A-Sketch取締役・我謝淳史氏が自身の経験から語る、今の時代の音楽の届け方A-Sketch取締役・我謝淳史氏が自身の経験から語る、今の時代の音楽の届け方A-Sketch取締役・我謝淳史氏が自身の経験から語る、今の時代の音楽の届け方

INTERVIEW

A-Sketch取締役・我謝淳史氏が自身の経験から語る、今の時代の音楽の届け方

A-Sketch取締役 我謝淳史

音楽業界で輝く方にスポットライトを当て、彼らの仕事や想いを通して音楽業界の今と未来を伝える企画、3rd Lounge。

第9回は、株式会社A-Sketch取締役の我謝淳史氏が登場。自身の音楽ルーツやターニングポイント、音楽業界の今や音楽の届け方の変化、現在注目しているトピックスや今後の音楽業界で大事だと思うことなどを中心に話を聞いた。
インタビュアーはモデル業を中心としつつ、音楽系ラジオパーソナリティーも務めるなど、多彩な活躍で注目を集め続けている菅野結以が務める。

Chapter.1 
音楽ルーツ、印象に残っている出来事

菅野:我謝さんが音楽を好きになったきっかけや、ご自身のルーツとなった音楽について教えてください。

我謝:小学校の時にテレビでBAKUというバンドを見て、すごいかっこいいなと思ったのが、音楽を好きになったきっかけです。それで初めて親にCDとCDラジカセを買ってもらいました。それから高校に入るぐらいまではヒットチャートものが好きだったんですけど、高校に入って出会った友達に洋楽好きが多くて、洋楽の面白さに気づきました。ちょうどその頃って、ブリットポップ全盛期だったんですよ。僕が高校1年生の時に、イギリスではOASISの1stアルバム『Definitely Maybe』がリリースされました。アメリカでは、カート・コバーンが亡くなったり、BECKが出てきたり、スマッシング・パンプキンズが来日したり。

菅野:ご自身で音楽はやられていたのですか?

我謝:高校生の時にクラスの友達とバンドをやりました。スピッツやMr.Children、GREEN DAYのコピーをやってましたね。

菅野:今はアーティストを支える側のお仕事をされていますが、音楽業界を目指されたきっかけを教えてください。

我謝:音楽をより好きになったのが大学生の時で、写真部だったんですけど、周りがみんな音楽好きで、そこでいろんな音楽に触れたんです。その当時好きだったバンドが97年98年デビュー組が多くて、日本で言うとスーパーカーとか、くるりとか、中村一義とか。僕の中ではもっと売れると思っていたので、僕だったらもっと彼らを売れるんじゃないかと思ったんですよね(笑)。それで、自分の好きなバンド、好きなアーティストをもっと売りたいと思って、レコード会社に入りたいと思いました。

当時、新卒募集していたのがソニー・ミュージックエンタテインメントとビクターエンタテインメントしかなくて、受けたんですけど全部落ちてしまって。どうしようかなと思っていたら、SMEの大阪がアルバイトを募集してるって知って、もう一回受けたんです。そうしたらフジロックから帰ってきた日に電話がかかってきて『枠が空いたから来れます?』って言われて『あ、行きます!』って2つ返事して(笑)。アルバイトからスタートして、ライブ会場でCDを売るお手伝いをしていました。

我謝淳史

菅野:正式に社員になられたのはどのタイミングだったのですか?

我謝:いろいろと動いていただいたんですけど、SMEの社員になるのは厳しそうだなと思っていた頃に、東京のコナミミュージックエンタテインメント(現コナミデジタルエンタテインメント)が事業を広げていきたいっていうことで人を増やしていて、SMEの知っている方もそこに入られたんですよ。そのツテを使って面接をしていただいて受かったっていう感じです。

菅野:今やA-Sketchの取締役として、たくさんのアーティストを手掛けられていますが、これまでご自身が担当してきたアーティストの中で、これは成し遂げたなと思ったことや印象に残っていることはありますか?

