名古屋・大須発!5人組ダンス&ボーカルグループとして活躍するCool-X。2月1日には前作「ふたり」の続編としてメンバーが書き下ろした「みらい」を配信リリースする。同日、WIZYではここでしか手に入らない、「ふたり」「みらい」を収録した限定盤CDの期間限定予約を開始。彼らに、本作への想いや制作時のエピソードについてはもちろん、さまざまな試練を乗り越えてきた彼らの歴史と苦労、そして今想うことなど、幅広く話を聞いた。また、今回の楽曲に合わせて「恋人と聴きたい曲」をテーマとして、メンバーが楽曲をセレクトし、プレイリストを作成。セレクト理由についても語っているので、是非最後までチェックしてほしい。
自分達が一番自信を持っているのが楽曲なんです
――今回レコログに初登場となるので、皆さんを知るために他己紹介をしてもらってもいいですか?
萩凌介:濱中元嗣は、一緒にいると本当に居心地がいいんですよ。基本的に話が上手なので、すごくおもしろいんです。あと、めちゃくちゃ優しくて、それが短所になっちゃうこともあるくらいなんですよね。否定しないで、全部受け入れちゃうんですよ。
濱中元嗣:優しすぎる男です(笑)。僕が紹介する前田純基は、リーダーなのですごくしっかりしているんです。トークではいつも笑いを取ってくれますし、安心感があるので、隣にいてくれるだけでホッとするんです。
前田純基:嬉しいなぁ。馬場涼真は、歌声がすごく素敵なんです。それに、僕が思ってもみなかったような考えを持っているので、すごく助かります。ただ、優柔不断なんですよ。そこも含めて、涼真なんですけどね(笑)。
馬場涼真:気を付けます(笑)。山内大輝は、一番マジメです。でも、ライブの時はテンションが上がるのか、お客さんが見えないところで、僕に変顔をしてくるんです(笑)。あと、気分屋なところもあるんですが、それもわかりやすくていいのかなって思っています。
山内大輝:萩凌介は、カッコいいです!それなのに気遣いが出来て、食事中はみんなのグラスにお水をついでくれるし、料理もできちゃうんです。たまに寝坊するんですけどね。
萩:リーダーの純基によくモーニングコールをしてもらっているんです(笑)。
――リーダーはモーニングコールまで担当しているんですか⁉
前田:一回かけて出なかったらもうしないですけどね(笑)。
――今聞いているだけでほっこりするグループだなと思うのですが、あらためて自分たちが思う武器はどんなところにあると思いますか?
前田:全員が名古屋出身なので、“名古屋を拠点に全国へ”をコンセプトにしているんですが、自分達が一番自信を持っているのが楽曲なんです。バラードはもちろん、バリバリに踊るようなダンスチューンもありますし、みなさんと一緒にダンスをしたり、歌ったりして楽しめる曲もあるので、ライブは思いっきり楽しんでもらえると思います。
――みなさんは、250人動員ができなかったら解散、1000人動員できたらメジャーデビューなどと、かなり崖っぷちな課題を与えられ、乗り越えてきましたよね。
萩:そのせいか、かなりメンタルが強くなりました。
馬場:当時は必死に乗り越えようってやっていたんですが、それが団結力にも繋がっていたと思います。
萩:最初なんて、結成して3か月で250人集められなかったら解散って言われたんですよ。
馬場:最初は冗談だと思っていたよね。
前田:うん。そしたら本当だったのでビックリして!(笑)さらに1000人集めたらメジャーデビューという課題が与えられて、とにかく必死でしたし、路上ライブで0人からどんどんお客さんが増えていくのを目の当たりにして嬉しかったですし、メンバーの絆が強くなった気がします。
山内:Cool-Xで活動するまで、人前で踊ることが多くなかったので、パフォーマンスを通してみんなと絆を深めながら、ステージに立つときの心構えなども同時に出来てきましたし、すごく成長できた期間だったと思います。
濱中:アーティストとしての意識もだいぶ変わりましたね。最初はその壁の高さに本当にできるかどうか不安になりましたが、今思うと、当時試行錯誤した時間はすごく大事な時間だったなと思います。

「ふたり」ジャケット写真
――そしてついに手に入れたメジャーデビューから1年が経ち、WIZYプロジェクトで「ふたり」「みらい」の2曲を含めたスペシャルパッケージが発売になります。まず「ふたり」はどのような曲になっているのでしょうか?
馬場:STAY HOME期間に入り、今まで会えていた人と会えなくなったからこそ、あらためて身近な大切な人に気づいたんですよね。きっと、みなさんもそうだと思うんです。それを踏まえて、この曲は聴いてくれる人たちにとって、一番近い人をイメージして作りました。
山内:ダンスも表情や指先なども細かい部分に気をつかってパフォーマンスをしているので、ぜひ見てもらいたいですね。MVでは、ダンスパートのシーンが少ないんですが、その分、歌の雰囲気を楽しんでもらって、ライブでは僕たちのパフォーマンスを堪能してもらえたらと思っています。
萩:この曲は初めて5人で制作した曲なんです。歌詞も含め、今までで一番いい出来なんじゃないかなって思うくらい素敵な曲なんですよ。
――どのように制作していったのでしょうか。
萩:全員で話して、もともとラブソングを作ろうということは決まっていたんです。そこで“こういうフレーズを入れたい”と話し合いを重ねて、最終的にボーカルの3人がまとめて、最後は5人で確認し、作り上げました。
――すごくロマンチックな曲になっていますよね。
萩:なんならメンバー全員、ロマンチストなんですよ(笑)。楽曲を作る時って、“いい曲を作りたい”って思うからこそ、恥ずかしさってあまりないんですよね。なので、作っているときはメンバーの新しい一面が見えた気がします。“恋愛をしたらこういうことを言っているのかな?”って思いました(笑)。
濱中:僕はロマンチストだとは思っていなかったけど、そうなのかな(笑)。
――まぁ、本当に天然の人は認めないって言いますからね(笑)。
濱中:そうか…(笑)。
前田:「ふたり」を作った時期から、今の世界の状況はあまり変化していないと思うんですが、この曲を聴いて、大切な人と電話をしてみたり、幸せな気持ちを感じてもらえたらいいなと思っています。いま、オンラインではライブをしているんですが、画面越しでも一緒に踊れるように、パフォーマーのふたりが簡単な振り付けを作ってくれたんです。ぜひ一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。
――このMVでは、ぎんしゃむさんと夢咲ももなさんが参加されていますが、観てみていかがでしたか?
前田:めっちゃキュンキュンしました! もとからラブストーリーが大好きなので、よりテンションが上がりましたね。元嗣と凌介がドラマパートで出演しているんですが、本当に映画のようでビックリしました。
萩:ふたりとも初めての演技だったので戸惑ったんですが、いざカメラがまわるとスイッチが入っていい感じにできたんです。元嗣に関しては、頭をなでたり、ちょっと大人っぽかったよね。
濱中:ドラマを観て憧れを持っていたのですが、自分がやれるとは思っていなかったのですごく楽しかったですね。
萩:1回観ただけでは気づかないような細かい設定も作ったので、何度も見て深さを感じてもらいたいです。
山内:元嗣のひとりでビールを飲むシーンの表情や、凌介のフラれているときの表情はすごくよかったよね。
濱中:ありがとう~!
Cool-X – 『ふたり』 (Official Music Video)
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