自身のこれまでの経験から音楽への強い想いを持ち活動するシンガーソングライター・佐々木 忍名(にいな)。彼女が2021年12月にリリースした1st Single「〇-en-」も自身の経験や紡いできた言葉から生まれた楽曲で、聴く人の心に刺さる歌詞とサウンドが印象的であるが、今回そんな彼女にインタビューを行い、今作を含め、楽曲に向き合う想いを中心に話を聞いた。彼女が作ったプレイリストや言葉を通して、1人でも多くの人に彼女の魅力が届くことを願う。

 

音楽を通して誰かの側にいられるような音楽を届けていけるよう頑張ります

 

──お名前が印象的ですが、由来を教えてください。

 

“佐々木 忍名”は私のお爺ちゃんがつけてくれた名前で、本名です。

私には兄がいるのですが、お爺ちゃんのこだわりで兄妹の頭文字を揃えたいとのことで揃えた結果、この名前になったと聞いた覚えがあります。ちなみに、5月生まれなので「緑」と書いて「ぐりん」という候補もあったそうです。

 

──佐々木さんが本格的に音楽を始めたきっかけを教えて下さい。

 

高校1年生の時に、いじめを受けた時期くらいから、周りの声が全部自分への悪口に聞こえてしまい、授業中も休み時間もずっとイヤホンをして音楽を聴いて過ごしていく中で、たくさんの音楽に支えられていました。

高校1年生の後半に高校を辞める決断をした際、今度は私が音楽で誰かを支える立場になりたいと思ったのが、本格的に音楽を始めようと思ったきっかけでした。

 

──音楽ルーツや、影響を受けた楽曲を教えてください。

 

小学2年生の時にYUIさんの「Good-bye days」を聴いて衝撃を受け、それからはYUIさんの曲は全て覚えて歌えるくらい、毎日のように聴いていました。

私自身が焼尻島出身で、自然豊かな島で育ったこともあり、自然が大好きで、ジブリ作品の世界観には幼少期からとても影響を受け、特に『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌「Arrietty’s Song」を初めて聴いた時のことは今でも覚えているほど衝撃的でした。

 

──作詞・作曲をされていますが、その際に意識されていることを教えてください。

 

私自身が結構マイナス思考というか、考えなくていいことまで考えてしまう癖があって、

日々自分が思っていることをメモに残すということを小学生の頃からしていたので、その日々の言葉達をつなぎ合わせたりして作詞をすることが多いです。なので、自分自身や聴いてくれる方の感情の解放場所であるような曲づくりを心がけています。作曲に関してはお風呂場で思いつくことがほとんどなので、忘れないようにボイスメモに残すようにしています。

 

──では、普段どんなところからインスピレーションを受けられますか?意識してインプットしていることなどがありましたら教えてください。

 

昔は自分の好きな音楽しか興味がなかったのですが、今はジャンル問わず昔の曲から最新の曲までさまざまな曲を聴くようにしていて、周りの友達や家族などにも今どんな曲を聴いているのかを教えてもらったりします。ライブハウスなどにも足を運び、実際に見たり聴いたりしながら積極的に勉強するようにしています。

 

──2021年12月に1st Single「〇-en-」をリリースされました。タイトルに込めた意味を教えてください。

 

高校時代に受けたいじめ以来、自分一人だけが真ん中に立っていて、周りの人が円になって自分を囲んで責められているような感覚になることがあって、今回その感覚をそのままタイトルにさせていただきました。

 

──改めて、どんな楽曲に仕上がりましたか?

 

「◯-en-」は、変わりたい自分と変われない自分、溶け込みたいけれど溶け込めないといった日々の葛藤をぶつけた作品となっています。初のリリースということもあり、活動を続けていく中で様々な挫折もあったので、「今度こそは!」という気持ちで作り上げた曲でもありました。大切な人たちと忘れたくない想いを後悔なく形にすることができたと思います。

 

──ジャケ写のアートワークも印象的ですが、意識されたことがありましたら教えて下さい。

 

この曲自体が日々の葛藤を歌った曲で、変わりたいけれど変わりたくないという自分の白い部分と黒い部分を表現したく、今回デザインして頂いたmaoちゃんには音源と曲の意味、そしてさっきも言ったような表現したいポイントを伝えた上で描いて頂きました。「真ん中に◯を置きたい!」「青と白が半分くらいになる様に…!」などなど、かなりわがままを言って何度も修正して頂きました。maoちゃん、本当にありがどうございました…!