我謝淳史

我謝:たくさんありますけど、特にONE OK ROCKはインディーズから、彼らが独立する前のアルバム『Eye of the Storm』(2019年)まで一緒にやらせてもらったので、海外進出の時のワーナーとの契約もサポート出来ましたし、バンドが大きくなっていく過程を一緒に並走できたっていうことが良かったな、と。
何より、みんなが観たいと思っているライブを誰よりも観られているということに関しては成し遂げられたんじゃないかなって思っています。

我謝淳史

Chapter.2 
アーティストが音楽を続けるために大事だと思うこと、注目していること

菅野:我謝さんが他のインタビューで、アーティストをファンに届けていく時に、トピックスやストーリー作りを大事にされているとおっしゃっているのを読んだのですが、特に今の時代に大事にすべきポイントは、どういうところだと思いますか?

我謝:今はTikTokやサブスクサービスなどで音源を聴いて、その音源が良ければハマっていくという“楽曲ファースト”になっていますよね。YouTubeやInstagramなどで、いわゆるUGCと呼ばれるものを見て、なんかこの曲いいな、とハマっていくことが増えている。なので、その一曲一曲を大切に作っていくということが、まずスタートとして大事だなと思っているんですけど、そこに行くまでのストーリーもかなり重要かなと思っています。

菅野:確かに、TikTokなどでたくさんの人に聴いてもらえる可能性は増えたけれど、その流行りが3日で終わると言われているじゃないですか。すぐに消費されていってしまうようなところもあると思うのですが、対策なども考えていらっしゃいますか?

我謝:その対策はなかなか難しいですよね。現状で言うと、それが曲単位なのか、曲からアーティストに戻ってきているのかという分析がまだそこまで出来ていないと思っていて。例えば弊社のアーティストだと、Saucy Dogの「シンデレラボーイ」がSNSで跳ねたわけですが、他の楽曲の再生にもちゃんとつながっているんですね。「シンデレラボーイ」でSaucy Dogを知って、アーティストのファンになってくれた方が多くなっているんだろうなと。あと、Tani Yuukiさんもそうですよね。TikTokで「W/X/Y」っていう曲がめちゃくちゃバズって、それが再生にちゃんと結びついてきている。そういうところを見ると、どういうUGCが作られたのかっていうことが実は大事なんだろうなと思ったりはしています。

菅野:確かにちゃんとアーティストに返っているパターンもありますね。オーディションも多く手掛けられていると思いますが、アーティスト発掘をする時に大事にしているポイントはどういうところですか?

我謝:最終的には自分がそのアーティストを担当したいかしたくないかっていうところが大きなポイントではあると思いますが、個人としては比較的顔が良くて、声とステージに立った時の雰囲気を大切にしています。オーディションの時は、その前後にも挨拶など含め喋ったりすると思うんですけど、そういう素のところを見た上で、その子がステージに立った時に、「あ、この子だな」と思えるかどうかっていうのは自分の中ではかなり大事にしているポイントですかね。

菅野:アーティストの発掘や育成に力を注ぐ理由やきっかけになったことを教えてください。

我謝:新しいアーティストをどんどん発掘して育成していくことによって、会社の若返りもそうですし、逆に今その会社を支えてくれているアーティストの方たちにも安心してもらえると思うんです。安心してもらうことによって、さらに活躍してもらう。そうやって場所を循環していくことが大事なんじゃないかと思います。

菅野:我謝さんは着うた®の時代からデジタルの重要性を意識されていた印象がありますが、多くのアーティストが音楽を長く続けていける世界にするには、今後どういうことが必要だなと考えていますか?

我謝淳史

菅野:我謝さんは着うた®の時代からデジタルの重要性を意識されていた印象がありますが、多くのアーティストが音楽を長く続けていける世界にするには、今後どういうことが必要だなと考えていますか?

