ストリートライブやSNS発信などで着実にファンを集めているアーティスト・三浦風雅。7月13日(水)にメジャー1stアルバム『君が君でいられるように』をリリースした。今作は彼の音楽活動のきっかけになったSNSでの動画投稿の際に歌唱していた「100万回の「I love you」」の作者でもあるRakeが手掛けた「君が君でいられるように」がリード曲となっており、まさに彼の音楽活動を語る上で重要なアルバムが完成。前回同様、レコログではインタビューを行い、彼の本作に込めた想いを中心に話を聞いた。撮りおろし写真と一緒に楽しんでほしい。

 

 

僕自身が夢だった作品を作るきっかけとなったRakeさんがくれた曲でもあったので、このタイトルしか思い浮かばなかったです

 

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──初のアルバム『君が君でいられるように』がついにリリースとなりました。あらためてどんな作品になったと思いますか?

 

メジャーデビューをしてからの1年間のすべてが詰まったアルバムになりました。今までの三浦風雅を表現しつつも、新曲では新たな姿を表現できているので、ぜひ聴いてもらいたいですね。

 

──たとえばどんな新たな姿でしょうか。

 

EDM調の「Livin’ it up」という曲は、今まで歌ったことがない雰囲気の曲で、楽しみながら歌わせてもらいました。ただ、僕はあまりリズム感がないんですよ。

 

──そうなんですか!?

 

はい(笑)。なので、この曲のレコーディングは1日で録り終えることができなくて、2日間に分けて録ったんです。かなり苦戦したんですが、完成した曲を聴いたときに、“このいいテイクを取るために2日間頑張ったんだ”と思えたので、良かったですね。

 

──それは今までにない感覚ですか?

 

そうですね。この「Livin’ it up」は繊細に歌う箇所もあり、すごく難しいんです。Aメロはウィスパーボイスで歌っているんですが、やり過ぎるとリズム感がさらになくなってくるので、意識しながらどこまで表現できるかということを追求して歌いました。そこで自分の新しい声質も見つけることができたので、いろんな曲に挑戦していく大切さを知りました。

 

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──いろんな方に楽曲提供をしていただいている曲が多いからこそ、自分にフィットする曲がより明確に分かってきたのではないでしょうか。

 

そうですね。今作は、夢に対するテーマが詰まったアルバムになったように感じていて。デビュー曲の「Start」から始まり、「CANVAS」では夢を追いかけていく上での自分の葛藤や、自分を見失ってしまうような想いを描いていて、「Sunshine」では、いろいろあるけれど、笑っていればいいことがあるよね、という想いを歌っているんです。この夢を追っていく上での、自分のいろんな浮き沈みがアルバムの各楽曲に表現できた気がします。

 

──「Start」「CANVAS」では作詞も手掛けているからこそ、より気持ちも入りやすかったのではないでしょうか。

 

そう思います。さらに、共作で書いた「思い出に花を添えたら」では、「未来話」のその後のストーリーが描かれているんです。「未来話」は、別れた相手をまだ想い続けていて、好きという気持ちを胸に残しているんです。この曲では、そこから時間が経って、幸せな思い出がよみがえってきて、苦しいことも、寂しいことも、怒りもあったけど、すべてひっくるめて、幸せだったなって思えると思う、という気持ちを想い出に花が咲くという風に例えて、この曲が生まれました。ただ、レコーディングの前日まで歌詞が完成しなかったんですよ。ごちゃごちゃになっちゃって、一度すべてを書き直したんですけど、しっくりこなくて、最終的には最初に書いた歌詞に戻りました(笑)。それも含めて、作詞の勉強になりました。

 

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──最初に出てくる言葉はリアルですよね。

 

はい。この曲の歌詞は、自分から湧き出てきた言葉なので、その瞬間瞬間の想いを大事にする、という意味では、最初の歌詞に戻してよかったなと思っています。

 

──この主人公は、この曲でついにポジティブに一歩前に進めましたね。

 

よく、女性は恋愛を上書きし、男性はフォルダで残していくって言うじゃないですか。本当は男性も上書きして忘れたいんですよ。でも忘れられないから、忘れられる男性でいたらカッコいいなと思って書いたんです。実際問題、僕も忘れられないタイプで(笑)。

 

──となったら、この歌詞はなかなか書けないですよね。

 

はい(笑)。なので、すごい悩んで、悩んで絞り出しました。でも結局「未来話」のようになよっとした主人公になっていて、もうこれは仕方ないと諦めました(笑)。

 

──タイトルにもなっている「君が君でいられるように」はすごく素敵な曲ですね。

 

ありがとうございます。僕が音楽を始めたきっかけが、高校を卒業したときにRakeさんの「100万回の「I love you」」をカバーさせていただいて、その動画がバズったことだったんです。それからいつかご本人様と一緒に歌いたいなって思っていたんですよね。そうやって言い続けてきたものが7年越しに夢が叶い、この楽曲を頂くことができたんです。

 

──すごく素敵なお話ですね。最初に聴いたときはどう感じましたか?

 

Rakeさんからエールをいただいたような気がしました。これからもまた頑張っていけるような、本当に大切な曲になりました。

 

──この曲はRakeさんと話し合いながら作っていただいたんですか?