 

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「○-en-」ジャケット写真

 

──制作時の裏話や収録時に印象に残っているエピソードがありましたら教えて下さい!

 

数カ月前の時点で既にレコーディングも終えて完成していたのに、リリースまで数週間!という時に「やっぱりもう一回録りたいな…」という気持ちになり、そうなったらもう諦めるなんてことはできないので、土下座をする勢いでお願いして、再度レコーディングをさせて頂きました…!RADIANTさん、その節は本当にすみませんでした。でも、お陰様で悔いの残らない作品になりました…!

 

──MVはご自身で制作されたそうですが、MV制作の際にこだわったポイントを教えてください。

 

ジャケット写真が青と白なので、動画自体の色味も青と白にして交互に混ぜてみたり、サビ後間奏の動画の移り変わりが早い部分なども、追い込まれた心情を表現しました。

人の流れみたいなものも入れたかったので、Ayumiさんという方に撮影の協力をして頂きました。Ayumiさんも寒い中、本当にありがとうございました…!

 

♪佐々木 忍名 – ◯ -en- [Official Promotion Video] Short ver.

 

──今回、オリジナルプレイリストを作成頂きました。今回のプレイリストテーマや楽曲のセレクト理由、押しポイントなどがありましたら教えてください。

 

私は普段、さまざまなジャンルの曲を聴いているのですが、その“さまざまな”という意味が理解できるような、そんなプレイリスト内容になっています!まだまだ入れたい曲は山ほどありましたが、今回は20曲で我慢しました…。

また、札幌や東京で活動している大好きなシンガーさんやバンドさん達もピックアップして入れさせて頂きました。是非聴いて頂けたら嬉しいです。

 

──ここからは佐々木さんのパーソナルな部分についても教えてください。ご自身の中で「意外と●●なんです」という部分はありますか?

 

私は意外と背が小さいです…(笑)。「なんとなく背が大きいイメージだった!」とライブなどの際に言われることが多いのですが、ステージを降りれば150.3cmという、何ともミニサイズ…。ないものねだりではあると思うのですが、背が高くなりたい人生でした…。

「え!こんなに小さいの!?」とびっくりされる方もいるので、声を大にして言わせてください。私は意外と背が小さいです!!!

 

──これから挑戦してみたいことがありましたら教えて下さい。

 

たくさんの方に聴いていただけるように、たくさん曲を作っていきたいし、もっとたくさんの方に知ってもらえるように自身のコンテンツの幅を広げて、もっと積極的に活動していきたいなと思います。自分の目標に向かって日々精進していきたいです!

 

──ありがとうございました。最後に、応援してくれる方へのメッセージをお願いします。

 

この度、初めて曲をリリースさせて頂き、たくさんの方からメッセージが届きました。こんなにもたくさんの人に愛されているんだ、と実感したと共に、諦めずに音楽を続けてきて良かったなと思いました。こうやって今、私が歌を歌えているのは紛れもなく応援してくれているみなさんがいるお陰です。感謝してもしきれません、本当に、いつもいつもありがとうございます。

このコロナ禍、なかなか会うことができなかったり、元気な顔を見せたい人に見せることが出来なかったりと、苦しく悔しい日々が続きますが、音楽を通して誰かの側にいられるような、誰かの苦しい日々を支えていけるような、そんな音楽を届けていけるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!

 

文:レコログ編集部

 

 

▼佐々木 忍名が作ったプレイリストはこちらから

TOWER RECORDS MUSIC:https://music.tower.jp/playlist/detail/2000001738

dヒッツ:https://selection.music.dmkt-sp.jp/program/10040197

 

▼佐々木 忍名の楽曲はこちらから

レコチョク:https://recochoku.jp/artist/2001868874/

TOWER RECORDS MUSIC:https://music.tower.jp/artist/detail/2001868874

dヒッツ:https://selection.music.dmkt-sp.jp/artist/2001868874

  • 佐々木 忍名

    佐々木 忍名

    幼少期から歌というものを意識し、15歳に受けたオーディションを経て、佐々木忍名として音楽活動を始める。
    高校生時代は常に音楽に支えられ、自詩で自分と似た境遇の人を元気付けるため、
    本格的に作詞作曲を始めた。
    現在は「自分にしかできない音楽」を軸に、ギフテッドの子などに向けて音楽を通した、メンタルケア活動も目指している。