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1998 年。レゲエ激戦区大阪で本名のYudai として活動を開始。 美術系の学校に通っていた経歴を持つDizzle はアートに対しても精通しており、音楽においても常に高い志を抱いていた。2004 年にはNY の中でもジャマイカ、カリブ系の移民が多く生活するBrooklyn に移住。8 年間にも及ぶ渡米生活で「ジャパニーズレゲエ」という枠に納まらない卓越した音楽センスや、その独特のファッションセンスを確立していった。 そして渡米中にアーティスト名を本名のYudai からDizzle(ディズル)に改名し活動を再開する。 渡米生活で、NY カルチャーを吸収した彼はDizzle としての活動を本格化。2011 年にはNY No.1 HIPHOP ラジオとして世界中のリスナーを誇るHOT97 でメインパーソナリティを務めるMassive B / Bobby Konderse を共演に迎えた東日本大震災チャリティソング「Rise Again」を現地から発表。そして同年現地から発表された「Drinks Up」は日本国内でのリリース前から日本のクラブでヘヴィ プレーされ、Dizzle という謎のアーティストは日本国内に知れ渡ることとなる。その後デジタルシングル「Walk Right」「Ain't Going Nowhere」を立て続けにリリース。NY 在住にも関わらず国内で一躍注目の的となり2012 年11 月。待望のファーストアルバム「TRILL」(DQC980/Starlight Pro.)をリリース。 そのNY 仕込みの最先端ビートはジャパニーズレゲエファンの度肝を抜いたのはもちろん、HIPHOP リスナーにも賞賛され、音楽関係者からは「ジャンルの架け橋となれる存在」と高い評価を得る。 2012 年夏に帰国したDizzle を待っていたのは全国クラブイベントからの出演オファーと、コンピレーションタイトルやフィーチャリングのオファーがジャンルを問わず殺到することとなり、シーンにおいてジャンルでカテゴライズされることのない新たなポジションを確立する。REGGAE でもない、HIPHOP でもない…コイツは一体何なんだ?! 今後の動向が注目されるDizzle だが2013 年末より制作の為渡米。そしてSPACE SHOWER MUSIC 内に設置されたクラブミュージック専門レーベルCabron Music と自身が所属するStarlight Productios の共同制作により2 年ぶり、自身2 枚目となるフルアルバム「JUICE」をリリース。 Dizzle の音楽はいつからかカテゴライズされてしまった現在のミュージックシーンの在り方を大きく変えるだろう。
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