


松原みき再ブレイクのキーマンが語る、音楽業界のデジタルシフトと未来
株式会社ポニーキャニオン 執行役員 マーケティングクリエイティブ本部本部長 今井一成
音楽業界で輝く方にスポットライトを当て、彼らの仕事や想いを通して音楽業界の今と未来を伝える新企画、3rd Lounge。
第6回はサザンオールスターズのチーフプロモーターも務めた実績をもち、40年以上前の作品である松原みき「真夜中のドア/stay with me」を再ブレイクさせた火付け役でもあり、新旧問わず音楽の届け方を切り開いてきた、音楽業界におけるプロモーションの第一人者・今井一成氏が登場。
今回も音楽ルーツや自身のターニングポイント、仕事をする上で大事にしていること、これからの音楽の届け方などについて話を聞いた。デジタルで音楽を聴くことが当たり前になった社会において、どのように音楽を届けていけばよいのか。目指す世界観と想いをたっぷり語ってもらった。
インタビュアーは本シリーズのインタビューを複数担当し、モデル業を中心に、多岐にわたって活躍する“音楽好きモデル”武居詩織が務める。
Chapter.1
音楽ルーツ、ターニングポイント

武居:今井さんは埼玉県行田市のご出身だそうですが、音楽との出会いについて教えてください。

今井:僕が中学生の頃はフォークソングが流行っていた時代で、自分もフォークギターを弾いていたんですけど、たまたまテレビでギンギンにエレキギターを弾いているCharさんを見て、衝撃を受けたんです。それでエレキギターに目覚めて、高校に入ってから本格的に音楽にはまっていきました。Charさんが組んでいた伝説のバンド“Johnny, Louis & Char ”を聴いて、3ピースバンドでもこんなに分厚い音が出るんだ!って、生身の音楽をリアルに感じましたね。
大学でもギターを続けていたんですけど、今度はハードロック、ヘヴィメタルに目覚めるんですよ(笑)。1980年代はヴァン・ヘイレンを筆頭に、ギターヒーローが続々と出てきた時代で、楽しかったですね。高校生の頃、行田にはレコードショップも少なくて、好きなバンドのアルバムが出ると池袋・新宿まで買いに行ってたんですよ。時代的にも、手に入れたレコード一枚一枚が、自分で得た情報の一つ一つが、すごく貴重なものだったんです。そうしてずっと音楽に触れあってきて、自分にとって音楽はすごく重要な存在だったから、 “音楽しかないじゃん”って思って、いろいろあって結果的にレコード会社に就職しました。
今井:僕が中学生の頃はフォークソングが流行っていた時代で、自分もフォークギターを弾いていたんですけど、たまたまテレビでギンギンにエレキギターを弾いているCharさんを見て、衝撃を受けたんです。それでエレキギターに目覚めて、高校に入ってから本格的に音楽にはまっていきました。Charさんが組んでいた伝説のバンド“Johnny, Louis & Char ”を聴いて、3ピースバンドでもこんなに分厚い音が出るんだ!って、生身の音楽をリアルに感じましたね。大学でもギターを続けていたんですけど、今度はハードロック、ヘヴィメタルに目覚めるんですよ(笑)。1980年代はヴァン・ヘイレンを筆頭に、ギターヒーローが続々と出てきた時代で、楽しかったですね。高校生の頃、行田にはレコードショップも少なくて、好きなバンドのアルバムが出ると池袋・新宿まで買いに行ってたんですよ。時代的にも、手に入れたレコード一枚一枚が、自分で得た情報の一つ一つが、すごく貴重なものだったんです。そうしてずっと音楽に触れあってきて、自分にとって音楽はすごく重要な存在だったから、 “音楽しかないじゃん”って思って、いろいろあって結果的にレコード会社に就職しました。
武居:好きだった音楽を仕事にしていこうと。
今井:実は、最初はそうは思ってなかったんですよ。当時はとりあえず大学に行って、とりあえず大きな会社に務める、という時代だったんですよね。まさにバブル世代です(笑)。僕もとりあえずその流れに乗っかって、さあ就職という時に、“俺、何しよう?”ってなって。先輩といろいろと話をしていたら、「音楽を仕事にするんだったら、音響メーカーとか、ステレオを売っている会社とか、そういうところに入ったらどう?」って言われて。それで日本ビクターに入社したら、たまたまレコード部門があって、だったらレコード部門で働きたいな、と思い、気がついたらレコード部門にいました(笑)。
武居:仕事をしていく中で、今井さんにとって一番のターニングポイントになった出来事はなんですか?
