいです
──中島さんは、2022年に音楽レーベル・フライングドッグが開催したオーディション「犬コン!」で、声優・歌手・シンガーソングライター部門のグランプリを獲得されました。改めてオーディションを振り返って、どんなことを思いますか?
オーディションは、課題曲と自由曲の2曲を歌うことと、セリフの審査がありました。特に印象に残っているのが自由曲で、私はギター弾き語りのオリジナル曲を披露させていただいたんです。最終審査には20人ぐらいのスタッフの方々がいたんですが、こんなに多く人の前で歌うのが初めてだったので、「20人に私の曲を聴いてもらうのか!」と、曲が始まる前からドキドキしました。あと、自分で作詞した歌詞を皆さんに見られていると思うと恥ずかしくて、何より、ちゃんと歌えたのかどうか不安でした。
面接では、フライングドッグが音楽関連を手掛けている「カードキャプターさくら」が好きなので、それについてずっと話をしちゃって、自分のことを全然話せていなくて…(笑)。絶対に落ちるだろうなと思っていました。
──審査の発表が来た時はどんな気持ちでしたか?
あまり実感がなかったんですけど、合格のメールを受け取った時、ちょうど母が近くにいたので母に伝えたら泣いてくれて。私の将来のことを心配して、不安に思うこともいろいろあったと思うので、それで泣いてくれたと思うんですけど、母が自分のことで喜んで泣いてくれたことが、なんか照れくさくて。ボイトレの先生に報告した時もすごく喜んでくれたんですけど、合格して嬉しいっていう感情よりも、人に褒められる照れくささの方が勝っちゃいました。
──そのオーディションから約一年が経ちますが、ご自身の中で変化したことはどんなことですか?
オーディションの時と今の歌い方が、ちょっと変化しましたね。今までは、もっと声を張って出していたんです。だけどデビュー曲の「サプライズ」をレコーディングする時に、プロデューサーさんに「しゃべるように、楽に歌っていいよ」って言っていただいて。そこで、より自分の声を理解できた気がします。それまではたぶん、無理して声を張って歌っていたので、“ニセモノ感”みたいなものがあって、自分の中でも引っかかっていたんです。今では自分の声で歌っているんだなと思えるようになりました。それからはもっと楽しく歌えるようになったと思います。
他に変わったことだと、今は音楽大学に通っているんですけど、周りに音楽に詳しい人やレベルの高い人が多くて、その人たちに影響されて、いろんなジャンルの音楽を聴くようになったり、音楽に対して好き嫌いを作らないようになりました。大学生になることと、音楽でお仕事をするという環境の変化が一気にきたので、戸惑うこともありましたが、前向きに取り組んでいます。
──気づきの多い一年だったんですね。新しい経験をされることも多くて楽しそうですね。
とっても楽しいです!スタッフの皆さんも優しいので、新しいことに取り組むときにもいろいろなアドバイスをくださって、フライングドッグに入って良かったなと思いました。
──7月にリリースしたデビューシングル「サプライズ」は、中島さんにとってどんな作品になったと思いますか?
私の中で“こういう雰囲気の曲でデビューしたいな”っていうイメージを持っていて、それがプロデューサーさんの考えと一致したのか、「サプライズ」という、すごく綺麗な曲が私のデビュー曲になって嬉しかったです。
「サプライズ」って本当にすごい曲なので、ぜひ細かく聴いていただきたいです。楽器の音が鳥の鳴き声みたいになっていたり、最初はウィスパーっぽく歌って、そこからサビ前で強く入るといった歌の強弱があったり、歌と楽器が一緒になって一つの音楽になっていくのを感じられたり。それがすごく新鮮で、こうやって一つの作品が作られるんだなって勉強になりました。
♪中島 怜「サプライズ」Music Video(Short ver.)-Sugar Apple Fairy Tale Season2 Opening Theme-
──新しい試みとして、11月に「VICTOR ONLINE STORE」にて、サイン入り等身大看板とデジタル会員証明書がセットになったアイテムが発売されました。(https://victor-store.jp/item/95126)ファンの皆さんからはどんな反響がありましたか?
等身大看板は、「それを置くコーナーを作らないと」とか「まず空き部屋を見つけないと」というお話が多くて(笑)。
セットのデジタル会員証明書(NFT)ではお仕事現場でのオフショットやメイキング動画、プライベートフォトなどが見られるのですが、「写真がすごい楽しみ」と言ってくださっていました。そのアイテムに付属するメッセージがあるんですが、長文で書いちゃったので(笑)、それを読んでいただくのも楽しみだなって思っています。
──デジタル会員証明書(NFT)では今後もいろんなコンテンツが更新されていくんですよね?
はい。このNFTの写真を撮るために、東京でまだ行ったことがない場所に行ったりしているので、その写真を皆さんに見ていただき、楽しんでいただけたらいいなと思います。
──12月25日(月)にもアクリルスタンドとデジタル会員証明書(NFT)がセットになったアイテムが発売されますが(https://victor-store.jp/item/95634)、こちらはどんなアイテムになっていますか?
