本格派津軽三味線デュオ「輝&輝(KIKI)」がMV制作プロジェクトへの想いを語る「津軽三味線の魅力を目と耳を通して、生演奏に近いカタチでお届けしたいです」

白藤ひかり、武田佳泉のふたりによって結成された本格派津軽三味線デュオ「輝&輝(KIKI)」。それぞれが全国大会で日本一になった経験を持ち、幅広い音楽ジャンルを津軽三味線ならではの迫力と、女性らしい繊細さを兼ね備えた表現で演奏、注目を集めています。今回、WIZYでのMV制作プロジェクトを実施。デビュー作について、MV制作への想い、ファンへ向けたメッセージまで、話を聞いた。

 

 輝&輝

 

 

 

それぞれ流派が違うのですが、違う輝きを持った二人で新たな輝きを生み出すという想いを込めて

 

 

 

――お二人が津軽三味線を始められたきっかけを教えてください。

 

白藤ひかり:私は9歳の時、祖母の影響で津軽三味線を始めました。

 

武田佳泉:私は14歳の時に中学校の芸術鑑賞会で見た神谷茂良師の演奏に感動して津軽三味線を始めました。

輝&輝

 

――三味線でなく、津軽三味線を選ばれたことは何か理由があったのでしょうか?

 

白藤:九州に住む祖母に民謡の手ほどきを受けて、兵庫の実家の近くで三味線教室を探したら、そこがたまたま津軽三味線の教室だったんです。

 

武田:私は始める前は津軽三味線以外の三味線があることを知らなかったんです(笑)。

 

――偶然だったんですね。お二人は、三味線以外でも楽器やられていたのでしょうか?

 

白藤:私は中学校の吹奏楽部でチューバを演奏していました。

 

武田:小学生から高校生までエレクトーンを習っていました。

輝&輝

 

――そんなお二人の出会いと現在までの活動についてお聞かせください。

 

白藤:津軽三味線の全国大会で出会って、同じタイミングで上京することをきっかけに2008年にデュオを結成しました。その後、音楽の幅を広げるために2014年から「輝&輝バンド」としても活動しています。それぞれの見せ方で曲を作っていけるので面白いです。

 

――「輝&輝」という名前をつけた理由や想いを教えてください。

 

武田:それぞれ流派が違うのですが、違う輝きを持った二人で新たな輝きを生み出すという想いを込めています。

 

輝&輝 武田節 TAKEDABUSHI

 

 

 

 

どの曲にも「津軽三味線らしさ」を感じられるように意識しました

 

 

 

――2019年4月にメジャーデビューされましたが、デビューアルバムの『LOOP LOOP LOOP』というタイトルへ込めた想いを教えてください。

 

白藤:私たちの演奏する津軽三味線は、時代に合わせて奏法や演奏スタイルが進化してきた楽器なんです。歴史の中で名人たちの様々な試行錯誤があり、現代に残っています。

 

武田:伝統は、一直線ではなく螺旋階段のように回りながら前に進んでいるのだと感じています。私たちが奏でる音楽も、これから未来へと向かう津軽三味線のループの一部になったらいいなと思っています。

 

――本作の収録楽曲の選曲の狙いや想いを教えてください。

 

武田:いろいろなジャンルからインスピーレーションを受けた曲を収録していますが、どの曲にも「津軽三味線らしさ」を感じられるように意識しました。いろいろな音楽ジャンルに自然に溶け込める方法を探るのがとても楽しいです。

 

――メジャーデビューされ、この1年間で活動やファンの方などで変化を感じることがありましたら教えてください。

 

白藤:全国のCDショップに置かれることによって、今まで三味線を聞いたことがない人がアルバムを手に取ってくれてライブに足を運んでくれました。配信などで海外の方もアルバムを聴いてくれているのが嬉しいです!

 

津軽三味線 輝&輝(KIKI)「LOOP LOOP LOOP」レコーディング風景特別映像

 

 

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