Shout it Out インタビュー
Shout it Out

未確認フェスティバル グランプリ受賞
地元大阪・堺を拠点に活動する4ピースロックバンド。「閃光ライオット」での悔しさを胸に挑んだ「未確認フェスティバル」で、みごと初代グランプリに輝く。等身大の歌詞とドラマティックなメロディーは聴く者の心をつかんで離さない。今後の活躍に注目が集まる関西ギターロック界の新星。

Shout it Out アーティスト特集を聴く

こんにちは。Shout it Outのヴォーカル、山内彰馬です。

■バンド結成のきっかけは?
Shout it Outが始まったきっかけは、高校1年生の時に軽音楽部に入ったのですが、ベースの新山大河が休み時間になるたびに僕の教室へやってきて、〈うちのバンドで歌ってくれないか?〉とお願いされていたんです。当時、バンドはやりたかったんですけど、人前に立つことがすごく苦手で、恥ずかしいからとずっと断っていたんですけど、アイツが折れずに毎回来るものですから(笑)、こっちが折れてしまって。で、それがShout it Outの始まりですね。そこから気がつけば4年やっています。
■新山くんがそこまで山内くんを口説いた理由は?
軽音楽部に入部してすぐに、〈親睦会〉と称して1年生のほとんどの部員たちでカラオケに行ったんです。その時に僕が無理矢理マイクを握らされて、歌わされていたのをアイツが聴いて、〈あ、コイツしかいねぇ〉と思ったらしいんです。そのことは最近聞いたんですけど。そういった意味では、Shout it Outは新山の妄想から始まったんですよね。
■〈未確認フェスティバル2015〉に応募しようと思った理由は?
僕たちは2013年と2014年の〈閃光ライオット〉に2年連続で応募していて、2年連続で落ちていたんです。2014年はファイナルの一歩手前まで進出できたんですが、直前で落ちてしまって。そのリヴェンジをしたかったんですけど、正直、2015年に〈閃光ライオット〉から名前が変わって〈未確認フェスティバル〉になったこともあって、最初は応募するかどうか迷っていたんですけど、やっぱり落ちてしまった2年間、僕らに投票し続けてくれてた人たちがいたし、自分のなかでも消えない炎が燃えていて(笑)、これはやっぱり応募してリヴェンジするしかねぇなと思ったんです。それで、最初から優勝する気持ちで応募しました。
■〈未確認フェス〉以外に、オーディションなどに応募していましたか?
〈未確認フェスティバル〉以外には、大阪の〈十代白書〉という同じく10代限定のコンテストにも出場していたくらいですね。ずっと挑戦し続けてたのは〈閃光ライオット(未確認フェスティバル)〉くらいですね。
■では3回目の挑戦となった〈未確認フェスティバル2015〉は、どのような気持ちで臨みましたか?
負けた2回を乗り越えてきているわけですから、他のバンドと比べるのもアレなんですけど、比べても負けないほどの自信がありました。〈優勝しなきゃだめだろう〉ぐらいの気持ちで挑んでいたんですよね。だからホントに〈ファイナルに行けたらいいなぁ〉とか、前回まではその程度の気持ちで臨んでいたんですけど、その時とは熱量が全然違いました。
Shout it Out
■2015年12月にリリースされたミニ・アルバム『Teenage』のリード・トラック“光の唄”を作った時のことを教えてください。
この曲は友達に向けて書いた曲なんですけど、それと同時に、ライヴをする時に目の前にいてくれる人たちが悲しみに打ちひしがれている姿というか、夜中、孤独に膝を抱えて泣いている姿を想像して……今時、膝を抱えることはないかもしれないですけど、そういう姿を想像したんです。そんな人たちの背中を押して、少しでも前を向いてもらえたらなと思って作りました。
■逆に、その頃、自分の背中を押す必要はなかったでしょうか?
この曲を作った時、僕は16歳だったんですけど、僕もずっと落ち込んでいたんですよね。誰かに背中を押してほしかった。だから、たぶん無意識のうちに自分で自分の背中を押したくて、この曲を作った、というのもあると思います。
■Shout it Outの曲作りはどのようにやっているのですか?
ギターの露口仁也か僕がコード進行を考えて、そこにメロディーと詞を僕が乗せる感じなんですけど、特に詞を作る時は勝手に〈人が何を考えているか〉みたいなことを妄想しています。例えば、休日にブラブラと公園へ行っていろんな人が楽しそうにしている顔を見たり、本屋さんに行って本を読んでる人の顔を見ながら、その人たちが何を考えているのかを頭の中で妄想して、その人が求めている言葉は何なのかを勝手に考えて曲を作ったりしていますね。
■上手に妄想するコツはありますか?
別人にホンマになりきること、ですかね。例えば、駅で熱い抱擁を交わしている恋人たちがいるじゃないですか。それを見て、実際に自分が抱きしめられている気になりきる、みたいな(笑)、そんな感じですね。