恵比寿マスカッツから誕生した新ユニット「ATM」。「あっという間にマドンナ」と「現金自動預払機」のダブルミーニングで、新曲をもとに自らの手でお金を稼ぐという“成りあがりプロジェクト”だったが、グループ内の他ユニットとのMV再生回数競争が勃発!「絶対に1番をとりたい!」というメンバーは、MV制作に向けたクラウドファンディングをWIZYで実施中(~2020年11月30日まで)。既にMV撮影を開始したメンバー7名に、歌詞に表れた心境や、ATMの活動に対する決意、ファンへの想いなどを聞いた。趣味や特技、意外な一面も紹介しているので、ぜひ、最後まで読んでもらいたい。

 

 

 

集まるべき人たちが集まったなと(笑)

 

 

 

――恵比寿マスカッツから派生した新ユニット「ATM」が誕生ということで、経緯から教えてもらえますか?

 

藤原:番組内(「恵比寿マスカッツ 真夜中の運動会」<毎週火曜夜11:00-11:30、ABEMA SPECIAL 2チャンネル>)で貯金通帳を見せられるか聞かれまして、特に貯金残高が少ないメンバー7人が集められました。

 

――かなりリアルな企画ですね(笑)。現メンバー7人が決定したときはどんな印象でしたか?

 

石岡真衣:集まるべき人たちが集まったなと(笑)。やっぱり恵比寿マスカッツの中でも、貯金残高格差があるんですよ。でも、このメンバーだと、価値観のズレが生じないんです。

 

全員:ははは(笑)。

 

ebisu-muscats2

 

――そして、ATMとして楽曲制作の話をもらった時はどう感じましたか?最初の曲は自分たちで作詞されたんですよね。

 

小林ひろみ:みんな経験もないし、歌詞もどうやって作ればいいんだろう?という部分から始まったので、戸惑いの方が大きかったです。締め切りも一週間と言われたので・・・これはもうやるしかないなと。

 

白藤有華:最初の頃はメンバー内で考えに相違があったり、歌詞を出しても使われなかったりすると、心が折れてしまう時期もありました。

 

まいてぃ:私はこのメンバーが好きなので、最初から最後まで楽しかったです。みんなで一つのものを作るのも、部活動みたいなノリだったから。

 

松本ゆん:私はわからないことだらけで、言葉も降ってこないタイプなので・・・。有名な人たちの歌詞はどんな風に表現をしているのかを読んだりして、改めて歌詞を作る人の凄さ、大変さも感じました。

 

藤原亜紀乃:普段はみんな遅い時間にしか集まれないんです。ZOOM会議もしたんですけど、ZOOMだと各々の心の中が見えにくいところもあって、そういうことも歌詞作りを難しくさせた要因でしたね。何もない中でなんとか絞り出して、歌詞を書きました。

 

石岡:最初はありきたりな言葉を並べて歌詞を書いていたら、それはどこかの歌手が歌っていそうな言葉だからと言われたんです(笑)。でも、最終的にATMっぽい歌詞になったので良かったと思ってます。

 

松岡凛:派生ユニットになって、自分たちで歌詞を書いて、振り付けするのも初めての経験ですからね。メンバー同士ぶつかることもあったけど、有り難いことだなと。

 

ATM撮影1 

 

――最初の楽曲はボツになってしまったということですが、今回MVを撮ることになった「徒花」(読み:あだばな)という楽曲に対する印象はいかがでしたか?

 

藤原:アイドルが歌っていそうな曲だなと。私たちはかわいい担当じゃないので、かわいい曲に惹かれるんですよ(笑)。リズムのかわいさもあり、第一印象は素敵な曲だなと思いました。

 

――すごくいい曲ですよね。特に歌詞は自分たちのマイナス部分にも真正面に向き合いつつ、そこから前に進んでいこうという内容で共感する人も多いと思います。歌詞を書く上でどんなことを心がけましたか?

 

石岡:今回は私たちが実体験の作文を書いて、それを森三中・黒沢かずこさん扮する相沢香澄プロデューサーに提出して、考えてもらった歌詞なんです。セリフのパートは私たちで考えました。

 

小林:歌詞はどこを取ってもストーリーが浮かびやすいし、人に伝わりやすい言葉にもなっているし、私たちらしさも出ていると思います。初めて曲を聴いたときにスッと歌詞が入ってきたんですよ。みんな3枚分くらいの作文を提出したので、それをうまく歌詞に使っていただけたなと。

 

まいてぃ:最初から最後まで歌詞は共感できるところばかりですね。自分が歌っているパートになりますけど、「人の背中見つめ生きる私は 陽があたらない様な徒花で」という歌詞があるんですけど、そこはグッと来ました。

 

白藤:私が歌っているパートだと、「どんなに頑張っても報われない人生なんて~」の歌詞はほんとに共感できて、レコーディング中も泣きそうになりました。だから、聴いた人にも刺さるんじゃないかな。

 

松本:「チャンスを活かせない臆病で」という歌詞があって、仕事の現場でもなかなか前に出れなかったり、葛藤していた時期があったので、その歌詞は刺さりました。セリフの部分は、自分の経験したことを伝えてて、私は過去にいじめにあっていたので、「いじめていたアイツらを見返してやる。」の歌詞は特に聴いてほしいですね。

 

ATM撮影2

 

藤原:「みんな売れてく姿を見ては華散らす」という歌詞があるんですが、夢を持って上京してきたはずなのに、「あれ?どうしてこうなったのかな」って人と比べてしまう自分もいたので、その気持ちも歌詞に出ています。みんなで作文を書いたときに親のことを書いてて、最後の歌詞では父や母に言われた言葉が入っていたのでグッと来ました。みんな親の応援がないとここにいられないし、親に対する感謝も伝えているので、最後まで聴いてほしいですね。

 

小林:私は「やめる勇気ないくせに強ぶる」という歌詞があって、もうすぐ29歳なるんですけど、やめることすらできなかったんですよ。やめたい瞬間はいくらでもあったけど、やめるのさえも怖くて。強がって人生を過ごしていた時期があったから、その歌詞は刺さりましたね。

 

石岡:私が歌っているところなんですが、「人のせいばかりして生きる私は何の成長もない徒花で」の歌詞はすごく刺さりました。自分でも周りのせいにばかりして、何も成長してないと思ったので、ATMで自分は成長しなきゃいけないなと。あと、藤原さんが最後にセリフで言ってる「母に言いたい。あなたのほこりになります。」の歌詞はメンバーみんなが思っていることだと思うし、私も母にとって自慢できる存在にならなきゃなと。

 

松岡:「あの日みた世界の先にはやりたいことが無限に咲いてた」の歌詞はみんな芸能の仕事をやりたくて入ったけど、そう簡単にやりたいことをできるものではないということがでていますね。仕事でも、自分のプライドがジャマして、うまく行かないこともすごくあったので、サビの「捨てちまえその気持ち」の歌詞は気に入っています。

 

 

 

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