我謝:ビジネス抜きの理想論だけで言うと、アーティストの音楽活動を支えるという意味では、僕はやっぱりパトロン的な考え方をもって接していくことが重要だと思っているんですよね。それが例えば企業さんにスポンサードしてもらうことだったり、レコード会社や事務所もそうですよね。投資した額を回収するという、いわゆるビジネススキームだけじゃないところで、どうやってアートとして向き合っていくかっていうことが一つの大事なポイントかなと思うんですけど。これはかなり理想論なんだろうなとは思っています。

菅野:確かに、アートの世界ではパトロンがいて当たり前だったりしますけど、音楽業界はそうじゃないですもんね。

我謝:ライブ一つやるにしても、ライブハウスに出るのにチケットのノルマがあって、一生懸命友達に売るっていう苦労も大事だとは思うんですけど、そこをなくしていくだけでも、その子たちはライブに専念できて、次にまた新しい良い音楽を生み出して、良いライブができるんじゃないかって。それも一種のパトロンかなと思ったりしています。

菅野:確かにそうですね。我謝さんはデジタルマーケティングの部署をここ数年で作られたそうですが、今はどんなことを目指して、どう動いているのですか?

我謝:A-Sketchはアミューズの子会社でもあるんですが、アミューズにデジタル部署があったので、元々はそこと一緒にやっていたんですよ。だけど弊社の規模も大きくなってきて、社内でちゃんと作ろうということになった。今はようやくスタッフも揃ってきて、これからマーケティング面に力を入れていかなきゃいけないというところですね。今までマーケティング面に関しては、A&Rのスタッフに一任していたところがあったんですけど、これからはその部署の中で、デジタルに関してはこう向き合った方がいいんじゃないか、ということを考えて実行していければいいなと思っています。

菅野:特にこういうやり方をしていきたい、と考えていることはありますか?

我謝:昔はダウンロードとCDしかなかったので、デジタルマーケティングで言うと、ダウンロードに結びつくようなトピックをどうやって作っていこうか、ということばかり考えていたんですけど、今はトピックを作ってもなかなかその先に繋がっていかないことが多くなったので、お客さんとのコミュニケーションをどうやっていくのか、ということを考えることが大事だなと思っています。その文脈作りに一番興味があるんですけど、逆にそれがちょっと大海原すぎて、どこから手をつければいいのかわからない(笑)。TikTokをやってバズるならいいんですが、バズるとも限らない。狙ってバズるようなものではないんですけど、狙ったことによって作られているヒットもあるはずなんですよ。なので、そこのバランス加減だったり、それが本当にバンドにとってやるべきことなのかとか、その辺をちょっと精査しないといけないですよね。デジタルマーケティングでこういうことをやらなきゃいけない、というものが今はまだはっきりとは見えていない状況で基本をしっかりやるということかもしれません。

菅野:レコチョクをはじめ、プラットフォーマーに求めることはありますか?

我謝:そうですね…お金がいっぱい僕ら会社とアーティストに入ってくるといいなと(笑)。プラットフォーマーを含め、お客さんの選択肢がたくさんある中で、サブスク市場の会員数が何千万人かで頭打ちだとか言われている中で、そこのパイを取り合うのではなくて、一緒になって市場を広げていくようなことをプラットフォーマー側にも考えてもらえたらいいなと思います。

菅野:2020年以降はコロナでいろいろな変化があったと思いますが、戦略についても変化を感じていることはありますか?

我謝淳史

菅野:2020年以降はコロナでいろいろな変化があったと思いますが、戦略についても変化を感じていることはありますか?

我謝:コロナ前はまだデジタルやSNSに関しても、やってはいるけどどこまで本気になったらいいんだろう?という感じだったと思うんですよ。それがコロナ禍になってライブが出来ない、外に出られないってなって、どうやってお客さんとコミュニケーションを取っていけばいいのかが分からなくなった1、2年でした。

さなりというアーティストを15歳の時からプロデュースしていて、10代の子ってやっぱりSNSの使い方が上手だなと思いました。
インフルエンサーなどデジタルネイティブだと言われていた人たちがすでにやっていたインスタライブなどでお客さんと直接コミュニケーションをとっていたことを、アーティストがやりだしたのはコロナがきっかけだったと思います。
インスタライブなんかでアーティストがお客さんに直接発信する機会が増えましたよね、それまではライブに行くかメディアでしかアーティストの姿や考え方を直接聞くことが出来なかったと思います。

菅野:オンラインライブもコロナ禍で盛んになって、様々な技術を活用した音楽の届け方も進んでいる感じがします。今後挑戦してみたいことや、関心を持っていることはありますか?

