今の自分たちからステップアップしたいという思いから始まりました
――なるほど。MVを過去にも多く制作されているようですが、映像制作への思い入れは?また、印象に残っている楽曲は?
三浦:映像があると聴覚から伝わるイメージが視覚からも得られてより良くなると思ってます。特に印象に残ってるのは「アパートの中で」ですね。この曲は、当初MVを作る予定ではなかったのですが急遽作ることになり、制作費もなかったので監督さんにとても大変な思いをさせてしまいました(笑)。撮影に3日程かかって、大変だったのが印象的です。
レイラ「アパートの中で」MV
――今回WIZYで「令和を背負っていくアーティストを集めた無料フェスを開催したい」というプロジェクトを実施することになったきっかけは?
有明:今の自分たちからステップアップしたいという思いから始まりました。規模を大きくして挑戦したいなって。
三浦:5年くらい前に「ぼくらのウォーゲーム」というO-EASTで行われたイベントですね。このイベントを知ったのは僕らが高校生の時で、当時はあまりイベントの趣旨を理解できていなかったのですが、今になってそれが同世代を集めたイベントだった事を知りました(笑)。自分達にもそういうことができたらなと思ったのがきっかけです。
――今回の企画のアイテムとして、今年8月の下北沢SHELTERの「ワンマンライブ映像」がプレイパス(R)に対応していますね。ライブをスマホでいつでも観れることについてどう思いますか?
三浦:スマホで手軽にライブが観れるのはとてもいいなと思います。レイラにとって一度きりの初ワンマンの記憶を、楽しんでいただけたらと思います。
レイラ 1st one man live「耳をすませば」のワンマンライブ映像DLカード・映像のティザー映像
――各メンバーの私物が1点ずつ出品されていますが、それぞれへの想いや思い出を教えて下さい。
有明:作曲用で使っていたアコースティックギターです。中学生の時から一緒に成長してきました。このギターで初めて押さえたコードはCでした。当時ハッピーバースデーの曲を練習していたんです。Fで挫折しそうになった時も共に乗り越えてくれたのはこのギターでした。家では基本このギターしか弾いていませんでした。今までありがとう!
牧野ウスシオ(Ba.):僕のエフェクターは音がでかくなります!でかい音を出すために高校生の頃に購入し、ワンマンまでのほとんどのライブで使用していました。
三浦:僕もエフェクターで、ライブなどでよく使ってました。ファンの方に「三浦さんの音が出したくて同じファズ買いましたー!」と言われた事もあるので、僕の音といえばこれですね。
すわ(Dr.):僕のシンバルは、僕がZildjianというシンバルメーカーとエンドース契約をさせていただいてから初めて手に入れたものです。8月ワンマンライブから使用していました。小さいけど、とても存在感のある良い音です!
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