YouTube登録者数40万人超え、Hyuk(ヒョク)としても有名なイ・ミンヒョク。アーティストとしても、デジタル1stシングル「Pray」をリリースするなどさまざまな分野で活躍する彼に、インタビューを実施。音楽活動について、YouTuberとしての活動について、プライベートやファンへの想いを聞いた。また、現在、RecTVでは12月16日(水)迄『イ・ミンヒョクに踊ってほしいプレイリスト』をテーマにK-POPアーティストのMVライブ映像を使ったプレイリストを募集している(https://rectv.jp/special/contest/0009/?rf=rcpr)。本人が作成したプレイリストも公開しているので、こちらもインタビューと一緒にぜひ、チェックしてみてほしい。

 

 

 

夢が叶ったことは本当に嬉しいんですが、その瞬間に、さらなる次の夢ができたんです

 

 

 

――イ・ミンヒョクさんは、いま、どのようにご自身の活動を紹介しているのでしょうか?

 

アイドル兼YouTuberという肩書きでやっています。なかなか同じ肩書きの方はいないですね(笑)。これまでずっとYouTubeをやってきたからこそ、アイドルとしてデビューをしても、切り離すのは違うのかなって思ったんです。過去の自分があるからこそ今があるので、その気持ちも込めて、この肩書きになりました。

 

――昨年のオーディション番組を経て、今活動するにあたり、自分の中のビジョンも見えてきたのではないでしょうか。

 

そうですね。先日、デジタルではありますが、1stシングル「Pray」も出させていただいて、念願のデビューを果たすことが出来たんです。ずっと目指してきた夢が叶ったことは本当に嬉しいんですが、その瞬間に、さらなる次の夢ができたんです。それを叶えるために、いまは水面下で準備をしているので、常にワクワクしています。

 

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――夢を叶えられたことは、本当に嬉しいことですよね。

 

はい。応援してくださる方がいるおかげで、勇気にもなるし、元気をもらえるんです。先日ファンミーティングを行わせていただいたんですが、みなさんからの応援する声をたくさんいただいて、心から感謝の気持ちが溢れたんです。今の状況下でなければ、直接みなさんのお顔を見ることができるんですが、それができない今も、ここまで応援してくれる方達には絶対に恩返しをしたいと思っているので、みなさんを裏切ることのないよう、より頑張っていきたいと思いました。

 

――ファンミーティングではたくさんの企画がありましたが、どのように考えていたのでしょうか。

 

普段からYouTubeをやっているからこそ、イベント内での企画も提案させていただきました。パフォーマンスの内容もリクエストさせていただいて、最終的に「ナヤナ」を踊らせていただいたんです。これからも、ファンのみなさんを楽しませられるようなイベントをどんどんやっていきたいですね。

 

――この1年は、誰にとっても激動でしたが、ミンヒョクさんの心境の変化はいかがでしたか?

 

デビューは2020年と決まっていたんですが、もしデビューをしたとしても、ライブもできないし、かといって直接応援してくれる方々に会えるわけでもないし…。みなさんにどうやって感謝を伝えたらいいんだろうとすごく考えていました。振り返ると、耐える下半期だったかもしれないですね。でも、それでも応援してくれる人たちからのメッセージはいただいていたので、少しでも恩返しになるように、歌詞を書いたり、イベントの内容などを考えていました。

 

――今回の新曲では作詞をされていますが、以前から歌詞を書こうと考えていたのでしょうか?

 

実は、そういうわけではないんです。でも、デモを頂いたときに、ファンの方との繋がりを歌詞にしたいと思って、作詞家さんと一緒に考えさせていただいたんです。その結果、一緒にいたくてもなかなかいられないという、今の状況とかぶる切ないラブソングとなりました。とはいえ、僕とファンのみなさんとの関係に置き換えなくても、どんな人が聴いてもちゃんと意味を成す曲にしたかったので、ダブルミーニングの歌詞を楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

――MVも観させていただきましたが、ダンスがとても印象的でした。

 

切ないラブソングなんですが、ガッツリ踊るダンスナンバーになっているんです(笑)。そこでのギャップの感想もみなさんに聞きたいですね。

 

――ダンスはいかがでしたか?

 

プロの振付師の方に作っていただいたんですが、最初にいただいたときはあまりにも難しくて、これを踊りながら歌うのは無理なんじゃないかって思ったんです。そこから歌詞に合わせて少しずつ緩やかにしたり、振りをあえてなくしたりと調整しつつ、今の形に仕上げていきました。

 

――撮影は順調に進みましたか?

 

それが、最初のリリースが4月の予定だったんです。でも、STAY HOME期間となって、途中まで制作していたMVが中断され、残りを明けてから作ったんですよ。なので、数か月前のものと繋げるためにビジュアルを戻したりと、かなり大変でした(笑)。

 

――そんなMVの作成秘話は初めて聞きました(笑)!

 

あはは(笑)。なかなかMV撮影を中断することはないですからね。でも、そのおかげで構成が変わったり、ダンスをより練習できたりしたので、よかったのかもしれません。

 

 

――この1年は誰もが悔しい想いをしたからこそ、次につながるといいですね。

 

そう思います。すでにMVを公開しているのですが、たくさん反響をいただいて、カッコいいと褒めてくれる方が多かったんです。そのなかでも、“ずっと応援してきてよかった”というコメントには思わずジーンとしてしまいました。

 

 

 

LEE MINHYUK(イミンヒョク) 「Pray」 Official Music Video

 

 

 

――何年も応援している方たちに、ラブレターのような曲を返すことが出来たのはすごく理想的な関係ですよね。

 

そうですね。そう思ってもらえたら嬉しいです。

 

 

 

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