(左から:Steven(Dr.)、Rei(Vo.)、Yohey(Ba.))

 

 

ジャンルにとらわれることなく、常に自由で心地よい音楽を届けてくれるNewspeak。1月22日にはグループ初となる待望のアコースティックEPを配信限定リリース。コロナ禍において多くの人の心が休まる楽曲になっており、本作を含め、彼らの音楽は注目を集めている。今回、レコチョクのオリジナル企画【Breakthrough】の2月度アーティストに選ばれた彼らに独自インタビューを実施した。結成のきっかけから、素顔に迫る質問まで幅広い質問をさせてもらったが、全体を通して自然体の彼らを感じられるインタビューとなっている。特別にオリジナルプレイリストも作ってもらったので、楽曲と合わせて最後までチェックしてほしい。

 

 

Breakthroughアーティストって思ってくれた人がいることが嬉しいです

 

 

――結成のきっかけを教えてください。

 

Rei(Vo.):それぞれの前所属バンド時代から対バンなどをしていたので、もともと仲が良く、僕がリヴァプールから帰国した際にたまたまみんな家が近所で、また遊ぶようになって、そのままバンド結成に至りました。

 

――皆さんが音楽を始めたきっかけを教えて下さい。

 

Rei:兄弟がみんなピアノを習っていて、何となく自分もピアノを弾き始めてからですかね。

 

Yohey(Ba.):中学生の時に兄貴がベースを買ってきて、それを奪い取って弾き始めたのがきっかけです。

 

Steven(Dr.):10歳くらいの時にブラザーが安いドラムセットを貰ってきて、遊びながら叩いてたらバンド誘われたのがきっかけですね。

 

――2月の【Breakthroughアーティスト】にピックアップされましたが、今のお気持ちをお聞かせ下さい。

 

Rei:Breakthroughアーティストって思ってくれた人がいることが嬉しいです。ありがとうございます!

 

――レコチョクに対するイメージを教えてください。

 

Yohey:やっぱ「着うた」ですかね。学生時代に初めて携帯持った時から使ってました。

 

AcousticEP_JKT2

1月22日に配信限定リリースされたAcoustic EP『The Mind Motelʼ s Acoustics』のジャケット写真

 

――学生時代に使ってくださりありがとうございます。さて、1月22日に配信限定アコースティック EP『The Mind Motelʼ s Acoustics』がリリースされました。「旅の途中にひと休みするMotel で流れているような、長く続くコロナ禍の疲れを癒してくれる、そんな心休まるBGM として聞いてほしいという想いが込められている」とのことですが、アレンジされる際に意識されたこと、制作秘話などがありましたら教えて下さい。

 

Rei:自然体で、朝起きて、夜寝る前にリラックスして聴いてもらえるようなアレンジを心がけました。

 

Yohey:いつもデカいStevenのDr.を静かにRECできたのが良かった (笑) 。

 

――その中でも、新曲「Jerusalem」はみなさんにとってどんな作品になりましたでしょうか?

 

Rei:あんまりド直球なラブソングが今までなかったから、けっこう新鮮な感じで作れたかもしれないです。

 

Yohey:一番直球だけど、一番優しい曲ですね。

 

Steven:冬っぽい曲です。

 

 

Newspeak – Jerusalem (Acoustic Session)

 

 

――楽曲制作時に聴いていた楽曲、もしくは影響を受けた楽曲等がありましたら教えて下さい!

 

Rei:曲ごとに聴いたら違うけど、全体の雰囲気や温かみはBig Thiefの「Paul」とか「Masterpiece」のソロとかかな。イメージを膨らませるために聴いていました。

 

――作詞、作曲、制作される際に意識されていることを教えてください。

 

Rei:弱さを見せることを恐れないこと。

 

Yohey:ベース考えるときは、ベース以外の楽器で弾いてみて、違う音にしたらどう聴こえるんだろうってやってみる。それをまたベースに戻したりすると結構面白かったりするんです。

 

――昨年は4ヵ月連続デジタル・シングルリリース企画“ Complexity & Simplicity of Humanity (and Thatʼs Okay) ”を実施されていました。今、改めて振り返ってみて感じることや連続リリースへの想いを教えてください。

 

Steven:「Another Clone」とかライブでできたら楽しそうだけど、まだできてないからいつかやってみたい!

 

Yohey:あのタイミングでしか出せなかったEPだと思います。

 

Rei:あの時にしか作れていない曲があって、あの時のテンション感じゃないと作ってないアレンジ。歌詞は特に影響受けていますね。あの時の苛立ちとか、もがいてる感じとかを思い出します。

 

――コロナ禍で楽曲制作に影響が出た部分や変わったことがありましたら教えてください。

 

Yohey:ライブができないから、曲を作るうえでの考え方はけっこう変わりますね。ライブをイメージして作ってた部分もあったりするので。

 

――Newspeakさんの楽曲を聴いたことがない方に1曲おすすめするとしたら、どの楽曲をおすすめしますか?その理由も教えてください。

 

Steven:「Blinding Lights」です。楽曲・MVはすごくストレートに伝えたいことが表現できているので。

 

 

Newspeak – Blinding Lights (Official Music Video)

 

 

Rei:「July」かな?Newspeakの持ってる良さみたいなのがいろいろ詰まってるから。力強さとか、やさしい感じとか、温かみとか。StevenのDr.は力強さが出てるし、サビのYoheyの一筋縄ではいかないベースも良いし。

ただ、「What We Wanted」もいいんだよなぁ。一曲に選べないので全部聴いてください!(笑)

 

 

Newspeak – July (Official Music Video)

 

 

Newspeak – What We Wanted (Official Music Video)

 

 

Yohey:おれも「July」かなぁ、選び難いけど。「Lights and Noise」もすごいいい具合にまとまっているんですよね、みんなの個性が…。じゃあ「Wall」で!(笑)

 

 

Newspeak – Wall (Official Lyric Video)

 

 

 

 

 

次ページ:意外と●●なんです!、メンバーそれぞれを一言で表すと…?

1 / 2