7月24日(水)に最新シングル「FRUSTRATION」(フラストレーション)をリリースしたSKE48。選抜メンバーから松井珠理奈、井上瑠夏、末永桜花、鎌田菜月がレコチョクに来社。新曲に込めた想いやMV撮影秘話・見どころについては前回の記事参照。合わせて、ストレス解消法、セレクトプレイリストについてなどの話を聴いた。

 

 

 

――ところで、「FRUSTRATION」というタイトルですが、楽曲では「騒げ!」「踊れ!」という言葉でフラストレーションが溜まった時の発散を表現されていると思いますが、皆さんはどのように解消されているのでしょうか?

 

鎌田:私はその時の気分と真逆の音楽を聴きます。悲しい時だったら明るい音楽を聴いて、楽しすぎたり、良いことが続いている時は逆に不安になるタイプなので(笑)、そういう時はあえて悲しい曲を聴いたりして、自分の気持ちの整理をしてます。音楽に助けられてますね。

 SKE48

 

 

――高いところと低いところのちょうど間で維持できるようにってことですね。

 

鎌田:そうなんです。安定を求めがちなので(笑)。

 

――安定は大事ですよ

 

鎌田:本当に音楽で保ってるなあって思います。

 

――普段から音楽は聴かれるのでしょうか?

 

鎌田:そうですね、色々な音楽を聴きます。アーティストさんってよりは「この曲が好き!」で聴き始めるタイプなので、色々な音楽に出会えるコンテンツだったり、友達に教えてもらったりしながら、アンテナ張っておきたいなって思ってます。

 

――イチオシ楽曲はありますか?

 

鎌田:最近はBUMP OF CHICKENさんのアルバムが出たのが嬉しくて、よく聴いてます。

 

末永:私は美味しいものを食べて発散したり、友達に話を聞いてもらったり。あ、あと紙に書いて、自分で対処法を見つけられるようにしてます。

 

――思っていることを実際に書いて、ということですか?

 

末永:そうです。こういうことあった、じゃあどうしたら解決できるかな、っていうことを紙に書くと、「これができるかな」って解決策が見つかったりします。

  

――論理的ですね!

 

末永:そうですかね(笑)。でもどうしようもなくなったときは、美味しいものを食べにいきますけど(笑)。

 

――末永さん的美味しいものは?

 

末永:やっぱり焼肉とかですかね。でも、その時に食べたいものを食べます(笑)。

 

――食べたいものを食べるのが一番、ということですね。我慢したりはしますか?

 

末永:全然しないです。夏だから皆ダイエットっていうんですけど、我慢が一番良くないかなって思っているので(笑)。食べる時は食べます。

 

――今この記事を読んでくださっている方も共感してくれていると思います。

 

末永:(笑)やっぱり我慢は良くないなって思ってます(笑)。

 

SKE48

 

井上:私は2つあって、1つ目は家で飼っている2匹の犬と一緒に寝たり遊んだりします。もう1つは、熊本に住んでいるお父さんに電話して、話を聞いてもらっています。

 

――悩みなどを相談されるのですか?

 

井上:悩みとか、困ったこととか。あとはSNSにあげる写真とかで迷った時に、「どっちの写真がいいかな?」って聞いてからSNSに載せてますね。

  

――お父さんが選んでくださるのですね。

 

井上:そうじゃないと決められなくて(笑)。

 

松井:ご飯を一緒に食べに行っても、全然決められないんですよ。「あれも食べたいし、これも食べたい!でもこっちも…もう決めて下さい!」って言われます(笑)。

 

井上:そうなんです、いっつも決めてもらってます(笑)。

 

SKE48

 

松井:私はお料理をするのが好きで。高校生くらいからお料理をはじめたんですけど、お母さんのお手伝いしているうちに作るのが好きになって。料理をしている時は何もかも忘れられて集中できるんです。料理を美味しく作ることだけを考えるから、全部忘れられるので、良い息抜きになりますね。あと最近はスポーツ観戦しているときですね。何かに向けて一生懸命になっている姿や闘っている姿に自分も勇気づけられるので、ストレス解消だったり、自分も頑張ろうって思えます。オリンピックも凄く楽しみです。

 

SKE48

 

――あと1年後ですもんね。スポーツ観戦はどのジャンルを観られるのですか?