 

この楽曲をお願いするのが決まった時に、オンラインでやり取りをさせていただいたんです。その時に、Rakeさんが「今までどんな人生を生きてきたの?」「音楽を始めてどんな変化があった?」など、いろいろ僕に質問をして下さったんですよね。そこで僕がマシンガントークのように喋り倒した話をもとに、この曲を作ってくれたんです。それがあまりにも僕にフィットした曲になっていたので、本当に感動しました。

 

──なかでも、“君が今理想通りの君じゃなくても間違いなんて1つもありはしない”って、すごく素敵な歌詞ですよね。

 

最高ですよね。僕はコロナ禍にデビューをしたので、夢見たメジャーデビューというものとはかけ離れたものだったんです。思うようにいかなかった自分にものすごく戸惑って、ライブも出来なくなっていって、本当にどうしたらいいんだろうって悩んでいたんです。でも、この曲の歌詞を聴いたときに、今までやってきたことに意味がないものは1つもなかったなって思えましたし、理想通りじゃなくても、今の自分を愛してやり続けることが何よりも大事だってことに気付いたんです。本当に素敵なエールを頂きました。

 

──しかも、ボーナストラック「君と僕の「I love you」」では、Rakeさんと一緒に歌われているんですよね。

 

はい。最初は、この1曲だけをお願いしていたんです。でも、Rakeさんが、もう1曲アップしてくれていて!どちらか選んでいいよと言われたんですが、選べなくて!

 

──選べないですよね。

 

本当に!この「君と僕の「I love you」」のサビのコード進行は、「100万回の「I love you」」のコード進行になっているんです。そういったところも楽しんでもらいたいですね。

 

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──あと、“3月のすみっこで出会った”って、震えるくらいのフレーズですよね。

 

そうなんですよね。卒業式の動画、まさに3月の動画がRakeさんと繋げてくれたので、一緒に歌った時は、本当に涙が出そうになりました。その時に、Rakeさんは「泣くのはまだ早いから。これをもっと多くの方に響かせて、届けようね」って言ってくれたんです。すごく素敵な現場でした。

 

──あの卒業式の動画は今もアップされていますが、一緒にギターを弾いていた友達とは今もいい関係を築けているのでしょうか。

 

もちろんです。彼は僕の親友なんですよ。彼とは高校時代、大好きなコブクロさんの話をたくさんしたんです。いまはコロナ禍で半年に1度くらいしか会えていないんですが、Rakeさんと歌うことを電話で報告したらすごく喜んでくれたんです。

 

──素敵ですね。さて、この曲をアルバムタイトルにした理由を教えてください。

 

この「君が君でいられるように」という楽曲は核となる楽曲だと思ったんです。メジャー1stアルバムということで、僕自身が夢だった作品を作るきっかけとなったRakeさんがくれた曲でもあったので、このタイトルしか思い浮かばなかったです。

 

──7月11日にはお誕生日を迎えられますね。どんな年にしたいですか?

 

これまでコロナ禍で上手く活動ができなかった中で、やっと緩和されてきてライブができるようになったので、26歳を皮切りに、もっと飛躍できるようにやっていきたいなと思っています。きっと、僕にとって26歳の1年は、人生の中でかなり大事な年になると思うので、頑張っていきたいです。

 

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文:吉田可奈

写真:平野哲郎

 

▼三浦風雅『君が君でいられるように』はこちらから

レコチョク:https://recochoku.jp/artist/2001681447/

TOWER RECORDS MUSIC:https://music.tower.jp/artist/detail/2001681447

dヒッツ:https://selection.music.dmkt-sp.jp/artist/2001681447

 

▼関連インタビュー

ストリートライブ、SNSで注目を集める三浦風雅、新曲「未来話」をリリース!3カ月連続リリースに込めた想いや彼の素顔に迫る(撮りおろしあり)

 

三浦風雅『君が君でいられるように』インタビュー――泣くのはまだ早い
レコチョク×USEN「OTORAKU -音・楽-」SPECIAL

https://e.usen.com/feature/feature-unext/post-34.html

 

▼三浦風雅が作ったプレイリストが店舗用BGMアプリ・OTORAKUで公開!是非流れているお店でチェックしてください!

空間の音楽 by 三浦風雅~夏を彩るアクティヴ&ポップミュージック ~

「夏のキラキラさ、そして爽やかな風が吹くような楽曲をチョイスしました!ドライブにもぴったり、この夏を彩る三浦風雅プレイリストを楽しみください!」

https://otoraku.jp/playlist/curator.html?current=21#CATEGORY

  • 三浦風雅

    三浦風雅

    誕生日:1996年7月11日
    身長:175cm
    出身:神奈川県
    高校卒業時に歌った『100万回の「I love you」』がSNSで拡散され、この動画をきっかけに音楽活動を開始。
    路上ライブから積み重ね、2020年にオーディションブランド「ONE in a Billion」ではグランプリを獲得。
    2021年6月にはフジテレビ系“月9”ドラマ「ナイト・ドクター」のオリジナルナンバーを歌う新世代シンガーにも抜擢され、7月にはポニーキャニオンからメジャーデビューしたシンガーソングライター。2022年1月12日にリリースしたデジタルシングル「CANVAS」はフジテレビ系『奇跡体験!アンビリバボー』のEDテーマに選出。
    2022年7月13日にはメジャーデビュー後初となるアルバム『君が君でいられるように』の発売が決定しており、音楽活動のきっかけとなったRakeとのコラボも発表し話題を集めている。