我謝:XRはめちゃくちゃ興味があります。2014年ぐらいの頃、360度映像を作っていたんですよ。Hello Sleepwalkersというバンドで。RICOH THETAを4個ぐらいつけて歩かせて、全天球映像を作ったんです。そこからスタートして、せっかくだからVRもやってみようってなって。その一年後ぐらいにYouTubeが360度対応したので、YouTubeにもアップしているんですけど、360度だけで見る最適なコンテンツはなんだろう?と思って、リリックビデオを作ったんです。実際やってみて、なかなか難しいなと思っているのですが、体験型にはなりますが3カメスイッチングのVRとかもあるので、今後は、視点切り替えのVRがどうなるのかなとか興味ありますね。
とは言っても、まずヘッドセットが普及していかないと厳しいなと思いますけど。映画『レディ・プレイヤー1』を見た時にすごい興奮して、これからはこの世界くるだろうって、いろいろな話を聞いたり、VTuberをやろうと思ったりしました。バーチャル上でバンドを作って、リアルでもそのバンドがいたら面白いよね、みたいなことをやってみたいですね。

菅野:新しいものに敏感だし、鋭いし、めちゃくちゃ頭が切れてすごいなと思っているんですけど、我謝さんがお仕事をされる際に大事にされているポイントを教えてください。

我謝:昔は、カッコいいか悪いか、ということでした。それはたぶんずっとメインでONE OK ROCKをやっていたからだと思うのですが、カッコいいかどうかって基準も曖昧じゃないですか。でも、その感性を信じてチームで共有して、ちょっと言い方が悪いですけど、これはカッコ悪いからやめておこう、みたいなところでブランディングを作り上げてきたと思うんです。

今でも、それは信念としてありつつ、コロナ禍を経験したからだとは思いますが、自分の意見と合わない人がいても、一旦それを飲み込むということを意識しています。その人なりに意見を持ってきているわけなので、全部が全部、僕が感じていることが正しいわけじゃない。楽曲もそうですよね。100人聴かせて、100人がいいと言うかどうか分からない。それぞれ個人の感性や想いがあるので、それをまず大事にしようと心の中に決めて今は接しています。

我謝淳史

菅野:そんな我謝さんが思う、今熱いアーティストや楽曲を教えてください。

我謝:最近あまりプライベートで音楽を聴けてなかったんですが、その中でめっちゃいいなと思ったのは、コナン・グレイの「Memories」ですね。あと、ベタですけどザ・キッド・ラロイとジャスティン・ビーバーの「Stay」もよかったですね。

菅野:個人的に気になった音楽が仕事に生きていく部分もありますか?

我謝:ありますよ。ジャンル関係なしで「こういう曲作った方がいいんじゃないか」って思ったりするので。僕はワン・ダイレクションのファンなんですけど、デビュー曲の「What Makes You Beautiful」が名曲すぎて「ああいうのを作りなよ」ってよくアーティストに言ったりしますね(笑)。

Chapter.3 
今後のレコード会社やマネジメントの役割、音楽業界の未来

菅野:現在D2Fという動きが進行していく中で、今後レコード会社やマネジメントが求められる役割とは何だと思いますか?

