歌詞について説明すると、聴いてる人に対して“こういう解釈が正解”みたいになっちゃうかなって抵抗もあった
──そしてその公演の映像化に向けて、「WIZY」で初のクラウドファンディングに挑戦したわけですが(https://wizy.jp/project/373/)、やってみていかがでしたか?かなり早い段階で目標達成されたと伺いました。
目標金額への到達が早くてビックリしました。O-WESTの映像化は、ファンの人達の中で『映像にしてほしい』っていう声があるって聞いたのがきっかけだったんです。残せる機会があるなら残したいなと思っていたので、こういうきっかけをいただけて、ありがたいです。
──リターンアイテムの種類も様々あって。
やりたいこと、やれることをベースに考えました。その中にセルフライナーノーツがあるんですけど、その前に「MAKE ME REAL」のライナーノーツを書く機会があって、2000字ぐらいでよかったのに、書いてたら5000字ぐらいになってたんです(笑)。そこから日にちが経って、またライブでやってみて思ったこともプラスされてるから面白いだろうなと思って、他の曲も書く機会があったら書きたいなと思ってたんです。「MAKE ME REAL」のライナーノーツをツアーに出る前に書いたことで、スタートする時点で伝えたいことを明確にすることもできたんです。それが今までにない試みやったなと思います。歌詞について説明すると、聴いてる人に対して“こういう解釈が正解”みたいになっちゃうかなって抵抗もあったんですけど、実際にツアーに出てみると、そんなことは関係なく、みんなが自分の解釈で楽しんでくれてて。それぞれが楽しもうとしてくれているのがすごくいいなと思いました。
負けず嫌いやから、絶対に『良い!』と言わせたるねん、って思ってしまう(笑)
──お客さんからパワーをもらうこともありますか?
たくさんあります。最近はそれが一番のような。中には手厳しい人もいて、ダメなライブだと思ったら普通に「ダメだった」ってSNSとかに書いてるんですよ。でも、負けず嫌いやから、絶対に『良い!』と言わせたるねん、って思ってしまう(笑)。
──お客さんと切磋琢磨するというのも、面白い関係性ですね。
そうですね。イエスマンばっかりじゃないのは面白いかもしれないです(笑)。
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