12/4(水)に約1年半ぶりとなるオリジナルアルバム『MAN STEALS THE STARS』をリリースするSOIL&“PIMP”SESSIONS。今回のリリースに際して作品についてや印象深い楽曲についてなど、社長(Agitator)に話を聞いてみた。
――今回のNew Album『MAN STEALS THE STARS』は約1年半ぶりのオリジナルアルバムですが、2020年代のモードを予見した意欲作とのコメントがございました。具体的にどのような作品に仕上がったか、お聞かせください。
社長(Agitator):ロンドンをはじめ、NY、LA、メルボルン、マンチェスターといった、世界各地で熱い盛り上がりをみせる、新世代JAZZシーンに対する日本からの回答です。世界基準のリズムとサウンドメイキングを追求しました。
――アルバムの中でのイチオシ楽曲、思い出に残っている楽曲を教えて下さい。
社長(Agitator):未来からやってきた詩人が主人公の時空を超えた物語。その架空のサウンドトラックを楽しんで欲しいです。個人的には「Lyra’s Attack」が思い出深いです。タブゾンビのディレクションの下、叫びまくりました。1発OKだったんですが、やってみて、これは15年前には出来なかった叫びだったな、と思いました。自分のアジテーターとしてのキャリアのマイルストーンになる一曲になりました。
――普段どんな時に(どんなシチュエーションで)音楽を聴かれますか?また、どんな音楽を聴かれますか?
社長(Agitator):毎朝日課のウォーキングの時や、車での移動中に、BBC RADIO6やWorldwideFMといったインターネットラジオの音楽チャンネルを聞いています。
――今回のアルバムには、CD音源をアプリで聴くことができる「プレイパス」に対応しているため、プレイヤーがなくてもCDを聴くことができます。このようなサービスについてどう思われますか?
社長(Agitator):音楽を楽しむフォーマットが増えて、いろんなライフスタイルに合わせてチョイスできるようになるのは、とても素晴らしいことだと思います。
――今回CD(アルバム)リリースに関連して、今まで買った中で一番お気に入りのCD(アルバム)を教えて下さい。また、そのお気に入りのCD(アルバム)とした理由を教えて下さい。
社長(Agitator):『5』 Sault
アルバムを通して収録されている全ての楽曲のクオリティが高く、何度もリピートして聞きたくなる心地よさがあります。2019年のベストアルバムの1枚。
▼SOIL&“PIMP”SESSIONS『MAN STEALS THE STARS』はこちらから
レコチョク:https://recochoku.jp/album/A2001630536/
dヒッツ:https://dhits.docomo.ne.jp/artist/2000002952
▼プレイパス
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▼2019年12月4日(水)発売『MAN STEALS THE STARS』
インストゥルメンタルを中心とした本来のバンドのネイキッドな姿に立ち返り、オルタナティブなジャズを展開。
音楽家・詩人・タギングアーティストとして活躍、国内屈指のポエトリージャズ“F.I.B JOURNAL”を率いる山崎円城(Track 1)、くるりのサポートメンバーを始め各所で活躍中、新プロジェクト“Answer to Remember”を立ち上げたことでも話題の世界基準の若きドラマー・石若駿(Track 2)、幼少期よりアメリカで活躍、現在は日本に拠点を移しJ-POPからブラックミュージック、セッションまでジャンルや場所を問わず活躍するドラマー・FUYU(Track 4,9,11)、ペトロールズのヴォーカル/ギター、椎名林檎や星野源など多数のプロジェクトに参加、SOILとも縁の深いギタリスト・長岡亮介(Track 5,8参加)など、参加アーティストも多岐にわたる。
ジャケット写真は、アルバムのコンセプトである“未来からやって来た詩人の架空の物語”をイラストレーターの榎本マリコによって具現化。結成以来、“ボーダーレスで自由”な音楽表現を掲げてきたSOILの、2020年代のモードを予見した最新作を象徴するアートワークとなっている。
VIZL-1672 [初回限定盤(CD+DVD)] 3,800yen (+tax)
VICL-65274 [通常盤(CD)] 2,900yen (+tax)
Track List
CD
- Man Steals The Stars
- Monad
- In The Twilight
- Reptilian’s Dance
- Galaxy Lady
- Tell A Vision
- Lost Memories
- Lyra’s Attack
- Chill 16
- Space Drifter
- Go Ahead
- Bach
- Utopia Traces
-Musicians-
Tabu Zombie (Trumpet)
Josei (Piano)
Akita Goldman (Bass)
Midorin (Drums)
Shacho (Agitator & Programming)
+ Takeshi Kurihara (Saxophones & Flute)
Poetry Reading : Madoki Yamasaki (Track 1)
Drums : Shun Ishiwaka (Track 2), FUYU (Track 4, 9 & 11)
Electric Guitar : Ryosuke Nagaoka (Track 5 & 8)
DVD
SOIL & “PIMP” SESSIONS in London 〜Live at Ronnie Scott’s 20191019〜
※各記事に記載されている内容は公開時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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SOIL &“PIMP”SESSIONS
SOIL=塵、埃、土壌、大地 PIMP=伊達男
タブゾンビ(Tp)/ 丈青(Pf)/ 秋田ゴールドマン(Ba)/ みどりん(Dr)/ 社長(Agitator)
2001年、東京のクラブイベントで知り合ったミュージシャンが集まり結成。
ライブを中心とした活動を身上とし、確かな演奏力とクールな雰囲気をただよわせながらも、ラフでエンターテイメント、バースト寸前の爆音ジャズを展開。
2005年には英BBC RADIO1主催の“WORLDWIDE AWARDS 2005”で「John Peel Play More Jazz Award」を受賞。
以降、海外での作品リリースや世界最大級のフェスティバル“グラストンベリー”、モントルージャズフェスティバル、ノースシージャズフェスティバルなど、
数々のビッグフェスに出演、これまでに29カ国で公演を行うなど、ワールドワイドに活動を続けている。
2019年12月に約1年半ぶりとなるオリジナルアルバム「MAN STEALS THE STARS」をリリース。