今井:ターニングポイントは、やっぱりサザンオールスターズのチーフプロモーターになったことですね。僕は入社してすぐに四国の松山に配属になったんですよ。そこでハードの営業を何年か頑張って、大阪営業所経由で東京に戻ってきてから、ソフト部門であるレコード会社・ビクターエンタテインメントのロックレーベル・SPEEDSTAR RECORDSに入れたんですね。そこで宣伝プロモーターというポジションでいろいろなバンドの仕事を担当したんですけど、ビクターのメイン看板はもちろんサザンオールスターズで。これをメンバーが読んだら怒られるかもしれないですけど、先程お話した経緯の通り、僕はサザンオールスターズの担当を目指してビクターに入ったわけじゃなかったんですね(笑)。どちらかというとハードロックバンドの担当に憧れていて、まさか自分がそちら側にいくとは思っていませんでした。ただ、当時から何かのスペシャリストになりたいなという思いはあって。先輩を見ていて、すごいプロデューサーがいたり、すごいプロモーターがいたりしたので、僕もいずれはあんなふうになりたいなと思っていたけど、それには何か決め手がないといけないなと思っていて。そうしたらちょうどサザンオールスターズの「TSUNAMI」が大ヒットしているさなかに、当時担当していた先輩と交代することになって、僕がサザンのチーフプロモーターになったんです。宣伝のスペシャリストになりたいと思って、いろいろなタイプのアーティスト担当を経験していたらサザンオールスターズを担当することになったんです。今思えばあの時に認められたのかなと思いますが、当時は“これからはずっと休みがないんだな……”と思った記憶があります(笑)。
Chapter.2
仕事をする上で大事にしていること、印象的な出来事
武居:お仕事をする際に大切にしていることはどういうことですか?
今井:どこもそうだと思いますが、会社って組織なんですよ。だから、僕にやりたいことがあっても、一人で出来ることと出来ないことがあって、出来ないことの方がたくさんあったりするんです。例えばすごく優秀な宣伝プロモーターがいたとしても、全てを一人では出来なくて、その人が司令塔になっていろいろなスタッフを動かしていくわけなんですが、その間に信頼関係がないと動いてくれないこともあるんですよ。だから、人間関係はすごく大事にしようと思っています。今はデジタルの部門にいますが、宣伝プロモーターをやっていた頃の気遣いやコミュニケーションの取り方は、自分にとって財産になっているなと思いますね。
武居:確かに人間関係は大事ですよね。特に今はいろいろな世代がいますから。
今井:そうなんですよ。30年以上、社会人としてやってきて、会社には新入社員も入ってくるので、いろいろな世代と触れ合う機会があって、世代の違いを感じることも多々ありますが、なかでも決定的な違いだと思うのがインターネットがあるかないか。今は普通にWi-Fiが飛んでますけど、それこそ昔は、ライブ取材の時などは公衆電話を探して、そこにケーブルを繋いで写真や原稿データを送っていましたからね。

武居:Z世代は子供の頃からインターネットが当たり前にある時代ですからね。スマートフォンで音楽が聴けるなんて、私にとっても衝撃でした。頑張って遠くのレコード店までアルバムを買いに行っていたところから、随分変わったなと。
今井:そうですね。でも、これから5年後、10年後に音楽に影響を受けるような世代の子たちは年頃になった時に、既にこの環境がありますから、すごいなと思うんですよね。ポチッと押せば聴けるんですから。そんな環境になったのはここ10年ぐらいのことですが、いろいろなドラマがあったんです。
武居:特に印象的な出来事はありますか?
