みんなが求めてるBentham像を体現するのか?ってところでも、ひとつ挑戦

 

 

――みんなの話を聞くと5年の歴史を振り返った時、要所要所での挑戦や決断が新しい道を切り開いてくれてますよね。そして今回、また新しい挑戦として、「FESTIVAL OUT」のプロジェクトで「パブリック(2019 ver.)」のMVを制作します。ファンのみんなのサポートを受けて、MVを制作するという企画が立ち上がっての感想は?

 

小関:クラウドファンディングは以前からやりたかったけど、その機会がなかなかなくて。今回、「ファンのみんなとMVを作る」というテーマがやりたいことにすごく近かったのと、ベスト盤がリリースされることになって、ファンと一緒に育てて来た「パブリック」を再録したり、“楽しい”なのか“ファン”なのか“不安”なのかと色んな解釈の出来る新曲「FUN」が完成したり。「ファンと一緒に何か作品を作り上げるのに、こんなベストなタイミングある?」みたいな感じだったんです。みなさんの力を借りて、何かひとつの物を作るのは初めてなので、MVの内容も僕らがやりたいことを100%やるのか? みんなが求めてるBentham像を体現するのか?ってところでも、ひとつ挑戦が出来るんです。

 

――そこにファンと一緒に作る意味がないと、プロジェクトの意味もないですからね。

 

小関:そうですね。だから、良いものを作らなきゃいけないプレッシャーもありますし、特別なものにしたいなという気持ちもすごく強くて。僕の頭の中にはすでに画が浮かんでるんですけど、いま浮かんでる画と違うものを作るべきだなとも思ってて。せっかくなんで、FESTIVAL OUTの関係者とかWIZYの関係者とか、色んな人の意見を聞いて吸収出来たら良いなと思っています。

 Bentham

 

:5年前、「パブリック」の音源やMVを撮った時は、何も分からない状態だったので。「パブリック」を改めて録り直して、MVも撮り直すチャンスを貰えたのはすごく嬉しいです。

 

小関:また、「パブリック」のMVの撮り方が特殊だったんだよね?

 

:そう。ゆっくり動いてるのを、早送りにすると普通に見えるみたいな感じで。渋谷の駅前で撮ってたから、パントマイムの人と間違えられて、めちゃめちゃ写真撮られたり(笑)。

 Bentham

 

小関:その後、MV撮影のことも分かってきて、僕らも意見を出せるようになってきたので。今回もしっかりこだわって、良い作品にしたいですね。今回、エキストラも募集してて。

 

――プロジェクトのアイテムにエキストラがありましたよね。

 

小関:はい。だから、エキストラの人にもしっかり参加してもらいたいと思ってますし、制作スタッフと喧嘩になるくらい話し合って、良い作品を作り上げたいと思ってます(笑)。

 

Bentham 

文:フジジュン

写真:松永光希

 

 

▼「FESTIVAL OUT×Bentham」みんなの力でMVを制作しよう!

11/13発売のベストアルバムから「パブリック(2019 ver.)」をMV化!!

https://wizy.jp/project/325/

※本プロジェクトの受付は終了致しました

 

▼Bentham『Re: Public <2014-2019>』はこちらから

レコチョク:https://recochoku.jp/album/A2001621692/

dヒッツ:https://dhits.docomo.ne.jp/artist/2000856184

 

 

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  • Bentham

    Bentham

    2011年結成。2014年春のKEYTALKツアーのゲストアクトに抜擢され注目を集め、同年10月に「Public EP」でデビュー。以降インディーズで3枚のEPリリースを経て、2017年4月「激しい雨/ファンファーレ」でポニーキャニオンよりメジャーデビュー。同年7月には1stアルバム「Re: Wonder」リリース。17ヶ所に及ぶ全国ツアーを敢行。ツアーファイナル赤坂BLITZワンマンを大成功に収める。2018年4月にリリースされた「Bulbous Bow」収録の「FATEMOTION」がCBCテレビドラマ「こんなところに運命の人」主題歌・TBSテレビ「王様のブランチ」4月度EDテーマに、「memento」が映画「お前ら全員めんどくさい!」主題歌に決定。そして初の海外公演となる台湾の大型フェス「Spring Scream 2018」に出演。大いなる飛躍が期待されるハイブリッドロックバンド。

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