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PERSONZ+原田美枝子+左右田薫、 楽曲で物語&物語で楽曲を 表現した圧巻のパフォーマンス

2019/10/22 22:00

PERSONZ+原田美枝子+左右田薫、
楽曲で物語&物語で楽曲を
表現した圧巻のパフォーマンス



PERSONZが10月14日、『「HEART OF GOLD」LIVE+STORY PERFORMANCE PERSONZ+原田美枝子+左右田薫』と題した公演を有楽町にあるヒューリックホール東京で開催! この公演はバンドにとって全くの新しい試みであり、大きな挑戦となった。

上手に置かれたクラシカルなチェアを古びたライトが柔らかい光で照らしているステージ。中央寄りにはシルバーの大型バイク、SUZUKIの刀がセットされており、PERSONZの楽器は下手寄りにスタンバイ。そして、客電が消えるとステージの後ろに設置されたスクリーンに雲がハイスピードで流れる映像が映し出される。

原田美枝子はステージの下手からPERSONZのメンバーと共に登場し、彼女が銀色に光るバイク"刀"にまたがるとエキゾーストノートが轟き、ライブは「BACKFIRE」で幕を開けた。JILLはプラチナブロンドのウィッグに黒いレザーの膝上のワンピースでその上にビンテージっぽい白いレースの衣装をまとい、他のメンバーも黒を基調とした衣装に身を包んでいる。一方、原田は髪を後ろで一つに結わえ、黒いレザーのパンツにレザーのジャケットという衣装。疾走感のある映像に原田の表情が重なるように映し出されるとまるで実際に風を受けながらバイクがフルスピードで走っているように見える。1曲目が終わりバイクから降りると原田は上手に置かれた椅子にゆっくりと腰をかけた。

物語の時代は2099年。全ての環境が完璧にコントロールされたドームシティに住む13歳の少女ヴィーと、何もかもが荒廃してしまったロストシティに住む16歳の少年カイの成長と希望の物語。PERSONZはロストシティのBarで演奏している設定で本公演ではこの物語を演奏によって演出することに徹してるように見えた。

2008年に発表されたアルバム『HEART OF GOLD』は制作時からJILLの中にははっきりとした物語があり、そのサウンドトラックのようなアルバムを作りたいというのがコンセプトだったと聞いた。積年の夢を具現化するためにJILLは4ヶ月もの長い時間をかけて時にはドラムスの藤田の手を借りながら脚本と構成を完成させたそうだ。

原田が朗読する物語とリンクする左右田の手によるイラストがスクリーンに映し出される中、この日のために作られた新曲「FIRST CRUSH」を披露。ヘビーな重低音が印象的で荒廃したロストシティを象徴しているようなラウドなロックだ。続く、INAZUMA WOMANではドラムソロ、INORIでは渡邉らしい繊細なベースソロで物語に深みと彩りを添えた。そして、卓越した表現力で物語を牽引する原田の内に秘めた強い意思と叡智と優しさを携えた姿は、まさに主人公ヴィーそのもので気がつくといつの間にか物語の中に強く引き込まれていた。

新調された銀色に光る月のオブジェを高く掲げ歌う「月の輝く夜に」やJILLの力強いボーカルが印象的だった「BRAVE HEART」、「HEART OF GOLD」で心地よい余韻を残しながらパフォーマンスは終了した。しかし、まるで映画のようなエンドロールが流れる中客席からの拍手は鳴り止まない。カーテンコールに応えて再びステージに登場したJILLを始めとするPERSONZと、ヒロイン"ヴィー"を見事に演じきった原田。それぞれの表情には楽曲で物語を表現し、物語で楽曲を表現するというこれまでチャレンジしたことのないパフォーマンスをやり遂げた達成感と満足感が現れていた。

そして、JILLは初めて原田と出会った時の事、その時に原田の優しさに助けられた事などのエピソードを紹介し、サプライズで「DEAR FRIENDS」を披露。演奏中はJILLも原田も微笑み合い肩を抱き合ったりしながら歌い、本編中は立ち位置からほとんど動くことのなかった本田もギターソロでは原田が座っていた椅子に座りながら演奏したり、下手の渡邉と一緒にコーラスをしたりと原田との初めてのセッションを楽しんでいた。

JILLの「1回きりじゃもったいないよね?」の問いかけに客席からは大きな歓声と拍手が起こった。再演を大いに期待したい。

photo by moo

【セットリスト】
M1 BACKFIRE
M2 ROUGH DIAMOND
M3 LIFE IS FIGHTING
M4 FIRST CRUSH
M5 INAZUMA WOMAN
M6 INORI
M7 GOOD VIBRATION
M8 FIRST CRUSH
M9 ROOF TOP インスト
M10 JILLION VOICES
M11 THE ONLY ONE
M12 MOONSTRUCK
M13 月の輝く夜に 
M14 BRAVE HEART
M15 HEART OF GOLD

【ライブ情報】
『WONDERFUL MEMORIES TOUR_MORE!』
10月27日(日) 電気ビルみらいホール

『LIVE at JAZZ CLUB CIRCUIT [JAZZ CLUB PERSONZ]』
12月05日(木) 名古屋 Blue Note
1st: 開場17:00 開演18:00
2nd: 開場20:00 開演20:45
12月06日(金) Billboard Live OSAKA
1st:開場17:30 開演18:30
2nd: 開場20:30 開演20:30

『PERSONZ at LDH kichen THE TOKYO HANEDA 20200125
[JILL JUST60th!KANREKI SPECIAL!]』
2020年1月25日(土) 東京LDH kichen THE TOKYO HANEDA
1st:開場14:00 開演15:00
2nd:開場17:30 開演18:30


ニュース提供:OKMusic

 

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アーティスト情報

プロフィール

1984年JILL、本田毅、渡邉貢、藤田勉でPERSONZを結成。

1987年にインディーズレーベルHEADS-Uよりリリースした第二弾ミニアルバム「POWER-PASSION」がインディーズチャート1位を獲得。同年にはテイチクBAIDISレーベルよりアルバム『PERSONZ』でメジャーデビュー。タイアップの走りとなるTBSのドラマ「ママハハブギ」に「DEAR FRIENDS」が起用されると、そのPOPでストレートでメロディアスなサウンドは爆発的に日本中に伝わった。

3rdアルバム『NO MORE TEARS』がオリコンアルバムチャート初登場で2位を獲得、続く4thアルバム『DREAMERS ONLY』は初登場で第1位を獲得する。その後1992年にギタリスト本田毅が脱退するが、2002年に10年振りに復帰。現在はオリジナルメンバーで活動中。

現在までに19枚のオリジナルアルバムをリリースしている。

2011年にはオフィシャルサイトのみで購入可能のシングルを毎月リリースする[LIMITEDシングル12]を展開。同年のツアー中3月に東日本大震災が起こり、予定されていた東北ツアーを延期。
その後ツアーを続ける中“目標を持つことこそが今後生きて行く為の大きな指針にもなる!”と、東北の振替公演を含めた7月のツアー最終日の新潟で「30周年に再度武道館でライブをやる!」とJILLが夢の欠片を思わずファンに激白!その目標は、現在のPERSONZの活動に勢いと追い風を与えている。

実際2013年1月12日に昼夜公演を行い43曲を演奏。気迫漲るスーパースタートを披露。
更には2013年10月26日にオリジナルメンバーでは24年振りとなる渋谷公会堂のライブを成功。

結成30周年を迎える2014年から2015年の周年のFINALとしての武道館ライブが2015年6月26日に決定。
現在PERSONZはファンと共有する夢の実現に向けて日々演奏力と団結力を高め深めている。

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