我謝:アーティスト1人では出来ない作業を僕たちがしてあげるというところは、まず前提かなと思っています。曲を作って配信するといっても、レコチョクさんのサービスのように預ければやってくれるところもあると思うんですけど、いざ自分で配信しようと思っても大変じゃないですか。それをやるスタッフも時間も必要だったりしますよね。で、楽曲プロモーションしようと思って自分で一生懸命SNSを頑張っても、なかなか広まらない。SNSではこうした方がいいよとか、このメディアに乗っけたら少しは広がるんじゃない?みたいなアドバイスをするのもレコード会社やマネジメントの仕事だと思いますし。ライブだって、自分でライブハウスに電話するよりも、僕らが電話した方がある程度整った状況でライブが出来たりする。今後はよりエージェントっぽい形に進んでいくんじゃないかなと思っているんですけど、足りないところをちゃんと補完していく。そして強みをちゃんと与えてあげられるというのが、レコード会社や事務所の今後のあるべき姿なのかなと思います。

菅野:音楽を届けていく上で大事だなと思うことはどんなことですか?

我謝:やっぱり曲の強さが一番なんだろうなと思っています。曲の強さと想いの強さ。メッセージは大事だと思います。マーケティング目線で言うと、何を歌っているのかが分かりやすい人が売れているなと思っていて。この人はこういう曲を作る人、みたいなタグ付けされているというか。そればかりもよくないなと思っているんですけど、最初のきっかけとしてはそれも必要なんじゃないかなと思っていて。その後に本人たちのメッセージや、世の中に伝えたいことをどうやって届けていくか、どうブランディングしていくかっていうことなのかなと思います。

菅野:では、これから先、10年後の音楽業界はどうなっていくと思いますか?

我謝:YouTubeもここ10年ぐらいで一気に当たり前のプラットフォームになってきたので、もしかしたらブロックチェーンだ、メタバースだと言っている世界が10年後には当たり前になっていて、違う世界で違う音楽の聴き方をするような世界になっているかもしれない。10年後にはヘッドセットがもっとファッション的になって、一気に広まっていくのかもしれない。『レディ・プレイヤー1』の世界に近づいたら面白いなと思ったりします。もしかしたら一人の生身の人間が、VR上では3人になっていて、それぞれがアーティスト活動をやって売れる、みたいなこともあるかもしれないですよね。

菅野:なるほど、ありがとうございました。では最後に、これからの音楽業界を盛り上げていく同士へ、メッセージをお願いします。

我謝:音楽業界って楽しいよねって思ってもらえるような雰囲気を作っていきたいなって思います。YOASOBIのチームを見ていても、すごく楽しそうじゃないですか。新しい人たちが新しい時代を作っていく、楽しい時代だなと思っています。もちろん新しい若いアーティストをどれだけ支えていけるかということもだし、新しいアーティストをどうやって育てていけるか、一緒に楽しくやっていきたいなと思います。ずっと一線で活躍しているアーティストもたくさんいるので、そういう人たちにも音楽業界って楽しいよねって思ってもらえる、そういう業界にしたいなと思います。

我謝淳史

PROFILE

  • 我謝淳史

    GUEST

    我謝淳史

    A-Sketch取締役

    2001年にソニーミュージック大阪営業所にアルバイト入社。
    その後、いくつかのレーベルを経て、2006年にアミューズに入社。
    アミューズでレーベル事業部に携わり、2008年からはA-Sketch創立メンバーとして、
    アーティストの発掘や制作、宣伝、マネジメントなど幅広く携わる。

  • 菅野 結以

    INTERVIEWER

    菅野 結以

    雑誌『LARME』『PECHE』などで活躍するモデル。10代の頃から『Popteen』専属モデルを務め、「白ギャル」の文化を生み出しカリスマモデルと称される。
    スタイルブック、フォトエッセイ、写真集などこれまで7冊の著書を発売。
    アパレルブランド「Crayme,」のディレクター及びデザイナーを務めている他、各企業とのコラボやプロデュースアイテム多数。独自の世界観と美意識が絶大な支持を集めている。
    TOKYO FM『RADIO DRAGON -NEXT- 』では豊富な音楽知識を生かしてパーソナリティーを担当し、DJとしても活躍。
    サウナ好きが高じて熱波師としても活動中。
    SNSの総フォロワー数は約100万人に及ぶ。

ARCHIVE