2人組ボーカルデュオ・all at onceが10月6日(水)に待望の1st Album『ALL AT ONCE』をリリース。全12曲収録、アルバムタイトルからも感じる、まさに名刺代わりともいえるアルバムをリリースした彼らにインタビューを行った。アルバムに関する話はもちろんのこと、all at once誕生までのエピソードやお互いの第一印象、意外と●●な一面など、こちらも名刺代わりのインタビューが完成。是非、アルバムと合わせて最後まで読んでほしい。

 

 

こうして1st Albumを出すことができているのも、応援してくださっている皆様のおかげです

 

──早速ですが、all at onceというアーティスト名の由来を教えてください。

 

ITSUKI:僕たちだけではなく、ファンの皆様、スタッフさん含め、僕たちに関わってくださる全員で新しいムーブメントをつくっていくという理由から、この名前にしました。

 

──お二人でall at onceを結成することになったきっかけを教えてください。

 

ITSUKI:東京の同じ音楽専門学校に通っていて、そこで二人組で出ないといけないイベントがあり、僕が相方を探していたところに、たまたまNARITOが通りかかったので、そこで初めて声をかけて出会いました。その後、カラオケで初めて声を合わせた瞬間に、直感で「二人でやっていけばもっと大きいステージに立てる」と思い、本格的に結成しました。

 

──お二人の第一印象はいかがでしたか?今はその印象から変わりましたか?

 

ITSUKI:NARITOは細すぎるので、上京して東京のご飯が口に合わなかったのかな…などと心配でした(笑)。声を最初に聞いた時は、すごく汚れがなく透き通った声だと思いました。今もそこは残りつつ、技術的な部分はすごく変わったと思います。

 

NARITO:初めて話したのはイベントに誘われた時だったんですけど、よっぽど誰かと出たかったのかと思うほど圧がすごかったので、「怖っ。喧嘩強そ…。」という印象でした(笑)。

今となってはそんなことも思わず、オンとオフの切り替えがはっきりとした、真面目で努力家な人だなという印象です。

 

allatonce_02

 

──お二人が音楽活動を始めたきっかけを教えてください。

 

ITSUKI:幼少期から音楽が家でずっと流れていたこともあって、音楽はずっと好きでした。中学で友達に誘われてオーディションを受けたのがきっかけで、そこから歌のレッスンに通うようになり、自然と歌手を目指していました。

 

NARITO:幼い頃から送り迎えの車の中などで、家族が持っていたCDを聴いていました。中学生の時、家族に自分の歌をほめられたことがきっかけで音楽の道を意識し始め、高校2年生の進路選択の時に「やりたいことをやらずに終わるのはもったいない」と思い、上京することを決意しました。上京後、本格的に音楽活動を始めました。

 

──では、「人生の中で影響を受けた1曲」がありましたら教えてください。

 

ITSUKI:Mark Ronsonさんの「Uptown Funk feat. Bruno Mars」です。この曲と出会って自分の中の得意ジャンル、Funkに出会いました!もともと歌を始めた頃から、R&Bやブラックミュージックが大好きでそればかり歌っていたのですが、この曲と出会った時に「あ、自分の良さを活かせるのはファンクだ!」と確信しました!

札幌でライブをしていた時も、東京に来てからも歌い続けていた曲で、自分の人生においてすごく大事な曲です。

 

NARITO:DREAMS COME TRUEさんの「未来予想図Ⅱ」です。幼稚園生の頃、園に向かう途中にこの曲を聴いた瞬間、幼いながらも自分の中にしっくりはまる感覚があり、口ずさみ続けていて「歌うこと」を好きにさせてくれた1曲です。家族に歌がうまいとほめられた曲もこの曲で、今の僕がここにいるうえで絶対に欠かせなかった大切な1曲です。

 

 

──本格活動から1 年半、待望の1st Album『ALL AT ONCE』がリリースされました。改めて、どんなアルバムになりましたでしょうか?

 

NARITO:僕たちall at onceが、約1年半活動してきて感じたいろんな感情をそのまま楽曲に落とし込んだ、全12曲入りの1枚になっています。全曲通して様々なジャンルの楽曲が展開されていくので、1曲でも皆様の心に刺さる「推し曲」を見つけてみてください。

 

allatonce_j

1st Album『ALL AT ONCE』ジャケット写真

 

──アルバムタイトル『ALL AT ONCE』の由来を教えてください。

 

ITSUKI:1st Albumはall at onceの名刺代わりになる作品ですし、とにかくたくさんの方に僕たちの名前を知ってもらいたいという意味を込めて、大文字で「ALL AT ONCE」にしました。

 

♪all at once 1st Album『ALL AT ONCE』全曲試聴動画

 

 

──収録曲「星合」は、ストリーミングでの再生数が350 万回を突破されていますが、最初から予想されていましたか?

 

 ITSUKI:こんなにたくさんの方に聴いていただけるとは思っていなかったので、本当にめちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます!

