(写真左から:手塚愛乃さん(G,Cho)、森 ふた葉さん(Ds)、田村愛美鈴さん(Key))
「夢は弾いてかなえろ!」をキーワードに約10,000人の応募のなかから選ばれた総勢39名からなるガールズバンドプロジェクト「ザ・コインロッカーズ」。
土曜ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」の主題歌として話題の「憂鬱な空が好きなんだ」で6月19日(水)にCDデビュー!6月7日(金)には一足早く先行配信デビューしました。
そんな、今、話題のザ・コインロッカーズから、田村愛美鈴さん(Key)、手塚愛乃さん(G,Cho)、森 ふた葉さん(Ds)がレコチョクに来社!デビューを前に、お話を伺いました。
――昨年実施された秋元康氏とワーナーミュージック・ジャパンによる今回のオーディションに応募しようと思ったきっかけを教えてください。
田村:私は、お母さんがこのオーディションを見つけてくれました。
――お母さん、すごい!大感謝ですね。
田村:そうですね(笑)、本当に感謝してます。
手塚:私は高校で軽音部に所属していたんですが、進路を決める時に、周りは皆、大学受験のために勉強していたけれど、私は「音楽がやりたい!」って思って。弾き語りのライブとか出るようになったんですが、ちょうどその時Twitterでオーディションを見つけて、受けてみようと思ったのがきっかけでした。
森:私は小学校の頃から和太鼓をしていて、その勢いで吹奏楽部に入り、パーカッションをやってて、その頃からドラムに関係する仕事には就きたいなと思っていたんです。でも、高校の時は違うことにも挑戦してみたくなってダンス部に入りました。自宅がマンションだったのでドラムの練習もできないし、近くにドラムのスクールもなかったので、その頃はドラムに触れることもできなくて。
そんな時に、両親がこのオーディションを見つけてくれて、受けました。
――オーディションにはどんな気持ちでのぞんだのですか?
田村:私は、前にもオーディションを受けたことがあるのですが、今回のオーディションの時には、心の中で「失敗しても受かる時は受かるし、どんなにうまくいったと思っても落ちるから」と自分に言い聞かせていました。その場で全力を出しきろう!という気持ちが強かったです。
――強気!ポジティブですね。
田村:でも、自分的にはネガティブな気持ちの方が強くて。最初から「こうしよう、ああしよう」って思うと萎縮してしまうので、だめな時はだめだし…という開き直り、です(笑)。
手塚:私は緊張しいで、初めてのオーディションだったので、とても緊張しました。人がたくさんいる中で喋らなきゃいけない、となった時に緊張しすぎて一点を見つめて固まってしまって…(笑)。「緊張してるよね?」って言われるくらい。演奏している時も手が震えてピックを落としちゃうくらいだったので、”いつもどおり”を出しきれなかった…と後悔することが多かったです。
森:私は第二次審査の時に、あまりに緊張しすぎてお母さんと喧嘩したんです(笑)。
その時に「いいわ、もう落ちても、とりあえず受けてみよう」という気持ちでいったらそれが逆に良くって、そこまで緊張せずに自分を出すことができたなって思っています。
でも、最終審査では秋元先生もいらっしゃったので、緊張しすぎて正直あまり覚えていなくて(笑)。
手塚:そうだよね。秋元先生と目が合わなくて…(笑)。私が見れてなかったのかもしれないけど。
田村:秋元先生いる~!って感じだったよね。お会いできたのは嬉しかったね(笑)。

(写真左から:手塚愛乃さん(G,Cho)、森 ふた葉さん(Ds)、田村愛美鈴さん(Key))
――オーディションが進むにつれて、気持ちの変化などはありましたか?
森:最終審査に近づくほど、夢に近づくので「受かりたい!」という気持ちがどんどん強くなっていきました。
田村:そうそう、ここまできて落ちたら…って思ってたよね。
――オーディションに受かってかららデビューまでのは、夢に近づいているといった実感はありましたか?
田村:最初は全然実感なくて。最近は、今まで経験しなかったことをやっていっていると、「本当にデビューするんだなぁ」って実感しはじめました。
レコーディングも初めてだったし、MV撮影で初めて海外に行ったり、そういう瞬間に、受かったことを実感しています。
手塚:私も実感がわかなくて…。デビューを前にして「自覚」とか「意識」が変わってきたなぁと思います。
――どんなときに、「自覚」や「意識」が変わってきたと感じるのでしょうか?
手塚:やっぱり表題曲の選抜メンバーに選ばれたことが大きいですね。今までは自分だけの目標に向かって、選抜に選ばれるためには、とか、どうやったら楽器がうまくなるか、とかを考えていたんですが、今はデビュー曲を知ってもらったり、「ザ・コインロッカーズ」自体を知ってもらうためにはどうすればいいんだろうってことを考えるようになりました。
森:受かった時は「夢物語」って感じでした。上京するということも、オーディションの時から言われていたけど、想像できてなかったし、上京してからは、ドラムがメインで学校がサブになっていって、頭の中が全て「ザ・コインロッカーズ」になっていった感じです。
田村:生活の中心が「ザ・コインロッカーズ」になったよね。
森:そうそう!お仕事もありがたいことに増えていっているので、見られる側の人になったんだ、という意識もするようになりました。

(写真:ザ・コインロッカーズのアーティスト写真)
――急に世界が変わった、という感覚でしょうか?
森:そうですね。この前まで一般の高校生してたのに、もうMV撮ったりテレビに出させて頂いたり…。想像できなかったことをさせて頂いているなと思ってます。
手塚:レコチョクさんにいるよ~。って感じだよね(笑)
森:そうそう!(笑)お母さんに言ったら「え、やばくない?」って言ってました!
――それはとっても嬉しいです!ありがとうございます。
――質問に戻らせていただきます。バンド名「ザ・コインロッカーズ」という名前について、最初聞いた時のイメージはどうでしたか?
田村:最初は皆笑ってたよね(笑)。バンドらしい名前かと思ったら、カタカナ?っていうノリでした。
手塚:本当ですか?ってなったよね(笑)。
森:今となってはいい名前だなって。ダサかっこいいじゃないですけど。
田村:逆にそれがいいよね。
手塚:最初「ザ・コインロッカーズ」って名前を教えてもらった時に、AKBさんも最初は皆名前がしっくりきてなかったけど、君たちももうちょっとしたらしっくりくるようになるよ、って言われたんですが、本当にその通りだな、って思ってます。
森:お仕事の時、「ザ・コインロッカーズです」って言わせて頂くんですが、自分の個人名かのようにしっくりくるよね(笑)。胸張れる、いい名前だなって思います。
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