ーー今回リリースされる「umbla」について、曲の聴きどころを教えて下さい。

 

和田:ポイントとしては、7拍子の変拍子は前からブクガの曲で使うこともあったんですけど、サビのところの歌割りが、レコーディングでも苦労するくらいかなり難しくて。

変わったリズムっていうのがブクガの特徴だな、って思っていて、それが象徴されている曲なのかな、と思っています。レコーディングとかライブとかの時も、「リズム命で」というディレクションを受けたので、そこに注目してほしいです。

 

――見事に歌いこなされているのを聴いて、やはり素晴らしい、と思いました。

 

和田:いつも必死で、サクライケンタさんの曲に食らいついてます(笑)。

 

――タイトル「umbla」の由来は?

 

コショージメグミ:前回のシングルが「SOUP」というタイトルだったんですけど、その「SOUP」に入っている曲に繋がっていて。「SOUP」に入っているのが「鯨工場」と「長い夜が明けて」。長い夜が明けて、朝になったということで世界観が繋がっています。

「長い夜が明けて」と思ったら、「闇色の朝」で。

 

 「闇色の朝」

――ジャケット写真も拝見させて頂きましたが、「闇色の朝」を象徴するような雰囲気でした。こちらも移り変わっていくところが描写されているのですか?

 

コショージ:そうですね、「SOUP」の世界観から抜けて、違う世界に辿り着いた。そこで彷徨っている影、みたいな感じですかね。「umbla」は影という意味なので。

 「umbla」Maison book girl

 

――その次の「シルエット」「告白」とストーリーが続いていくのですね。

 

コショージ:「シルエット」は今までのブクガに「生」が宿った感じがあって。今までは生きているもののことをあまり言っていなかったんです。でも今回は「桜の木」とか、そういう単語が入っていて、生きている感じがしますよね。命が宿っている感じ。今までになくて、新しいな、って思います。

「告白」も、前回の「SOUP」の3曲目に入っている朗読の曲「まんげつのよるに」から繋がっていて。ある意味、今回のシングルを聴いてくれた人は、前回も聴いてもらって、そしてまた前も聴いてもらって…。って、ブクガを辿っていってもらえると嬉しいな、って思います。

 

Maison book girl

 

――新しいものから出会って遡って、そしてまた新しいのにかけて聴くのも楽しいですね。超大作ですね!

 

メンバー一同:確かに!そうですね(笑)。

 

――レコーディングをされていて大変だったことは?

 

井上:毎回苦戦するはするんですけど、リズム感がないのにリズムって言われて、わからなくて。ひたすら歌って「これでいいのかな?」「もうちょっと」「これかな?」「もうちょっと」って感じでしたね(笑)。

 

――ダンスされているので、皆さんリズム感はあるかと思いますが。

 

井上:でも踊っている方がやりやすいです(笑)。立っているだけだと、リズム取るのがより難しいです。

 

――前作と比較されていかがですか?

 

和田:前作は2曲とも4拍子で、比較的最初にパッと聴いて分かりやすい曲だったので、「もしかしたら今後こっちで行くのかな?」って思ったら今回はこれで(笑)。やっぱりまだまだ試され続けるんだな、って思いました(笑)。

 

――未知の世界を切り開かれている感はありますよね。

 

和田:ずーっと5拍子とかずーっと7拍子とかじゃなくて、毎回新しいことをやらなきゃいけないので、慣れず(笑)。常に試されていますね(笑)。

 

Maison book girl

 

――できると思われているから、毎回新しい可能性に挑戦できる、という期待感だと思いますが。

 

和田:励ましてくださってる(笑)。でも、昔の私たちだと出来なかったことを今求められているな、っていう感覚は確かにあります。

 

井上:あと、今までコーラスみたいなのは録ったことがなかったのですが、今回初めて「シルエット」という曲で、全員でコーラスを録ったんです。

 

和田:素材的に皆の声を録って、後で編曲したんです。

 

井上:4人の声を重ねているので、誰がどの声なのか分かるのかな(笑)。

 

和田:でも、よーく聴いて頂いたら違いが分かると思います。

 

Maison book girl

 

――ファンの方には良く聴いてほしいポイントですね。今回の制作において、特にサクライケンタさんと特に相談されたことは?

 

和田:1曲目のサビは特に、リズム命でと言われたことはあまりなかったので、今回はそこが特にポイントなのかな、って思います。

 

――テンポ感を重視して制作されたということですね。

 

和田:はい、もうノリノリで(笑)。

 

 

 

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