アクリルスタンドの写真は等身大看板と同じ写真なんですが、ミニサイズになったので、推し活に使っていただきやすいんじゃないかなと思っています!等身大看板は持ち歩けないから、アクリルスタンドの方が一緒にカフェに行ったり、海に持って行ってもらえたりしやすいじゃないですか。そこで撮った写真をSNSとかに投稿して教えてくれたら、すごい嬉しいなって思います。
──2024年3月には、デジタル会員証明書(NFT)の所有者特典として、限定ファンイベントも開催されるそうですね。まだ企画中だと思いますが、どんなことをやってみたいですか?
いろんなことをやってみたいです。たとえばファンの方とゲームをするのも楽しそうだし、一緒に何か作ったりするのもいいなって。ファンの方には「親しみやすい」って言っていただいているので、一緒に楽しめるような何かがしたいな、とは思っています。
──中島さんのお料理動画を拝見しましたが、確かに親しみやすいです(笑)。
食材殺しと呼ばれています(笑)。ファンの方と一緒にお料理するのもいいですね。あとはやっぱり歌えたらいいなとも思っているんですが…。私の希望として、スタッフさんに伝えておきます!
──どんなイベントになるのかが楽しみですね。2023年は中島さんにとって、どんな一年でしたか?
“新しい”とか“始まり”とか、それをすごく感じた一年でした。全部新しいことしかなかったんですよ。一年でこんなに人と会ったことがあるか?っていうぐらい、いろんな人に会いましたし、いろんな感情を持ったし、いろんな経験をさせていただきました。これからもずっと“新しい”って思い続けるのかもしれないです。
特に、今までは他の方とやりとりしながら作品を作る機会も少なかったですし、曲を提供いただくこともなかったので、いろんな新しい要素が自分の中に入ってきたっていう感覚があります。私はもともと、人に頼ることがすごく苦手なんですけど、こうして活動させていただく中で、いろんな方々にたくさん支えられて。頼ることも大事なんだなって思いました。自分一人じゃなくて、いろんな方と一緒に作っていくということも新しかったなと思います。
──では、2024年はどんな一年にしたいですか?
ファンの皆さんに喜んでもらえるようなことをたくさん考えているので、それを早く見ていただきたいし、早く会いたいなと思います。今応援してくださっているファンの皆さんはもちろん、まだ出会っていない方々ともお会いしたいです。そして、たくさんの方が応援してくださるように頑張ります。来年は自分のことを100%好きになれるくらい、楽しい一年にしたいなと思います!
──2024年1月28日(日)には東京・日本武道館で開催される「リスアニ!!LIVE 2024」に出演されますね。
日本武道館に行ったことがなくて、「体育館よりも広いですか?」ってスタッフさんに聞いたら、「広いよ」って笑われちゃって。
──体育館というのは、学校にある体育館のことですか?
はい(笑)。学校の体育館より広い場所に立ったことがないんです。私はすぐ緊張するし、映画の予告で泣いちゃうぐらい泣き虫なので、声を震わさずに歌えるのかなと今から心配しています(笑)。でも、一番強く思っていることは”楽しみたい”ですね。音楽って“音を楽しむ”って書くので、楽しまなきゃ意味がないなと。日本武道館は誰でも立てる場所ではないと思っているので、周りの方やファンの皆さんに感謝しながら楽しみたいと思います。
──では、最後に応援してくださっているファンの皆さんや、今回のアクリルスタンドとデジタル会員証明書(NFT)のアイテムを購入検討されている皆さんにメッセージをお願いします。
はじめまして、中島怜です。そしてすでに私を知ってくださってる方々、いつも応援ありがとうございます。まず、私が皆さんと出会えたことが奇跡だなと思っています。この出会いを無駄にしないように、出会えて良かったと思っていただけるように、たくさんの音楽や一緒に楽しめる場所を作ることで、これからも皆さんと一緒に進んでいきたいです。
デジタル会員証明書(NFT)はファンクラブ的な活用が出来るので、それがすごく新しいなと思いました。たとえば、紙に何か書いたようなオリジナルを手に入れることと同じく、デジタルでもその人だけのオリジナルのものとして、一人一人に届けることが出来る。それはすごく特別だと思うんです。今回のデジタル会員証明書(NFT)を購入してくださった特別な皆さんに、ちゃんと幸せをお届けできるように、いろいろアイデアを出しながらやっていきたいなって思いますので、ぜひゲットしていただけたら嬉しいです!
▼中島怜 アクリルスタンド+デジタル会員証明書(NFT)アイテムはこちらから
https://victor-store.jp/item/95634
文:大窪由香
※各記事に記載されている内容は公開時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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中島怜
生年月日:2004年11月27日
血液型:AB型
出身地:愛知県
身長:147cm
趣味:絵を描くこと(アボリジニアートなど)、ギター、アニメ観賞
好きな食べ物:白米、和菓子
幼い頃に見た「カードキャプターさくら」がきっかけで、アニメや歌に興味を持ち、
2022年、フライングドッグが開催したオーディション「犬コン!」の声優・歌手・シンガーソングライター部門に応募、見事グランプリを射止めた。
この春には高校を卒業し、大学に進学。ふわふわしたマシュマロのようなピュアな歌声と、無邪気で飾り気のない天然素材キャラが魅力の19才。
音楽や歌声でたくさんの人の心に愛を伝え、誰かの幸せの一部になれるようなアーティストを目指す。