今井:2011年ぐらいだったかな、IT業界の友人と飲んでいた時に「これ知ってる?」って見せてくれたのがSpotifyだったんです。その時はまだ国内では誰も知らなくて、初めてSpotifyを使った時に衝撃を受けたんです。だって、高校・大学時代に聴いてきたロックアルバムが全部この中にあるんだから。それは衝撃ですよ。日本ではまだCDもしくはダウンロードの時代で、聴き放題サービスがいつ日本にくるんだろう?と思っていた時に、レコチョクさんが「レコチョク Best」を立ち上げたんですよね。
一方でダウンロードにおいては、少し難しい話になるんだけど、DRM(Digital Rights Management)という著作権管理(コピーガード)システムがあって、レコチョクさん含め多くの配信事業者がやっていたダウンロードサービスには、このDRMがかかっていたわけですよ。それによって勝手にコピーすることが出来なくて、機種変更すると引き継げなかった時代もあったんです。iTunesも独自のDRMを搭載していたんですけど、ある時iTunesが全曲DRMフリーにすると発表し、日本もDRMフリーにしないと世界的な流れに乗り遅れるぞと言われていました。ではなぜDRMを外さないかというと、外すとコピーが自由に出来るようになるので、CDが売れなくなってしまうと言われていたんですね。
当時、日本はアメリカと音楽売上市場世界1、2位を争っていたくらいCDが売れていたから、そんなことは絶対に出来ないと。この頃は音楽配信黎明期でレコード会社のデジタル担当がよく集まっていろいろな話をネタに飲んでたんですよね。ある時、DRMはこれからの流れに対してものすごく足枷になる、日本もDRMフリーを導入するべきなんじゃないかという話になって、意気投合して、それぞれが自分の会社でそれを提案したんだけど、みんなこてんぱんにやられていました(笑)。「CDが売れなくなったら責任取れるの?」って。だけど根気強く話し合って、遂にDRMフリーに合意した時は、これで絶対に時代は変わるなと思いました。
武居:コロナ禍になって、さらに変化したところもありますか?
今井:実はコロナ禍になる前の2019年の終わりにすごい危機感があったんですよ。2000年以降、海外でもCD不況になり、アメリカなどでは音楽市場が一気に落ち込んだんですが、その後、急加速で回復したのはCDビジネスに見切りをつけ、デジタルに移行したからだったんです。アメリカはもうあんなにデジタル化が進んでいるのに、日本はDRMを外したくらいで、まだまだデジタルに移行できるベースが整っていない。そんな中でコロナ禍になって、お店に行けない、コンサートが出来ない、CDが売れない、じゃあどうする?ってなった時に、“やっぱりデジタルマーケットだよね”という流れになったんですよ。だから今思えば、結果的にコロナはすごいチャンスだったなと思いますね。
武居:海外でデジタル化がすんなりと進んだのは、海外の方が新しいことに挑戦しやすい環境があるということでしょうか?
今井:日本はすごく技術力があるし、真面目で勤勉なので、絶対に技術力は負けてないと思うんだけど、デジタル化について海外に遅れを取ったのにはいろいろな理由があると思っています。まずレコードからCDに移行してから、曲を作ってCDにプレスしてユーザーの手元に渡るまで、全然ロスのない完全なエコシステムが出来上がったんです。それを経てアルバム一枚が3000円になるんだけど、デジタルになると約1800円と単価が下がってしまう。また、当時の違法配信問題もあり、なかなかデジタルに移行できなかったんです。それがコロナの影響を受けて、強制ゲームチェンジが起こった。コンサートが出来ないという問題もあるけれど、音源を届けるということに関して言えば、僕は新しい方向に加速したんじゃないかなと思っています。
Chapter.3
音楽業界のデジタル化と今後の音楽の届け方
武居:今後は日本でもデジタル化がより定着していくということでしょうか?
