”ガンダムの女神”森口博子が『GUNDAM SONG COVERS』をリリース! 「ガンダムのメッセージをずっと届けられる表現者でいたい」

森口博子が、自身のデビュー日である8月7日(水)にガンダム楽曲のカバー集『GUNDAM SONG COVERS』をリリースする。7月24日(水)よりアルバムに先駆けてジャズ・ヴァイオリニスト寺井尚子を迎えセルフカバーしたデビューシングル『機動戦士Zガンダム』OPテーマ曲「水の星へ愛をこめて」の先行配信を開始した。今回は森口博子に、本作リリースのきっかけや自身とガンダムについて聞いてみた。

 

 

 

歌い切ったときの満足感は他では味わえないような、大きなものでした

 

 

――『GUNDAM SONG COVERS』をリリースするきっかけを教えてください。

2018年にNHKでオンエアされた「発表!全ガンダム大投票」の中で「ガンダムソングス・ランキング」というガンダムファンの皆さんによる投票が行われたんですが、そこで私のデビュー曲、『機動戦士Zガンダム』のOPテーマ曲「水の星へ愛をこめて」が1位にランクインしたんです。さらに「機動戦士ガンダムF91」の主題歌「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」も3位にランクインしたとお聞きして、本当に涙がでるくらい感動したんです。これは30年以上たっても、ファンのみなさんがぶれることなく、ガンダムや楽曲への愛と情熱を注いでくださっているからこそ。この想いを感謝とともに、ガンダム誕生40周年のメモリアルな年にお届けしたいという年で今回のカバーアルバムの企画がスタートしました。

 

――ものすごいボリュームですし、深みもありますよね。

そうなんです。ガンダムは、善悪だけでは語れない、複雑な人間模様、終わらせたいのに終われない矛盾の連鎖が描かれているんです。いまだに世界で争いごとで尊い命が失われたり、絶望や憎しみなどが生まれ続けている。1979年から一貫してメッセージを届け続けている作品の歴史を感じています。本当に絶対的な存在だと思っています。そのテーマソングとなると、より深い曲になりますし、スケールもサウンドづくりもゴージャスで、魂を込めた曲を届けなくちゃいけないなというプレッシャーがありました。だからこそ歌い切ったときの満足感は他では味わえないような、大きなものでした。

 

 

――いま、あらためて歌うことで発見できたことはどんなことでしたか?

今回のカバーアルバムの企画の前から、井上大輔さんが歌番組で『哀 戦士』を歌っていた映像を何度も観ていたんです。井上さんのカッコ良さに、衝撃をうけるほど震えました。間奏でサックスを吹きながらアグレッシブに歌っている姿がすごいんです!こんなにカッコよくて熱くて、才能豊かでこんなに、しびれる楽曲だったんだって改めて思ったんです。富野監督が書いたストレートな歌詞もすごく刺さるんですよ。

 

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