Pascals
ピアニカ、トイピアノ、バイオリン、チェロ、トランペット、ウクレレ、ギター、バンジョー、ドラムス、パーカッション、リコーダー、ノコギリ、おもちゃ等々による14人編成。日本のみならずヨーロッパでも高く評価を得るマジカル・アコースティック・オーケストラ。その独特の開放感を持ったサウンドは、ふわふわと大きな雲のように動きだす。
1995年、ピアニカ奏者でリーダーのロケット・マツを中心に結成、97年に初のアルバム『こりすちゃん・でおーる』を発表。2001年にはフランスの前衛音楽家パスカル・コムラードによる紹介でCD『Pascals ふらんす de でおーる』が全ヨーロッパ、アメリカ、アジアで発売された。フランスではル・モンド紙、テレラマ誌、レザンロキュプティブル誌の月間イチオシ推薦盤シールを獲得。現地でも珍しいトリプル受賞で高い評価と大きな歓迎を受けた。同年仏・レンヌの「Trance Musical Festival」に招聘され渡仏。非常にユニークでオリジナルなアンサンブルを繰り出すライブ・パフォーマンスが熱狂的な絶賛で迎えられ、以後これまでに合計5回の欧州ツアーと1回の豪州ツアーを行っている。
日本国内ではコンスタントにライブ活動を続けており、「SUMMER SONIC 2009」「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2009 in EZO」「ARABAKI ROCK FEST.2010/2012」「TONOFON FESTIVAL 2011」「服部緑地 RAINBOW HILL 2009/2012/2014/2018」等のフェスティバルにも招聘されている。
近年はライブ活動の他に、河瀬直美監督や大林宣彦監督の映画、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の舞台、テレビドラマの音楽等も手掛けている。
2018年9月に6年ぶりのアルバム『日々、としつき』を発表。国内盤のアルバムとしてはライブ盤を含め8枚目の作品となる。この他にライブDVD3作品、4枚の海外盤アルバムをリリースしている。
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