今井:デジタル化はどんどん加速していくと思いますよ。サブスクリプションというストリーミングサービスは、数年後には世界的なリスニングマシーンになっていくだろうと思っています。これで稼ぐというよりも、世界中の人と音楽で繋がるためのリスニングマシーンに変わって、そこからついた枝葉がビジネスに繋がっていく。例えばこの曲が世界で聴かれているから、このエリアでコンサートをやって、このエリアではこんなグッズを販売して、みたいな感じで。レコチョクさんが始めた「murket」(ミューケット)というサービスは、オンラインストアを構築してデジタルを中心に販売していくソリューションで、今後NFT(Non-Fungible Token)という技術を取り込んでいくという動きもあるので、そのNFTの流通を使って海外に高付加価値商品やデジタルコンテンツを販売することも出来れば、きっと、海外に繋がっていくサービスに発展していくだろうと思います。
武居:デジタル化、ということで言うと、ポニーキャニオンさんは、10月20日より今お話しいただいた「murket」というサービスにおいて「early Reflection Direct」を立ち上げました。きっかけを教えてください。

今井:ポニーキャニオンでは、「early Reflection」という新世代アーティストに向けたPR型配信サービスを行なっていて、現在50組以上のインディーズ・アーティストと契約をしているのですが、そのチームとレコチョクさんの「murket」チームとで何度かブレストをやっているうちに、何か一緒にやってみようという話になったんです。それが形になったのがデジタル直販ストア「early Reflection Direct」です。例えば、NFT事業としてアーティストグッズを販売するマーケットをポニーキャニオンの中に作るという発想もありましたが、「murket」と絡めて何かやってみませんかというご提案をいただき、これは渡りに船だと思いました。
武居:今井さんがこれまでにやってこられたデジタルマーケティングとしての施策の中で、印象に残っているものはありますか?
今井:昨年ビクターからポニーキャニオンに移って、デジタル戦略をいろいろ手伝っていた時に思ったのは、レコード会社は新しい作品を出すことや、新しいアーティストを出すことなど、常に前を見ているじゃないですか。それももちろん大事なんですが、レコード会社の中には価値の高い過去の作品がたくさん残っているんです。なので、新曲や新人を送り出す準備と並行して、ポニーキャニオンの膨大なカタログ財産の中から新たなヒットを生み出すことがストリーミングの醍醐味なんです、という勉強会をやったんです。その勉強会がきっかけで1980年代に焦点を当てた「おとラボ」シリーズというプレイリストを作って、それがどんなふうに聴かれているのかデータ分析ツールを使って調べてみたんです。そうすると、その中の松原みきの「真夜中のドア/stay with me」という曲が海外で異常に人気があることがわかった。シティ・ポップが海外で人気があることは知っていたんですけど、これは面白い現象だなと思って。それで“松原みきの「真夜中のドア/Stay With Me」がグローバルにヒットしている”というニュースを発信したんです。そうすると、Yahoo!ニュースのTOPに上がって、ワイドショーでも取り上げられた。あと、ニュース発信と同時にTikTokにも曲をデリバリーしていたんですが、海外のスーパーインフルエンサーがその曲を使って動画を上げて、その1カ月後に爆発的にヒットした。そこまで狙ってやったわけではなかったのですが、仕掛けた結果が複合的に確かなものとして返ってきたので、一つ勉強になりました。
武居:様々な環境変化の禍中にある現在の音楽業界について、想うことはありますか?
