着うた®の日LIVE'10
「着うた®の日LIVE ’10」レポート
■豪華アーティストが競演!!『着うた®の日 LIVE’10』

トップバッターは斉藤和義。スリリングなギターのイントロで幕開けた「ずっと好きだった」で、観客は一気に惹き込まれて行った。ソロ名義ではあるが、メンバーと共にグルーヴィーなサウンドを生み出す様は、完全に超一級のロック・バンド。斉藤和義によるギター・ソロで盛り上げる場面もあるなど、歌声だけにとどまらない魅力が存分に発揮されたステージであった。

WEAVERの1曲目は「僕らの永遠〜何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから〜」。柔らかなメロディに魅了された観客の手拍子が、JCBホールを和やかに揺らした。「今一番リアルな気持ちが入っている曲です」という杉本雄治(P&Vo)の紹介を経て披露さされた新曲「キミノトモダチ」は、甘酸っぱいメロディが光った。演奏後、深々と一礼をした3人へ、観客から惜しみない拍手が贈られた。

moumoonは誰もが楽しみにしていたあの曲、「Sunshine Girl」からスタート。伸びやかなメロディを澄み渡った声で歌いながら、ワンピースの衣装を揺らして歌うYUKAは、まるで森の妖精のようだった。「わたしは明日、着うたの日の12月3日が誕生日なんですよ。縁を感じます」というYUKAのMCで観客を沸かせつつ、ラストは「moonlight」。穏やかな幸福感が、観客を包んでいった。

ハイテンションな全速力でステージに飛び出して来たナオト・インティライミ。「盛り上げておいてなんですが、1曲目はほっこりしたラブソングです」と「タカラモノ〜この声がなくなるまで〜」へ。MCで巧みな話術を発揮し、絶妙なタイミングで曲へと突入する最高のエンタテインメントを全篇で展開してくれた。ものすごい数のタオルが場内でカラフルに回転した「マワセマワセ」、スペイシーなサウンドと痛快なタテノリが融合した新曲「Adventure」まで。客席中が笑顔で溢れていった。

今年行われたレコチョクオーディショングランプリに輝いたfumika。キラキラしたウィンター・リミックスが施された「天国のドア」を歌いだした瞬間、全ての観客が彼女の高い実力に圧倒されたはずだ。全身を使って歌い、声量たっぷりに歌うfumikaの歌は、心の奥底にまで届いてきた。2曲目「snowflakes」は、軽快なステップでステージ上を巡り、時々手を振り、喜びに満ちながら歌う姿が印象に残った。今後の活躍に期待が高まる。

1曲目「ルーズリーフ」の時点で、早くもすさまじい盛り上がりとなったヒルクライム。4曲目「春夏秋冬」を歌った後のTOCのMCが粋だった。「着うたによって音楽が身近になったのは素晴らしいことです。でも、ライヴの熱気はダウンロード出来ません。記録よりも記憶に残せるのがライヴです」。そして、スペシャル・ヴァージョンで聴かせたのが、DJ KATSUのキーボード演奏を交えた「大丈夫」。何が起こるか分からないのがライヴ。着うたを愛するユーザーが生で音楽を体感するために集まったこのイヴェントの意義を、鮮やかに示したエンディングとなった。
取材・文:田中大

■このライブに参加した読者レポーターが会場の熱気をレポート!
「斉藤和義がいきなりトップバッターでびっくり!まさかのネタバレも…」
(続きはモバイルで!⇒http://recochoku.com/pc/info_livereport/)
■セットリスト
斉藤和義
1.ずっと好きだった
2.Small Stone
3.歩いて帰ろう
WEAVER
1.僕らの永遠〜何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから〜
2.キミノトモダチ
moumoon
1.Sunshine Girl
2.moonlight
ナオト・インティライミ
1.タカラモノ〜この声がなくなるまで〜
2.マワセマワセ
3.Adventure
fumika
1.天国のドア
2.snowflakes
ヒルクライム
1.ルーズリーフ
2.トラヴェルマシン
3.Shampoo
4.春夏秋冬(アコースティックVer)
5.大丈夫