耳に残るギターの音からはじまり、リズムを刻みながら徐々に進んでいくメロディー、そしてかなり壮大、そしてハイトーンのサビが聴いてくださった方々の心に刺さったのかなと思います!僕たちも耳残りの良いサウンド感をかなり意識しながらレコーディングしていたので、その辺りもこうした状況につながっていたら嬉しいです。

 

♪all at once「星合」(TVアニメ「名探偵コナン」エンディングテーマ)

 

 

──2曲目に収録されている「JUST BELIEVE YOU」は倉木麻衣さんが作詞されたことで話題になりましたが、倉木さんとお話されたことがありましたら教えてください。

 

ITSUKI:今年の3月・4月に開催された『名探偵コナン コンサート 2020-2021』で「JUST BELIEVE YOU」を初披露したのですが、終わった後にステージ袖で倉木さんとお会いして「本当に良いハーモニーですごく良かったし、高音と低音の響きのバランスが整っていて綺麗でした!」と言っていただきました。僕たちが歌っていく中ですごく気をつけていた部分をほめてくださったので、本当に嬉しかったです。今後もずっと大切に歌っていきたい曲です。

 

♪all at once「JUST BELIEVE YOU」(TVアニメ「名探偵コナン」オープニングテーマ)

 

 

──HY の仲宗根泉さんが作詞作曲を担当した最新曲「年をかさねて」も収録されていますね。仲宗根さんとお話されたことがありましたら教えてください。

 

ITSUKI:直接お話はできていないのですが、最初に仲宗根さんが歌っているデモ音源が届きました。歌詞を見ながら聴いていたときに、仲宗根さんが表現したい、包み込むような優しさや暖かさを、僕たちなりに表現していこうと思いました。

歌詞を見ただけでこんなにも家族の愛を感じたり、家族のことが思い浮かんだりする歌はないと思ったので、そこを僕たちなりに噛み砕いて歌っています。それを感じながら聴いてほしいです。

 

♪all at once「年をかさねて」

 

 

──ドラマタイアップを担当した「マカロン」「23:59」ですが、それぞれを映像と合わせて見たときの感想を教えてください。また、タイアップとのことで、それぞれに込めた想いを改めてお聞かせください。

 

NARITO:どちらもオンエアされるまでは、「自分たちの歌った楽曲がドラマの世界観に合うだろうか…」という不安が強かったです。友人や家族、ファンの皆様から感想をいただいて、やっと一息つくような思いでした。

「マカロン」は、フレンチポップの軽快なリズムの中に温かさを表現できるように。

「23:59」では純粋な甘いラブストーリーにそっと優しく寄り添えるようにと、想いを込めて歌いました。

 

──アルバム収録曲の中で、さらに、まだご紹介いただいてない曲の中でお一人1曲ずつ、おすすめポイントや聞きどころ、こだわりポイントをご紹介ください。

 

ITSUKI:「Mission to the moon」は、少しDisco Funkなサウンドの中にも僕たちらしい爽快感や疾走感がある歌なので、聴いてくださった方は体が勝手に動いちゃうと思います!大好きな曲です!

 

NARITO:「Make it better」は、サビの中に「踏み出して」というフレーズがあるんですが、1サビとラストサビで発声法、アタックのつけ方、アプローチをガラッと変えています。「何度つまずいてもまた立ち上がって前に進めばいい」と背中を押してくれるこの楽曲の歌詞の意味と合わせて、注目して聴いてみてください。

 

──アルバム制作時のエピソードがありましたら教えてください。

 

ITSUKI:活動を始めて一番最初にレコーディングした曲「Take mo’ Chance」には、その時にしか出せないフレッシュさというか、何も知らないながらに一生懸命歌っている僕たちの声があって、最近の歌い方や表現の仕方とまた違った良さがあります。制作にあたり改めて聴き直したのですが、初心に戻ることができました。

 

──初回限定盤のDVD には、今年2 月に開催したall at once 初の配信ライブ『all at once ONLINE LIVE ~Zero to One~』の映像が収録されるとのことですが、今改めてライブを振り返っていかがですか?

 

ITSUKI:自分たちのライブがとにかく初めてだったので、少し緊張しながらMCしている僕たちが見られると思います(笑)。ライブならではの僕たちの歌い方や、ハーモニーを楽しんでいただければと思います!

 

──配信ライブ映像で特に注目してほしいところを教えてください。

 

ITSUKI:最後に収録されている、樹徳高等学校ダンス部の皆さんとコラボレーションした「JUST BELIEVE YOU with樹徳高等学校ダンス部」です。ダンス部の皆さんが考えてくださった振り付けと、僕たちの歌で、また新しい「JUST BELIEVE YOU」が作れたんじゃないかと思っています。これは本当にライブならではのパフォーマンスなので、注目して見てほしいです。

 

──2022 年3 月には初の有観客ライブ&ツアーの開催が決定したとのことですが、本ツアーに込める意気込みや、ご準備されていることを教えてください。

 

NARITO:ライブならではのアイデアや、皆様が心から楽しめるようなパフォーマンスを準備しています。どんなライブになるか想像しながら、楽しみに待っていただけたらと思います。all at once初のオンラインライブでは感極まってしまう場面もあったので、このツアーではステージを降りるまで泣かないよう、頑張りたいと思います(笑)。

 

──では、all at onceさんの楽曲をまだ聴いたことがない方にお二人が1曲おすすめするとしたら、どの楽曲をおすすめしますか?