 

松井:『豆腐プロレス』というドラマでプロレスラー役をやらせて頂いて、そこからプロレスを観るようになって好きになりました。SKE48としても名古屋の中日ドラゴンズの応援大使だったりとか、サッカーの名古屋グランパス公式応援マネージャー、FC岐阜応援隊とかもやらせて頂いているので、野球を観るのも好きだし、サッカー観るのも好きです。バスケも好きですし、基本スポーツは何でも好きですね。SKE48に入る前に陸上をやっていたっていうのもあるんですけど。

 

――頑張って戦っている姿を見ていると感動もありますね。

 

松井:応援しているうちに、ファンの方が応援してくださる気持ちがわかってきます。応援するのってこんなに大変なんだなとか、楽しいんだなって思って、ファンの方への感謝の気持ちも増しました。

 

――ファンの方にとっても嬉しいですね。48グループの楽曲でプレイリストを作って頂いたかと思いますが、どのようにして選ばれたのでしょうか?

 

鎌田:私は48、46グループのダークな曲ばっかり選びました。あんまりアイドルの曲を知らないでSKE48に入ったんです。アイドルの曲の中で、昔何聴いてたんだっけ?って考えたら、AKB48さんの「RIVER」とか、かっこいい曲・暗い曲。実はアイドル曲ってキャピキャピしたものが多いと思われがちなんですけど、SKE48の中でも人間のダークな部分を歌ってるけど、ちゃんと意味がある曲とかがいっぱいあって。そういう曲はカップリングが多いので、あえて選びました。夜寝る前とか、はたまた自分を高めたい時とかに聴いてほしいな、って思います。

 

SKE48

 

――ダークな曲の中には、かっこよさがありますよね。

 

鎌田:はい、メッセージ性が強い曲が多いな、っていう印象があります。私は割と歌詞から入るタイプなので、そういう曲を入れ込みました。自分の感性に正直に入れ込んだので、「この曲!?」っていう曲があるかもしれないんですけど、私のドロドロした部分も感じていただければと思います(笑)。

 

末永:私は、自分が好きな48グループの曲を入れさせていただきました。AKB48の「鈴懸の木の道で…」とかを入れました。

 

 

【dヒッツプレイレイスト】48グループ selected by 末永桜花(SKE48)

SKE48

 

松井:タイトル長い曲だ、じゃんけん大会で私が優勝した時の。

 

末永:はい、すごく好きなので入れました。タイトル長くて言えないんですけど(笑)。

 

メンバー一同:(笑)

 

井上:私言えます!「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」!

 

メンバー一同:凄い!(拍手)

 

SKE48

 

井上:ファンだったので(笑)。

 

松井:嬉しい。その時はSKE48に入ってたの?

 

末永井上:いえ、まだ入ってなかったです。

 

松井:見ててくれてたんですね。本当に嬉しい。

 SKE48

 

――凄く素敵なエピソードと選曲理由ですね。井上さんはいかがですか?

 

井上:私はテーマを「神曲48」として選びました。他の48グループさんも含めて、私はアイドルが好きなので、そして私はSKE48なので、【48曲】入れようと思って。その中でも一番入れたかったのが「野菜シスターズ」ですね。

 

 

【dヒッツプレイレイスト】神曲48 selected by 井上瑠夏(SKE48)

SKE48

 

メンバー一同:あ~!

 

井上:その曲が本当に好きで。(松井を指しながら)にんじん!

 

メンバー一同:(笑)

 

松井:そう、にんじんでした(笑)。

 

井上:あのMVを小学生の頃に見てて、友達と話してたので、絶対に入れるって決めてて。自分でプレイリストを決められるってことにワクワクして選んだんですけど、48曲を超えてしまったので(笑)、夜中の3時までめちゃめちゃ考えて絞りました。

 

――先程おっしゃってた優柔不断な一面がここでも出ているかもしれないですね(笑)。

 

井上:そうですね(笑)。自分にとっての神曲48を入れました。

 

――それだけ厳選された48曲ってことですね。

 

井上:そうです、本当はもっとあるんですけど(笑)。

 

松井:私はSKE48の1期生なので、今までグループのことを考えて10年くらいやってきたので、本当だったらSKE48の曲だけにしたいな、って気持ちもあったんです。だけど、”1人の女の子としての松井珠理奈”として、素直になって好きな曲を選んでみようって思ったんです。48とか46とか関係なく、自分が胸を打たれた曲ということで、10曲選びました。

 【dヒッツプレイレイスト】素直な気持ち selected by 松井珠理奈(SKE48)

SKE48

 

――こちらも厳選の10曲ですね。胸を打たれたとおっしゃってましたが、どのような意味でしょうか?

