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北川翔(バラライカ奏者)合唱団白樺創立時からの常任指揮者であった北川剛を祖父に、東京バラライカアンサンブル創立・主宰、バラライカ奏者であった北川つとむを父に持ち、幼少よりロシアの音楽に親しむ。7歳で舞台デビュー(東京、バリオホール)。バラライカを北川つとむ、ピアノを新井雅代、作曲・編曲法を中島克磨各氏に師事。01年、東京バラライカアンサンブルにドムラ奏者として入団、ロシア公演に参加。04年9月、ロシア国立ラフマニノフ記念ロストフ音楽院に特別奨学生として入学。バラライカをアレクサンドル=ダニーロフ、シンフォ二ー・オペラ指揮法をアレクサンドル=ゴンチャロフ、セミョーン=コーガン、編曲をゲンナージー=タルスチェンコ各氏に師事。05年5月、日本人初となる、ロシアでのバラライカのソロリサイタルを開催(ロストフ音楽院小ホール)。06年2月、A.ダニーロフ教授還暦記念演奏会(ロストフ州立フィルハーモニー)、P.ネチェポレンコ90歳記念フェスティバル「蒼々たる楽器製作者達」(モスクワ、グネーシン記念ロシア音楽アカデミー)に出演。聴衆だけでなく、現地のマスコミからも絶賛を浴び、TV、新聞でも大きく取り上げられた。06年4月、日本ソロデビューリサイタルを開催(東京、カザルスホール)。07年7月、1stアルバム「Sounds of Balalaika」発売。08年4月、ソロリサイタルを開催(ロストフ州立フィルハーモニー)。08年8月、第2回ソロリサイタルを開催(東京文化会館)。08年11月、第7回国際ロシア民族楽器コンクール<ベロゴーリエ杯>バラライカ部門第1位(ベロゴロド市)。09年6月、北川記念ロシア民族楽器オーケストラを設立。指揮、編曲を務める。ロシアの音楽を、祖父、父、子と三代にわたり継承する稀有な環境ばかりでなく、その豊かな音楽性とテクニックは、本場でも高い評価を得、日本はもちろん、広く世界から注目される、新進気鋭のバラライカ奏者である。
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