ニューシングル「Love Today!」を発売したRihwa。発売して1ヶ月経った後の心境やRihwa自身の地元・北海道への特別な想い、そして今後の活動についてなどを聞いてみた。
インタビュー後に彼女からの動画コメントもあるので、最後までチェックしてほしい。
“ハイタッチの旅”を通して生まれた感情を曲にしたいと思い、作ったのが「Love Today!」
――ニューシングル「Love Today!」が発売して1ヶ月ほどが経ちましたが、どんな反響が届いていますか?
このシングルは、3曲目に収録した「ハイタッチ (Rihwa ver.)」という曲を、HTB(北海道テレビ)開局50周年のテーマソングとして作ったことから始まったんです。この曲は、毎朝HTBで流れていて、北海道中に驚くほど広まったんですよ。
――嬉しいですね。
はい、とっても嬉しいです。こんなに広まったなら、その感謝の気持ちを届けたいと思い、道内を周り、ライブをして回る“ハイタッチの旅“をすることにしたんです。最初は配信だけのリリースだったんですが、その旅の道中で、多くの方から、「車で流したいから、CDが欲しい」と言っていただいたんです。
――たしかに、北海道は車社会ですしね。
そうなんですよ。札幌はともかく、まだまだCDを聴く文化がちゃんとあることもわかりました。この“ハイタッチの旅”を通して生まれた感情を曲にしたいと思い、作ったのが「Love Today!」なんです。この曲とすでに富士フィルム“チェキ”instax mini8+の「チェキ+青春」キャンペーンソングとしてWEB CMでOAしていただいていた「BOY」を入れたら、すごく素敵なシングルになるんじゃないかということで、今作を制作することになりました。
――直接、みなさんにCDを届けられるのは一番嬉しいことですよね。
はい。「ハイタッチ」以外は知らない曲でも、みなさん喜んで聴いてくれて、本当に嬉しかったんです。私が道内を回ることでちゃんと手渡しできたこともすごく嬉しいなと思いました。
――ある意味、原点回帰をしたのかもしれないですね。
そうですね。実は、地元である北海道で知られていないということにコンプレックスがあったんです。もともと、地元の活動は2年くらいしかしていないまま東京にきちゃったこともあり、デビューして、ドラマ主題歌をしても映画主題歌を歌っても、私が北海道の人だということをまったくわかってもらえていなくて…。そこに寂しさがあったんです。
――地元には特別な想いがありますよね。
はい。でも、北海道でラジオを始めたり、北海道でたくさん活動をしていく中で、この「ハイタッチ」が生まれ、この1年でちゃんと“Rihwaは北海道の人”だということが浸透して、やっと自分に自信がついた気がします。そのなかで、「春風」好きなんです!と言ってくれる人もいて、あらためて曲が伝わっていたことも感じました。いつか、北海道出身のアーティストは?と聞かれたときに、Rihwaの名前が挙がるように、頑張っていきたいですね。