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語録にある"ダマになってドゴ~ンていうヤツやりたいのね"って、このことだったのですね。いよいよボルテージを上げてきた才覚、確実にネクスト・レベルを捉えている小島麻由美の5枚目。それにしても、なんて色っぽく愛くるしい魅力にあふれたアルバムなんだろう。女心のはしゃぎから揺らぎまで、刺激から嘆きまで、酸いから甘いまで。それをこんな凄味のあるお茶目で表された日には、たまったもんじゃない。歌うことに色気づいても無垢な邪気はそのまま。だから天真爛漫なまま妖艶にもなれるのだろう。そこがたまらなく愛しいんだけど、もはやガーリィじゃない。幼いブルーの心でセシルにうつつを抜かしていたのはちょっと前まで。今はジャズやブルースに根ざしてスウィングするポップスを成し遂げて、契った名プレイヤーたちが奏でる魔性のリズムを不敵なまでに駆り立てている。<br>スタジオ・セッションで仕上げたアレンジの要はギタリスト塚本功(ネタンダーズ)と2人で練り上げたという。もとより昭和歌謡云々では括れない超えた個性を誇示するその蜜なコンビネーションは、たとえばEGO-WRAPPIN'の2人を思わせるが、EGO-WRAPPIN'が『私立探偵 濱マイク』の主題歌(本命)なのに対してこちら「恋はサイケデリック」は『ナイトホスピタル』の劇中歌(大穴)。そんなトピックにもこの人の計りしれないポピュラリティが暗に示されているような気がしてならない。で、先行シングルとしてすでに突き抜けていたブルービート・ヒット「ロックステディ ガール」や3連ロッカ・バラード名曲「愛しのキッズ」がまだ序章だったことを示す曲乗りナンバーの応酬に早々ノックアウトされることうけあい。ブラス群が派手に暴れる冒頭2曲からアート・ブレイキーな「赤と青のブルース」で装ったクールの誕生は、ドライヴするヴィブラフォンとコントラバスが導く「ハードバップ」でさらに加速していく流れに。まさしく享楽と哀愁の大サーカスで御座い。(CDジャーナル)
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