 

ITSUKI:「星合」です!耳残りの良いサウンド、そして、しっかりと落ちサビなどで聴かせるポイントもあるのでおすすめです!!そしてMVは、豊洲のチームラボプラネッツ TOKYOさんで撮ったのですが、映像が本当に幻想的で歌と抜群に合っているので、ぜひMVと一緒に見て聴いてください。

 

NARITO:「マカロン」です!all at once が武器としているコーラスワークや、僕たち二人だからこそ生み出せるハーモニーを盛りだくさんに詰め込んだ1曲であり、ノリの良さも相まって、初めての方でもすごく聴きやすい1曲に仕上がっています。さらにMVでは、純粋に撮影を楽しむ僕たちの表情から僕たちの人となりも伝わるかと思います!

 

♪all at once「マカロン」

 

 

──ハーモニーが魅力的なお二人ですが、お二人が歌を歌う際、意識しているポイント、コツがあれば教えてください。

 

ITSUKI:楽曲によって、歌い方を少しですが変えるようにしています!コーラスを担当することも多いので、声を変えるということはよくやるんですが、楽曲にあったサウンド感で毎回声を変えるようにしています。ライブではそれが一番わかりやすく出ると思うので、来てくださった時はそこに注目して聴いていただくのも面白いかもしれません!

 

NARITO:「歌の中に必ず自分を持つこと」「ハイトーンでは頑張らないことを頑張る」です。「ここは絶対こう歌うんだ」とか「ここにはこんな思いを込めるんだ」とか、とにかく誰にも左右されない自分だけの歌を歌うようにしています。all at onceの楽曲は、男性が歌唱するのは少し難しいようなハイトーンの楽曲が多いのですが、無理して苦しそうに歌うと聴く側も苦しくなってしまうので、力まず自然な体の動きに任せてのびのびと歌うのがハイトーンのコツです。

 

──お二人のパーソナルな面についても教えてください。「意外と●●なんです」という部分はありますか?

 

 ITSUKI:「意外とオタク気質なんです」。趣味がかなりあって、収集癖もすごくあるので、オタク気質かもしれません。最初はR&BとかのCDから始まっていたのですが、今は漫画、野球、サッカー、他にもいろいろなものにハマりすぎてしまっています(笑)。

 

NARITO:「意外とオタクなんです」。休日は丸一日家にこもって、朝から夜中までずぼらな格好で、アニメ見てゲームしてガンプラ作って一人でニヤニヤしています。最近はプラモデルにウェザリング加工といって汚しのようなものを入れる練習に没頭しています(笑)。

 

──今後歌ってみたい楽曲のイメージがありましたらお聞かせください。

 

NARITO:最近、地元の友人が続々と結婚しているので、そんな友人に宛てたウエディングソングを歌いたいと思っています。

 

allatonce_03

 

──これから挑戦してみたいことを教えて下さい。

 

ITSUKI:作詞作曲をやってみたいです。自分たちだけで1曲作ってみたいと思っています!

 

──では、今後ファンの方とやってみたいことがありましたら教えてください。

 

NARITO:ライブでファン参加型の企画のようなものをやってみたいです!

 

──ありがとうございました。最後に、応援してくれる方へのメッセージをお願いします。

 

ITSUKI:こうして1st Albumを出すことができているのも、応援してくださっている皆様のおかげです。活動してきた中で心が折れそうな時や、不安な時にいつも皆様の声で立ち上がることができました。

その感謝の気持ちも込めた1枚になっているので、是非手に取って聴いてほしいです。今後も応援していただけるように活動頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします!

 

NARITO:all at onceとして活動を始めて、たくさんの方からSNSなどを通して応援の言葉をいただき、その言葉に僕たち自身、何度も救われました。今度は僕たちが、1人でも多くの方に直接、僕らの音楽と感謝を届けに行きたいと思っていますので、どうかその瞬間までこのアルバムをたくさん聴いて楽しみに待っていただけたら嬉しいです。

 

文:レコログ編集部

  • all at once

    all at once

    理論派のITSUKIと感覚派のNARITOによる2人組ボーカルデュオ。一見正反対に見える彼らだからこそ生み出せる、柔らかで温かみのあるハーモニーが聴くものの心に寄り添い、包み込んでくれる。様々な表情で魅せる彼らの歌声が、令和の時代に響き渡る。
    昨年、アニメ『名探偵コナン』の OPとEDを同時に担当し新人では異例の抜擢が話題になった。今年は、テレビ東京系 連続ドラマ『シェフは名探偵』OPテーマを「マカロン」、そしてMBSドラマ特区『ラブファントム』エンディング主題歌を「23:59」、2曲 同時のドラマタイアップを担当した。現在は、東京シティ競馬 トゥインクルレース35周年 CMテーマソングに「年をかさねて」が起用され、今大注目の2人組!