今井:僕は今、noteにレコード会社がどういうところで、どんな仕事をしているのかとか、音楽業界は何をやっているところなのか、ということをわかりやすく書いてみたりしています。なぜかというと、音楽業界を音楽が好きな人や音楽に詳しい人だけじゃなく、いろんな職種の人たちにとってもチャンスがある場所なんだということを伝えたいんですよね。音楽業界にして音楽業界にあらずの人たちに来てほしいんです。例えばデータアナリティクスのプロや、マーケティングのプロ、ソーシャルネットワークのプロとか、そういう人がどんどん入ってきてくれたら、僕らも勉強になるんです。だから、音楽業界の中の仕組みや、音楽業界の中で今何が起きているのかなど、わかりやすく説明するようにしているんですよ。これからの10年は、やりようによってはすごく面白い時代になると思っています。例えばこのコロナ禍でも、ユーザーは“ライブ配信を観る”という環境を体験しましたよね。YouTubeライブ配信の“スーパーチャット”で、投げ銭がとびかっているのを目の当たりにしてビックリしたんですよ。新しいスタイルだなと。
武居:私も音楽が好きなので、アーティストにお金を落としたい気持ちがわかります(笑)。
今井:その気持ちをどうやってみなさんが納得する形でマネタイズしていくのか。これはこれからの音楽業界の課題でもあるし、チャンスでもあると思うんですよね。僕はデジタルをもっと突き詰めていけば、いろんなビジネスチャンスが広がると思っています。やることがいっぱいあるし、そのためにものすごく勉強しないといけない。だから、いろいろな情報やスキルを持っている人たちと仕事がしたいし、自分のところのスタッフ全員にスキルアップしてほしいと思い、積極的に勉強会などを行っています。
武居:ITや他の業界の方との関わりで、またどんどん可能性が広がっていくと。
今井:そうですね。この先“音楽業界”という形じゃなくなるんじゃないかなと感じているんですよ。ポニーキャニオンに来てみたら、アニメ事業や映像事業もすごいし、そこから派生した、地域と組んでいろいろなサービスを展開しているエリアアライアンスチームの動きも面白い。僕はこれが一つのエンタテインメントの世界じゃないのかなと思って。一つの会社の中でその枠を超えて海外で言うところのファンダム化、新しいファンをコアファンにしていくファンダム化を進めていくようなことになっていくんじゃないかと思っています。
武居:今井さんにとって、音楽とは何ですか?
今井:僕は30年以上この業界にいるので、カッコよく言えば、音楽は友達であり仕事仲間なんですよね。仕事とプライベートの境目がないまま、ずっと何十年も過ごしています。だからまだ現役を降りるつもりはないけど、すごく贅沢な時間を過ごしてきているなと感じています。
武居:今、音楽業界でお仕事をされている方々にメッセージをお願いします。

今井:ストリーミングビジネスになって、マーケットがゲームチェンジしたことをみんなで受け入れて、新しい日本のビジネスモデルを作っていきたいですね。ストリーミング売上では、日本は海外と比べてすごく順位が下がるんですよ。だから、僕はやっぱりみんなで知恵を振り絞って、日本独自のやり方でもう一度海外に活路を見つけたいし、そういうことを考えるべきだと思っています。これまでのエコシステムの時代は一旦終わって、新たなモデルを今作っている最中だと考えれば、やることはいっぱいあるでしょって。新しい世代の人たちに新しい音楽の届け方を一緒に考えていくチームでありたいし、これからもそうやって仕事がしたいと思っています。

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今井一成
1986年に日本ビクターに入社、オーディオ機器の営業を経て、ビクターエンタテインメントのSPEEDSTAR RECORDS /タイシタレーベルでサザンオールスターズ等の宣伝を担当。ミリオンセールスを記録した「TSUNAMI」や、伝説の茅ヶ崎ライブを行った頃のサザンオールスターズではチーフプロモーターとしてプロモーションを展開。
その後、2009年からデジタルビジネス部長として、スマホ時代の音楽配信マーケットを担当し、2017年にビクターエンタテインメント取締役とグループ会社の代表取締役に就任。
2020年4月から株式会社ポニーキャニオンに移籍し、エグゼクティブ・プロデューサーとしてストリーミング時代のヒット曲作りに向けてのデジタル戦略を担当。
2021年6月から執行役員本部長に就任。 -
武居 詩織
埼玉県出身。透明感のある唯一無二の存在感で、広告・ファッション雑誌等で活躍。
FUJI ROCKなど国内のフェスに毎年参加するほどの音楽フリーク。
音楽好きモデルとしてライブのレポートなどで活躍する傍ら、有名アーティストのMVにも続々と起用されている。