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旧ユーゴの平和の象徴、 歌姫ヤドランカの軌跡をたどる追悼盤緊急リリース

2016/07/20 12:30

旧ユーゴの平和の象徴、 歌姫ヤドランカの軌跡をたどる追悼盤緊急リリース

旧ユーゴスラビアの国民的歌手であり、日本で20年あまりアーティストとして活躍していたヤドランカの追悼アルバム『Hvala(フヴァーラ ~ありがとう)ヤドランカ・ベスト』が、7月20日に緊急発売されることになった。

ヤドランカは旧ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)サラエボ出身のシンガー・ソングライターで画家。 1984年、サラエボ冬季オリンピックのテーマ曲の制作と歌唱により、一躍ユーゴスラビアの国民的歌手となった。来日中の1991年に祖国で内戦が勃発。以降日本を拠点に母国の平和を願いながら幅広い音楽創作活動を続け、1989年より8枚のアルバムやシングル企画をリリース。2011年NHK『みんなのうた』で「誰かがサズを弾いていた」が大きな話題になったが、2016年5月3日にALS(筋萎縮性側索硬化症)による呼吸不全のため逝去。享年65だった。

この追悼アルバムには、NHK『みんなのうた』で反響の大きかったサズの起源をたどる叙事詩的な作品「誰かがサズを弾いていた」、サラエボオリンピックのテーマソングとして世界中で愛されている「あなたはどこに(原題シュトテネーマ)」など母国語と日本語によるオリジナル曲はもちろんのこと、旧ユーゴの民謡から日本のトラディショナルを独自アレンジで取り上げているヤドランカの幅広い音楽が収められている。そして、ボーナストラックにはヤドランカが最後に遺した歌「夜明けの空に」が収録されている。ALSで声も出にくくなったヤドランカの声が出る最後の頃に録音したデモテープ。全盛期の頃の声にも劣らない、慈愛に満ちた歌姫ヤドランカの歌声を聴く事ができる。今作は、故人と親交の深かった作詞家友利歩未の企画プロデュース、湯川れい子の監修のもと実現した。

また、7月21日から4日間『ありがとうヤドランカ 追悼作品展& LIVE』(東京新宿)が開催される。期間中は、画家でもあったヤドランカの遺作を展示し、さまざまな活動を通して交流のあったミュージシャンや研究者などの方々によるライブやトークショーが催される。

■ヤドランカ オフィシャル HP
http://jadranka-jp.com/
■ヤドランカ ありがとう 追悼作品展&LIVE
http://p3.org/JAPAN/2016/06/jadranka20160721/

アルバム『Hvala(フヴァーラ ~ありがとう) ヤドランカ・ベスト 』
発売中
COCB-54194/¥2,315+税
<収録曲>
01. 誰かがサズを弾いていた 作詞:友利歩未 作曲:ヤドランカ 編曲:渡辺俊幸
02. あなたはどこに ŠTO TE NEMA 作詞:Aleska Santic 作曲:ヤドランカ 編曲:国吉良一
03. 一日がもっと長ければ SVE SMO MOGLI MI 作詞:Zujo Valerijan 作曲:Sipka Zarko 編曲:鬼怒無月
04. 俳句 HAIKU 作詞:乙字/子規/一茶/宗祇 作曲:ヤドランカ 編曲:Miroslav Tadić
05. ベイビー・ユニバース BABY UNIVERSE 作詞・作曲・編曲:ヤドランカ
06. AMALIA〜アマリア〜 作詞:友利歩未 作曲:ヤドランカ 編曲:国吉良一
07. アンジョ ANDJO 作詞・作曲:ヤドランカ 編曲:Miroslav Tadić
08. マナ MANA Traditional song From the north part of Brazil
09. 鮎かつぎ唄 AYU KATSUGI 作詞:ヤドランカ 作曲:Traditional 編曲:ヤドランカ
10. 砂漠のエトランゼ JOVANO JOVANKE 作詞:Traditional 作曲:ヤドランカ 編曲:国吉良一
11. エレノ ELENO Traditional song From Macedonia Remake by ヤドランカ 編曲:Miroslav Tadić
12. LJUBICA(リュビッツァ)~すみれ~ 作詞:友利歩未 作曲:ヤドランカ 編曲:国吉良一
13. 予感 YOKAN 作詞:ヤドランカ 作曲:山内雅弘 編曲:鬼怒無月
14. 風の環の歌 作詞:湯川れい子 作曲:渡辺俊幸
15. TAMAMOE 作詞:ヤドランカ 作曲:coba 編曲:ヤドランカ
〜ボーナス・トラック〜
16. 夜明けの空に〈デモ音源〉* 作詞:友利歩未 作曲:ヤドランカ
*…モノラル録音

監修: 湯川れい子
企画プロデュース:友利歩未
解説:湯川れい子 北中正和

『ありがとう ヤドランカ 追悼作品展&LIVE』
7月21日(木)~24日(日) P3 art and environment
料金:無料
主催:ありがとう ヤドランカ展実行委員会
代表:湯川れい子
協賛:ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館
協力:(株)セントラルミュージック、日本コロムビア(株)、(株)アドリア・インターナショナル

■7月21日(木)
15:00~18:00 ヤドランカ作品 展示
19:00~21:00 LIVE:小室等、佐藤Gwan博、竹田(金)裕美子、ママタンゴ(ホッピー神山+福岡ユタカ)(五十音順)

■7月22日(金)
13:00~18:00 ヤドランカ作品 展示
19:00~21:00 LIVE:B-come(坂田美子+稲葉美和+木村たかのぶ)
上映:ヤドランカ懐かしの映像集

■7月23日(土)
13:00~17:00 ヤドランカ作品 展示
18:00~20:00 バルカン音楽の世界~ヤドランカの軌跡〜 TALK:山崎信一、中島由美
LIVE:永島広

■7月24日(日)
13:00~16:00 ヤドランカ作品 展示
17:00~19:00 ヤドランカ誕生日を一緒に!
スピーチ:湯川れい子
LIVE:Sublime、喜多直毅、Ayuo+立岩潤三+瀬尾真喜子


ニュース提供:OKMusic

 

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アーティスト情報

プロフィール

1950年7月24日、旧ユーゴスラヴィア・サラエヴォ生まれの女性シンガー・ソングライター/画家。本名はヤドランカ・ストヤコヴィッチ。16歳の時、叔父のジャズ・グループに参加。フィロゾフスキー大学で哲学と心理学、サラエヴォ国立美術大学で絵画を学ぶ。84年にサラエヴォ冬季五輪のテーマ曲の制作と歌唱で一躍国民的歌手に。88年の来日時にユーゴ内戦が勃発し、以降日本を拠点に活動を展開。2009年にボスニア・ヘルツェゴヴィナ音楽賞を受賞。日本のTV番組や映画のテーマ曲の制作、楽曲提供など幅広く活躍。2011年より帰郷し療養生活を送っていたが、2016年5月3日にボスニア・ヘルツェゴヴィナのバニャルカの病院で死去。65歳没。

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