 

松井:小学生でSKE48に入ったので、その時は何もわからず大人に頼っていた、というか。だから自分の思ったことがなかなか言えなかったり、口に出しちゃいけないんじゃないかなとか、できないと思っても「できる」って思ったり言わなきゃいけないとか。「強くいなきゃ、頑張らなきゃ」って思って今までやってきたんですけど、もっと自分を出してもいいというか、自分たちのグループだから自分たちで作っていかなきゃいけないんだっていうこととかを、初代総監督だった高橋みなみさんとかを見てて凄く思ってて。でも、思ってるだけでなかなか行動に移せなかったんですけど、欅坂46の「サイレントマジョリティー」とかを聞いて、「自分たちでやってかなきゃいけないんだ、大人を頼ってばかりじゃいけないな、やりたいようにやらなきゃ!」っていう気持ちにさせてくれたりしたので、そういう曲を入れました。欅坂は”自分たちの手で”とか、”僕は僕だ”みたいな曲が多いので、それを聞くと「そうだよな」って思ったので。

  

――まさに松井さんが背中を押された曲たち、ということですね。

 

松井:そうですね。もちろん1人じゃ何もできないし、誰かが支えてくれるから生きていけると思うんですけど、自分を忘れちゃいけないなって思わせてくれた曲たちですね。

 

――ありがとうございました。最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

 

鎌田:いつもSKE48への応援をありがとうございます。今回、SKE48としては凄く挑戦した1曲となっているんですが、こういった曲をリリースできたのは、私達からファンの方に向けての一種の信頼の形だなって思っています。「絶対にこの曲はファンの方も受け入れてくれる!」ということで、色々と挑戦させていただいた楽曲になっています。

実際に、ライブで披露した時もファンの方が応えてくださって、そういう関係があるからこそSKE48が10年を越えて、11年目もやれているんだなって日々感謝しています。

その熱を、内々だけじゃなくてもっと外に外に発信していく、やる気に満ちたメンバーがいっぱいいますので、これからもSKE48への応援をよろしくお願いします。

そして、この楽曲をきっかけに、色んな人に見つけていただけたら嬉しいです。

 

文、撮影:レコログ編集部

 

 

  

■SKE48メンバーセレクトプレイリストはこちらから

48グループ selected by 末永桜花(SKE48)

dヒッツ:https://dhits.docomo.ne.jp/program/10019380
神曲48 selected by 井上瑠夏(SKE48)

dヒッツ:https://dhits.docomo.ne.jp/program/10019402

 

 

■dヒッツ限定特典(終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。)

7月24日(水)~8月6日(火) までの期間、新曲「FRUSTRATION」をmyヒッツした方の中から抽選で67名様にお好きなメンバーの直筆サイン入り色紙をプレゼントするキャンペーンを展開します。

キャンペーン詳細はこちら

https://music-service.dmkt-sp.jp/dhits/SKE48-p/190724

 

 

  • SKE48

    SKE48

    東京・秋葉原を拠点に活動するAKB48の全国進出第一弾として、2008年7月に、名古屋・栄に誕生したアイドルグループ。本拠地の栄(SAKAE)の頭文字からSKE48(エスケーイー フォーティエイト)と命名される。のちに日本全国、そして世界に展開される48プロジェクトの先駆けとなった。
    名古屋の栄に建つ観覧車がシンボルのエンターテインメント発信ビルSUNSHINE SAKAEの2階にあるSKE48劇場(SKE48 THEATER)で、歌とダンス・トークから構成される約2時間の公演をS・KⅡ・Eの各チームと研究生で定期的に開催している。