「すごくテンションが上がる」という声が一番多い

 

 

 

――実際に「みるハコ」を利用しているお客様の反響はいかがでしょうか?

 

伊藤:プライベート空間で、迫力ある大画面で観ているので、「すごくテンションが上がる」という声が一番多いですね。「ひたすら好きなアーティストの映像ばかり観てる」とか、「大画面、大音量で満喫してる」といった声もいただいています。

みるハコ

 

板橋:今は映像って画質を問わなければ小さなスマホでも観ることができるわけですけど、この空間で、みんなで大きな映像とボリューム感で気兼ねなく騒げるっていうのがいいんじゃないですかね。あと、結構同じアーティストが好きな仲間で観て盛り上がっているんじゃないかと想像しています。もちろん、ジャンルがいっぱいあるので、嗜好性がバラバラなメンバーでも楽しめるとは思うんですけど。

 

伊藤:歌い疲れたときやまったりしたときにMVを観てもらってもいいですしね。このサービスは導入店舗さんからも大変好評で、機種の出荷台数も想定以上の動きを見せています。

 みるハコ

 

 

 

いかに日常的に音楽をコミュニケーションの中に入れていただくかということが重要

 

 

 

板橋:20年程前は音楽はエンターテイメントの王様だと思っていたんですが、ネットが普及し、1人1台スマホを持っているようになると、エンタメの多様化も進み、それが時間と興味を分散させていると思うんです。音楽がどうこうという話ではなくて、そういう環境になっているのが事実だと思います。その中で、いかに日常的に音楽をコミュニケーションの中に入れていただくかということが重要なのではと思っています。カラオケって、「今から歌うこのアーティスト、知ってる?」とか、「この前このアーティストのライブ観たんだよね」とか自然に音楽のコミュニケーションが出来る場だと思うんです。その中で、「みるハコ」という新しい体験サービスが出き、マネタイズ、プロモーションの場が広がるというのは、音楽業界にとっても期待感が大きいのではと思います。

 

伊藤:カラオケ業界も、音楽業界でヒット曲が生まれないと活性化しないんですよ。国民的なヒット曲が生まれてみんなが歌い出すと、カラオケでも、もう1回盛り上がるんです。テレビもなかなか観ないという時代に、カラオケルームをアーティストさんの露出の場として使っていただき、少しでもプロモーションとしても協力できればと思っています。

 

――今後のサービスの展望はいかがですか?

 

板橋:ローンチから半年ぐらい経って、まだまだ僕らとしてもできることはあるかなと思っています。これは実現できるかわからないんですけど、例えば「RecTV」を使って好きなアーティスト本人と直接繋がることができたり、遠くにいるアーティストのファン同士で一緒に盛り上がることができるような機能など提供できればと思っています。カラオケルームをもっともっと素敵な空間にしていくために努力していきますので、引き続きよろしくおねがいします。

 みるハコ

 

伊藤:カラオケルームは三世代で利用されるお客様も多く、次世代の音楽ファンをつくれる場でもあります。「みるハコ」を全国各地に広く展開していき、お客様と音楽との出会いの場として、コンテンツ発信のプラットフォームとしていきたいです。それから、我々はリアルな場所、この空間しか強みがないんですけど、レコチョクさんはスマホを軸にしたサービスをされていて、持ち運ぶことができる接点のデバイスになりますので、本体の「RecTV」サービスと我々のリアルなカラオケルームをどうリンクさせていけるかというのが今後描きたい未来です。「RecTV」との相乗効果で、お客様が行ったり来たりすることでお互いが大きくなっていければいいなと思っています。我々はその受け皿としてお応えできるような規模の拡大をしていきたいと思いますし、サービスも充実させていきたいと思っておりますので、是非一緒に頑張らせていただければなと思っています。

 

板橋:こちらこそ、よろしくおねがいします。

 みるハコ

文:岡本貴之

写真:松永光希

写真・データ提供:株式会社エクシング

 

協力:JOYSOUND品川港南口店 

 

 

【プロフィール】みるハコ

伊藤智也(株式会社エクシング エンタテイメントイノベーション室 部長)

1996年株式会社エクシング入社。地方自治体向け商品の営業を担当後、2006年店舗とパソコン、モバイルを結びつけたカラオケ・ソーシャルメディア「うたスキ」を企画・立ち上げ、その後、マーケティング部門、経営企画部門。2018年より現職。

2019年6月にサービスインした、カラオケルームに新たなエンタテインメント空間としての価値を創出する新サービス「みるハコ」を統括。

 

みるハコ

板橋徹(株式会社レコチョク 取締役)

バンダイネットワークス株式会社(現・株式会社バンダイナムコエンターテインメントにて、マーケティング、「機動戦士ガンダム」などの版権営業等を担当後、モバイルサービス会社にてモバイルメディア、コンテンツ事業を統括。その後、2008年にレーベルモバイル株式会社(現・株式会社レコチョク)に入社し、部長職を経て執行役員に就任。現在は、音楽配信サービスの企画・立案からサイト編集、携帯電話会社との交渉まで全方位で担当。2019年取締役就任、現在に至る。

 

 

 

 

【「みるハコ」サービスについて】

過去のライブや映画など、さまざまなジャンルの映像を、カラオケルームでお好きな時間に楽しめます。
さらに、ライブ・ビューイングも!お楽しみいただける作品は「みるハコ」サイトでチェックしてください。

[利用方法]

最新機種『JOYSOUND MAX GO』設置のカラオケルームの「JOYPadキョクナビ」のトップ画面にある「みるハコ」のバナーからお楽しみいただけます。

※有料コンテンツもございます。

※対象店舗/対象機種/配信期間/料金などにつきましては、各コンテンツの詳細ページをご確認ください。

[サービス内容]

・個室空間で周りを気にせず楽しめる!

・大画面・大音量で楽しめる!

・全国どこでも楽しめる!

・ライブ・ビューイングも楽しめる!

・公式ミュージックビデオも楽しめる!

 

※各記事に記載されている内容は公開時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。​

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