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柴田淳、約1万人を動員した 6年振りの全国ツアーが終幕

2019/02/28 13:00

柴田淳、約1万人を動員した
6年振りの全国ツアーが終幕



シンガーソングライターの柴田淳が、2月27日に6年ぶりとなるホールツアー『JUN SHIBATA CONCERT TOUR 2019 月夜PARTY vol.5 ~お久しぶりっ子、6年ぶりっ子~』のファイナル公演を東京・NHKホールで開催した。

ツアータイトルにちなんだ“月夜の森の中の音楽界”をイメージさせるステージに白い衣装を纏い登場した柴田は、昨年10月にリリースされたアルバム『ブライニクル』同様、1曲目「Multiverse」でコンサートの幕を開けた。美しい照明と大量のスモークによる幻想的な雰囲気の演出とともに、浮遊感のある壮大なサウンドをバックに繊細で情感豊かな歌声を響かせていく。その圧倒的な存在感に会場は一瞬で支配され、観客は柴田にしか描き出しえない至福の世界に引き込まれていった。

“6年ぶりにまたステージに戻ってこれてうれしいです。今、いろんな思いを胸に抱いてここに立っています。一生懸命歌いますので楽しんでいってください”

ひりつくほどのリアルな感情を注いだ重厚な楽曲が次々と披露されていく中、オーディエンスのクラップを誘った「メロディ」やアコーディオンの音色をアクセントとする「ノマド」といった比較的彩度の高いナンバーを織り交ぜて生み出される緩急も心地いい。ファンと共有する時間への喜びが滲む柴田の表情も印象的だった。

中盤、シックな黒のドレスに衣装チェンジをした柴田。曲が進むにつれて高ぶっていく感情をエモーショナルなボーカリゼーションで表現し尽くした「HIROMI」や、大きな月が浮かぶ映像を背に歌われた「月光浴」など、自身の愛する曲たちが最高のパフォーマンスで届けられていく。楽曲に宿った命が音源以上に生々しく心を揺さぶってくるのは、まさにコンサートの醍醐味と言えるだろう。

“この6年間でいろんなものを失いました。ステージに立つ感覚がなくなりました。ステージから見える客席の風景も忘れていました。今回はそれらを拾い集めるツアーだったと思います”

本編最後のMCで吐き出された今のリアルな思い。彼女は今ツアーを通して、“ステージに立ってワクワクするように初めてなりました”と嬉しそうに語る。さらに“これからの柴田淳はライブ中心にやっていこうかなと思ってます”と、新たな決意も告げられた。その言葉で巻き起こった拍手のあたたかな余韻に包まれながら、愛犬との別れをきっかけに生まれたという「桜日和」へ。この曲のラストではステージ上空から桜吹雪が舞い散り、一足早い春を感じることができた。そして、妖艶な魅力に溢れた「マナー」で本編は幕を閉じた。

アンコール、ひとりでステージに登場した柴田は客席からリクエストを募り、自身の曲や他のアーティストの曲をアカペラで歌ってファンを喜ばせる。距離の近い、親近感のある素の表情もまた彼女の大きな魅力だ。その後はバンドメンバーを再度呼び込み、3曲を披露。ラストの「車窓」が歌われる際、ステージバックにははるか彼方へと続く1本の長い道が映し出されていた。それはデビューから17年を経た柴田淳の歩みがここから先も力強く続いていくことを暗示していたように思う。エンディングでは思わず涙を浮かべていたが、その表情には清々しさが満ちていた。充実した今回のツアーは新たな旅立ちへの第一歩だったのかもしれない――そんなことを感じさせてくれたツアーファイナル、約2時間半のコンサートだった。
photo by 酒井ダイスケ
text by もりひでゆき
【セットリスト】
1.Multiverse
2. おかえりなさい。
3. あなたが泣いてしまう時は
4. 人間レプリカ
5. メロディ
6. ノマド
7. 哀れな女たち
8. HIROMI
9. いくじなし
10. 月光浴
11. 桜日和
12. マナー
<Encore>
13. 嘆きの丘
14. 雨
15. 車窓


ニュース提供:OKMusic

 

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アーティスト情報

プロフィール

1976年11月19日生まれ、東京都出身、A型。

シンガーソングライター。
幼少の頃よりピアノのレッスンを受け、20 才の頃より作詞作曲を始める。
2001年10月31日デビュー。

2011年10月、デビュー10周年を迎え、10thアニバーサリーツアーを大成功に収める。
これまでに8枚のオリジナルアルバムをリリース。
シンガーソングライターとしての活動の他にも、楽曲提供、ナレーション、ラジオパーソナリティなど幅広く活躍している。

楽曲提供

CHEMISTRY 「月夜」(作詞)/Album 「Second to None 」
中島美嘉 「声」(作詞作曲)/Album 「VOICE 」
坂本真綾 「秘密」(作曲)/Album 「You can' t catch me 」

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