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ジャンルを超えた活動が板に付き、幅広いファンを獲得している古澤。それぞれ異色のコンビによるクラシックとジャズのアルバムを同時リリースするという離れ業をやってのけた。<br> まずはクラシックの方から。どういう経緯で共演することになったのか今も不思議な、独自の世界を強烈に持つ作曲家でピアニストの高橋悠治との顔合わせ。すでにコンサートでは共演を重ねている二人だから心配はないのだが、案の定、ユニークな演奏となった。独特のテンポ感覚とフレーズ感のある高橋のピアノは、聴き慣れない人には多少の違和感があるかもしれない。それを心から楽しみながら弾いていく古澤が、すこぶる魅力的。前半4曲で耳の準備ができたはずなのに、メインのフランクがまたさらにユニークな仕上がり。大らかというのか、悠々というのか、音楽がせせこましくなく大きいのだ。エッジの効いた現代的な演奏の対極をなす、とも言えるだろう。このフランク、ちょっと病み付きになりそうだ。<br> ジャズの方は古澤の後輩にあたる葉加瀬太郎とのデュオ。クラシックの名匠ユーディ・メニューインとジャズの大御所ステファン・グラッペリが、デュオを組んで80年代に残したアルバムをイメージしているのだという。葉加瀬が主導しての演奏になると思いきや、古澤の語り口の巧みなことに、まず驚き。メニューインではなくグラッペリ寄りで、ジャズ・ヴァイオリンならではの軽妙な味わいを見事に表現しているのだ。葉加瀬も負けじと張り切るから、和気あいあいとした空気の中にも、心地よい緊張感がある。古澤が時折聴かせるクラシックならではの音色が、新鮮な彩りとなって演奏に変化をもたらしてくれる。アレンジの鷺巣詩郎を含めて、この二人をバックアップするミュージシャンの豪華なことも特筆したい。なかでも渡辺香津美のギターは絶品だ。この企画、次回作も大いに期待したいところだ。(CDジャーナル)
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